アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

ランダムウォーカー著者「インフレ時、長期債は避け、割高でも株を購入すべき。バブル崩壊に備え、分散できるインデックス投資を推奨。」

12/3付の日経新聞の記事を読みました。バートン・マルキール氏のインタビュー記事です。同氏は「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者で、プリンストン大学の名誉教授でもあります。インデックスファンドの創設を提唱した同氏が、現在の株式市場についてコメントしています。以下、記事の要約です。

 

◆要約

・インフレは一時的ではなく、2%のインフレ率に戻るには時間がかかる。サプライチェーン問題は解消されていくだろうが、労働者不足問題は長期的なものになる。

・移民への反対感情は強く、受け入れ規制は緩和されないだろう。新型コロナウイルスの感染拡大後、退職した60代は仕事に戻らない人も多い。貯金、資産がある程度はあるため。

・先進国では少子化が懸念事項。長期的な視点では、ベトナムなど若者人口が多い新興国に投資すべき。

・オミクロン型の新型コロナの影響は不透明。ワクチン、治療の有効性の結果判明を待つしかない。

・1970~1980年代のようなハイパーインフレ発生の可能性は低い。当時はOPECの権力が強く、世界中での穀物不作という状況が重なった。インフレ率が10%になることよりも、6%が長く続くことが懸念。

・10年国債の利回りは1%程度。今、長期国債を買うのは損。株式、不動産など実物資産が良い。今、株式市場は記録的な割高水準だが、それでも株式を買うべき。インフレ時のポートフォリオは株式を中心とすべき。

・今のアメリカ株式市場は、一部銘柄がバブルに近い。1990年代のITバブルと似た状況にあり、崩壊に備え、幅広く投資できるインデックス投資を推奨する。

・1970年代、インデックス投資を実施する機関投資家はごく僅か。インデックスファンドを上回るアクティブファンドは、15年間で10%程度。

・「ウォール街のランダム・ウォーカー」の第13版を出版予定。ミーム株、ビットコイン、NFT(非代替性トークン)に関する解説を追加する。インデックス運用の重要性がこれまでよりも増している。ミーム株、暗号資産に飛びつく個人投資家は失敗する。

・アクティブファンドが生み出す成果にインデックスファンドはただ乗りしている。これは否定できない。しかし、アクティブ投資家が消滅することはないだろう。割安銘柄を探すトレーダーがゼロになることは考えにくい。

・株式市場の99%がインデックス運用になっても問題ない。資本主義の世界では、他人を出し抜く人が必ず出てくる。インデックス運用が市場を機能不全にすることはない。

・暗号資産への長期投資が成功するかはわからない。ボラティリティが高すぎる。将来、より安価な決済手段が出てくるのでは。暗号資産は犯罪にも使われ、また、基盤となっている技術のブロックチェーン運用はコスト高。

 

インデックス運用の優位性を語るだけではなく、新しい要素を含んだ内容で、参考になる記事でした。

アクティブ運用者の努力にただ乗りしているとはっきり述べており、潔いです。アクティブファンドが存在することで、インデックスファンドがより低コストで運用できているんですね。今まであまり考えたこともありませんでした。

インフレが進行、継続する今、株高状況でも株を買った方が良いということ、そして、局所的にバブルに近いので、崩壊に備え、インデックス投資分散投資)を推奨する助言は参考になりました。

テーパリング加速、利上げ開始時期前倒しの可能性があり、目先は株価調整を警戒したいですが、並行して追加投資も検討します。

以上

 

◆参考文献

日本経済新聞、"「米国株に局所バブル、分散投資を」マルキール名誉教授"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN060780W1A001C2000000/

市場平均株価が下げる中、AAPLが上昇し、今週の評価益はプラスで着地

21年12月4日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。

ポートフォリオSBI証券、21年12月4日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

評価損益

AAPL

320

$52.50

$161.84

3.21%

$34,988.80

ABBV

40

$104.07

$118.85

2.01%

$591.20

AMAT

39

$128.00

$145.83

1.77%

$695.37

ASML

8

$630.00

$771.52

-1.34%

$1,132.16

AVGO

33

$277.03

$558.12

2.11%

$9,275.97

CDNS

38

$129.77

$177.87

-0.27%

$1,827.80

CSCO

112

$42.07

$56.23

2.85%

$1,586.26

CVX

40

$107.55

$114.41

-0.09%

$274.40

HD

33

$184.39

$407.81

1.27%

$7,372.86

INTC

71

$63.48

$49.25

0.96%

-$1,010.33

JNJ

61

$141.50

$159.38

0.11%

$1,090.68

LRCX

8

$606.29

$661.47

3.04%

$441.44

MA

42

$207.36

$322.11

-0.64%

$4,819.50

MCD

48

$180.03

$249.33

-0.27%

$3,326.40

MO

192

$58.85

$43.92

0.41%

-$2,866.56

MRK

120

$72.91

$73.34

-7.35%

$51.60

NTR

230

$38.68

$67.53

-0.22%

$6,635.50

OGN

12

-

$28.83

-7.39%

$345.96

PG

96

$90.77

$149.88

1.63%

$5,674.56

SNPS

20

$245.06

$344.56

0.70%

$1,990.00

TSM

40

$110.00

$119.33

1.91%

$373.20

USB

132

$35.20

$55.59

-3.32%

$2,691.48

V

62

$139.80

$196.32

-0.67%

$3,504.24

VOO

51

$264.13

$416.84

-1.26%

$7,788.21

       

合計

$92,600.70

 

評価益は先週(11/27)比で+$1,538.73(+1.69%)です。24銘柄中、13銘柄が上昇しました。以下、主要株価指数です。全て下落した中、ナスダックの下げが大きいです。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

11月27日

$34,899.34

$4,594.62

15,491.66

12月4日

$34,580.08

$4,538.43

15,085.47

先週比

-$319.26

-56.19

-406.19

先週比(%)

-0.91%

-1.22%

-2.62%

 

今週はボラティリティの高い1週間でした。新型コロナウイルスの新たな変異型の感染者がアメリカで初めて見つかったこと、テーパリング終了時期の前倒し、及びインフレは一時的という表現の見直し検討を、FRBパウエル議長が議会証言で発言したことなどにより株価が大きく下落しています。

大幅下落からの反発、個別銘柄の上昇もありましたが、下げ分を取り戻すまでにはいきませんでした。ナスダックの下げ幅が明らかに大きく、リスク回避からか、資金が流出しているようです。

今週はアップルが一番上昇しました。先週比+3.21%です。11/29、11/30に上げています。11/30は平均株価が大きく下げた日です。大手ハイテク株も下げています。Needham & Company(アメリカの資産運用会社)によると、アップルのキャッシュフローはかなり潤沢で、景気が低迷しても十分乗り切れるとみられています。

次にラムリサーチが先週比+3.04%と上げています。11/29、12/1に上昇です。特にニュースは見当たりません。PERが22倍程度とテクノロジー銘柄にしては低いので、比較的買いやすいのかもしれません。ちなみに、同業のAMAT(+1.77%)は22~23倍と同じくらい、ASML(-1.34%)は51~52倍と倍の数値です。

シスコシステムズは先週比+2.85%です。11/30以外は上昇しています。特にニュースは見当たりません。11/17に発表した四半期決算結果を受け、同銘柄は大きく下げました。その下げ幅が大きかったせいか、その後2週連続で上昇しています。

アッビィは先週比+2.01%です。11/30以外は上昇です。先週のニュースですが、11/23、ソシエテジェネラル(フランスの銀行)がアッビィの格付けを中立から買いへ引き上げています。同社の免疫性炎、及び美容事業が期待していたよりも良いものになると同行は予測しています。

下落幅が大きかったのはメルクの-7.35%です。11/29に大きく下げ、その後下落基調です。Citiがメルクの格付けを買いから中立へ下げています。開発中のHIV治療薬であるイスラトラビルの臨床試験を、規制上の懸念から数か月以内にメルクが放棄する可能性があるとCitiは発表しています。

USバンコープは先週比-3.32%です。12/2以外は下げています。Stephens(アメリカの金融サービス会社)がUSバンコープの格付けをイコールウェイトへ下げています。

StephensはUSバンコープの利益率の高い決済事業の成長から、同銘柄に強気でした。しかし、同事業は旅行、宿泊、エンターテイメントへの依存度が高く、オミクロン株の出現に警戒しているとのこと。

 

◆通算損益、及び利回り

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥29,657,248

現金(ドル、円換算)

¥321,197

通算損益

¥10,763,826

利回り

56.02%

②持株会

投資金額

¥-687,000

現在値

¥1,466,971

繰越金

¥35

通算損益

¥780,006

利回り

113.54%

①+②

評価額

¥31,445,451

通算損益

¥11,589,137

利回り

58.23%

 

利回りは先週から1.14ポイントの下落です。アメリカ株は上昇しましたが、円高の影響を受けています。

今週の株式市場は落ち着くかなと思いましたが、予想は外れ、変動が大きかったです。オミクロン株に続き、テーパリングの前倒し観測が出てきました。後者の影響が今後、出てきそうです。

どこまで市場が織り込んでいるかわかりませんが、次のFOMC(12/14~12/15)前後で株価調整が起きるかもしれませんので、少し期待したいと思います。

また、今週も下げたマスターカードとビザの株価は引き続き追いかけます。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NYダウ反発236ドル高 前週の急落後の押し目買いで"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_Q1A131C2000000/

2)日本経済新聞、"NYダウ反落、652ドル安 FRB議長発言で売り強まる"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_R01C21A2000000/

3)日本経済新聞、"NYダウ続落461ドル安 米でオミクロン型の感染を確認"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_S1A201C2000000/

4)日本経済新聞、"NYダウ反発617ドル高 自律反発狙いの買い優勢"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_T01C21A2000000/

5)CNBC、"Why Apple was the only tech stock that went up on Tuesday"

https://www.cnbc.com/2021/11/30/why-apple-is-the-only-tech-stock-thats-up-today.html?&qsearchterm=why%20apple

6)Seeking Alpha、"Merck dips further to reach a two-month low amid Citi downgrade"

https://seekingalpha.com/news/3774955-merck-dips-further-to-reach-a-two-month-low-amid-citi-downgrade

7)Seeking Alpha、"U.S. Bancorp stock cut to Equalweight at Stephens on lack of catalysts"

https://seekingalpha.com/news/3774808-us-bancorp-stock-cut-to-equalweight-at-stephens-on-lack-of-catalysts

8)Seeking Alpha、"AbbVie upgraded to buy at Societe Generale; sees 48% upside"

https://seekingalpha.com/news/3773845-societe-generale-upgrades-abbvie-to-buy-sees-48-upside

長期投資開始から3年1か月でリターンは59.72%。AAPLの大幅上昇でリターンは先月比微増。

21年11月末時点の銘柄毎のリターンです。「持ち株の評価額と受け取り済み配当金(税引前)を足したもの」を「取得金額」で割っています。

◆銘柄毎のリターン 

銘柄

取得金額

現在値+配当金

リターン

先月比

APPL

$16,800.00

$53,674.40

219.49%

29.94

HD

$6,084.87

$13,761.00

126.15%

15.66

AVGO

$9,141.99

$19,068.39

108.58%

7.94

NTR

$8,896.40

$15,979.50

79.62%

-9.80

PG

$8,713.92

$14,789.11

69.72%

2.71

USB

$4,646.40

$7,587.36

63.30%

-14.29

VOO

$13,470.63

$21,910.39

62.65%

-1.17

MA

$8,709.12

$13,427.64

54.18%

-9.72

MCD

$8,641.44

$12,451.20

44.09%

-0.53

V

$8,667.60

$12,229.50

41.09%

-12.88

SNPS

$4,901.20

$6,820.00

39.15%

3.19

CDNS

$4,931.26

$6,743.48

36.75%

3.35

CSCO

$4,711.50

$6,347.04

34.71%

-2.69

ASML

$5,040.00

$6,348.75

25.97%

-3.06

JNJ

$8,631.50

$10,229.09

18.51%

-4.91

MRK

$8,749.20

$10,146.12

15.97%

-19.05

AMAT

$4,992.00

$5,759.13

15.37%

8.23

ABBV

$4,162.80

$4,715.20

13.27%

1.84

LRCX

$4,850.32

$5,461.20

12.59%

19.18

CVX

$4,302.00

$4,622.00

7.44%

-1.51

TSM

$4,400.00

$4,723.47

7.35%

3.14

MO

$11,299.20

$9,994.88

-11.54%

-2.50

INTC

$4,507.08

$3,542.54

-21.40%

0.32

 

23銘柄中、11銘柄のリターンが上昇、残り半分の12銘柄が下落です。メルクからスピンアウトされたオルガノン(OGN)はメルクの中に含めて算出しています。

以下、主要株価指数です。ナスダックだけが、なんとかプラスで終えています。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

10月29日

$35,819.56

4,605.38

15,498.39

11月30日

$34,483.72

4,567.00

15,537.69

先月比

-$1,335.84

-38.38

39.30

先月比(%)

-3.73%

-0.83%

0.25%

 

11月のNYダウは上昇から始まりました。アメリカ経済、企業業績への期待、市場予想通りのFOMCの結果、10月のアメリカ雇用統計が市場予想を超えたことなど要因です。

2週目以降は下げました。10月のアメリ消費者物価指数(CPI)が市場予想を大きく超えたこと、ヨーロッパ、アメリカでの新型コロナウイルス感染再拡大、新たな新型コロナウイルスの変異型(オミクロン株)が見つかったことなどが背景にあります。

ナスダックもオミクロン株発見の影響を受け下落しましたが、それまでの上昇の貯金が大きく、今月はマイナスにはなりませんでした。

 

今月はアップルのリターンが大きく上昇しました。先月比+29.94ポイントです。Wedbush(アメリカの投資会社)がアップルを支持する報道がありました。ブラックフライデーとクリスマス商戦で、iPhoneの販売台数が同時期では最高値になると見込まれています。また、半導体の供給難から買い控えが発生しており、来年のiPhone需要も期待されているとのこと。

さらに、アップルが2025年に完全自動運転車発売を計画しているという報道もありました。

ラムリサーチも先月比+19.18ポイントと上げました。この1か月間、上昇基調でした。半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)、クアルコム(QCOM)が好業績から上昇しており、これが半導体業界への期待に繋がり、半導体製造装置メーカーであるラムリサーチも買われました。一時期上昇していたアメリ長期金利が一服したことも、株価上昇に寄与しています。

ラムリサーチは今年の8月、固有の理由で大きく下落しました。その分余分な資金が入っていなかったので、今月は大きく上昇したのかなと推測します。

ホームデポは先月比+15.66ポイントです。11/16、同社は21年8~10月期の決算を発表、EPS、売上、共に市場予想を上回っています。

一方、下落した方は、メルクが先月比-19.05ポイントです。11/5、ファイザー新型コロナウイルス治療薬(経口薬)の良好な治験結果を発表しました。メルクの強力なライバルになるとみられています。

また、11/16には、ファイザー新型コロナウイルス治療薬の製造を、(より安く市場に供給できる)ジェネリック医薬品メーカーにも許可したという報道もありました。これを受け、同治療薬を開発する企業の銘柄が下落しています。

USバンコープは先月比-14.29ポイントです。長期金利の下落、テーパリング加速の予測から売られています。

ビザも-12.88ポイントと下落しました。11/17に発表されたニュースが影響しています。22年1月19日より、アマゾンドットコムはイギリスでビザのクレジットカード取り扱いを止めると発表しました。ビザの決済手数料は高く、さらに上昇基調にあることから決断したとのこと。

このニュースが、マスターカード(先月比-9.72ポイント)含むクレジットカード銘柄の下落に繋がっています。今は後払い決済など、クレジットカードに代わる決済サービスが生まれており、今回のビザのニュースが、クレジットカード決済の減少や、手数料減少に繋がると見込まれているのかもしれません。

 

◆全銘柄合計のリターン(起点は18年11月1日)

f:id:investmentandsecondjob:20211201214957p:plain

全銘柄を合計したリターンは59.72%でした(S&P500指数は68.42%)。S&P500指数のリターンはMorningstarのサイト(下記URL)を使い調べています。 https://quotes.morningstar.com/indexquote/quote.html?t=0P00001G7J

今月はS&P500指数との差が縮まりました。アップル上昇のおかげです。

直近では、オミクロン株やテーパリング加速観測の影響を受け、株価はボラティリティが高い状況が続いています。

結構下げている銘柄もありますが、そこまで資金に余裕はないため、まだ私は様子見です。

次のFOMCは12/14~12/15です。ここでFRBは、利上げ時期前倒しの可能性に言及すると思いますので、市場の反応には注意します。

オミクロン株、利上げ時期前倒しと、株価調整が起きる可能性がありますので、少し期待しています。

以上

 

◆参考文献

1)Seeking Alpha、"Apple seen selling 40M iPhones during holidays despite chip shortages"

https://seekingalpha.com/news/3771379-apple-seen-40m-iphones-during-holidays-despite-chip-shortages

2)Bloomerg、"アップルが自動車開発を加速、完全自律運転モデル目指す-関係者"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-18/R2S37VDWLU6O01

3)Seeking Alpha、"Hot Stocks: NRDS rallies in debut; NVDA leads chip makers; F hits high; LSPD, VMEO plunge on earnings"

https://seekingalpha.com/news/3765762-hot-stocks-nrds-rallies-in-debut-nvda-leads-chip-makers-f-hits-high-lspd-vmeo-plunge-on-earnings

4)Seeking Alpha、"Home Depot smashes comparable sales expectations as average ticket jumps"

https://seekingalpha.com/news/3771278-home-depot-smashes-comparable-sales-expectations-as-average-ticket-jumps

5)Seeking Alpha、"Why did Merck shares fall today?"

https://seekingalpha.com/news/3766435-why-did-merck-shares-fall-today

6)Seeking Alpha、"Pfizer moves to allow cheaper COVID-19 pills sending shares of rivals lower"

https://seekingalpha.com/news/3771400-pfizer-moves-to-allow-cheaper-covid-19-pills-sending-shares-of-rivals-lower

7)日本経済新聞、"NYダウ反落、652ドル安 FRB議長発言で売り強まる"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_R01C21A2000000/

8)Seeking Alpha、"Amazon to stop accepting Visa credit cards issued in U.K. next year (updated)"

https://seekingalpha.com/news/3771379-apple-seen-40m-iphones-during-holidays-despite-chip-shortages

NFT(非代替性トークン)の話

11/10付の日経新聞を読みました。NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)の話です。NFTはオリジナリティが証明されているデジタルデータのことです。記事ではNFTの基本的なことが解説されています。以下要約です。

 

◆要約

・今、NFTがスタートアップ業界で注目されている。インターネット以来の革新と捉えられている。NFT技術の下、トレーディングカード、アート、ゲーム、洋服などのデジタルデータが、オンラインで新品、中古品共に流通している。

・OpenSeaは世界で一番規模の大きいNFT市場。2021年8月の流通金額は33億ドル。NBAの名シーン動画(20年11月~21年5月の売上総額は7億ドル)、ツィッター創業者の初ツィート(約3億円)なども商品に。

ブロックチェーン技術がNFTには使われる。記録、追跡可能、コピー、改ざんは不可、データそのものがオリジナルであることが担保されている。結果、データが資産になり、転売が可能。

・NFTでは標準化された技術が使われており、(ゲームなど)異なったサービス間でアイテムを使用することも可能。権利設定もNFTでは可能。そのため、2次流通が生む利益を、オリジナルデータの製作者と共有することもできる。

・NFT市場ではモノだけでなく、会員ステータス、楽曲が生み出す収益の授受権など、権利も販売可能。この市場を生みだしたNFTは革命的。

・これまでのデジタルデータは改ざん、コピーが可能。NFTの登場で固有の価値が設定可能となり、市場を作ることができるようになった。

・NFTは今、話題先行のところがある。これからは現実世界と同じように、顧客にどのような価値を与えることができるのか、ビジネスモデルを構築する必要がある。

 

私は最近、NFTの意味を知りました。それで、今回のニュース記事に目が留まりました。

今から考えれば、この1年くらいで、NFTという言葉をネットのニュース記事で見かけるようになってきたような気がします。

デジタルデータの中古市場ができるとは、今まで考えもしませんでした。

NFTがどこまで世の中に浸透していくのか、私には予想するのが難しいです。一部の業界、富裕層だけの話で留まるのか、それとも一般消費者まで広がっていくのか。

色んなビジネスが出てくるとは思いますが、プラットフォーマー(サービス、システム、インフラの提供業者)としてどんな企業が絡んでくるのか、個人的には注目したいと思います。ここを抑えるのが一番楽で、安心です(^^;

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NFTがひらく貨幣経済"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC266560W1A021C2000000/

2)Reuters、"焦点:「複製不能」時代のデジタル芸術、10秒の作品が7億円に"

https://jp.reuters.com/article/retail-trading-nfts-idJPKCN2AV0D9

ジェレミー・シーゲル氏「FRBの急な金融政策変更で、大きな株価調整が起こる可能性あり」

11/21付のCNBCの記事を読みました。ペンシルバニア大教授のジェレミー・シーゲル氏のインタビュー記事です。同氏は「株式投資の未来」の著者でもあります。FRBの急な金融政策変更の可能性について解説しています。以下、記事の要約です。

 

◆要約

・インフレがさらに進んでいるという結果が発表され、Fedが急に金融政策を引き締める時、市場が準備できているかはわからない(シーゲル氏)。

・10月の消費者物価指数(CPI)は+6.2%の急上昇。これは過去30年間で最高値。

・インフレ対策に後れを取っているFedをシーゲル氏は批判する。Fedは積極的な動きを取っておらず、マネーが市場へ流れ続けている。Fed量的緩和を継続中(シーゲル氏)。

・12/14~12/15のFOMCFedにとって正念場になる。Fedがより積極的にインフレを阻止するアプローチを取ることを示唆する場合、大きな株価調整が起こる可能性あり(シーゲル氏)。

・私はほぼ全ての現金を投資に回している状況。代わるものが他にない。債券はさらに悪くなっていると思う。インフレ下では現金の価値は下がる。インフレはさらに進行するだろう(シーゲル氏)。

・インフレは数年以上続くと考える。累積でインフレは20~25%に達するだろう(シーゲル氏)。

・株価が上下することもあるが、今は株式含む実物資産を保有すべき。長期的には価値を維持する(シーゲル氏)。

・ただし、銘柄による。インフレの背景から、高値更新を続けるテクノロジー株は向かい風を受けるだろう。金利が上昇すれば、割高銘柄は(企業が生み出すキャッシュフローの割引率が大きくなり、株価の理論値が下がるため)下落する(シーゲル氏)。

・グロース株の上昇は、デルタ株への恐れとアメリカ長期国債の下落が要因。経済再開トレードが止まっている理由でもある。バリュー銘柄はかなり安い(シーゲル氏)。

Fedの急な政策変更でシーゲル氏が予測することが起きれば、Wall Steetの機関投資家はそれにうまく対応し、2022年、配当株、及び金融株へ投資するとシーゲル氏は考える。

 

インフレの進行具合を専門家は注視しているようです。12/14~12/15のFOMCの結果には注目したいと思います。

これまでのパターンだと、FRBは市場を驚かすようなことはしないと思いますが、インフレが進行している場合、利上げ時期の前倒しを少しずつ示唆し始めるのかなと思います。

また、金利が上昇すれば、通常、割高銘柄は下落するとのこと。長期国債利回り上昇で、下落するのと同じですね。金利上昇時期が見えてくるまでは、テクノロジー株への投資は控えようと思います。

(シーゲル氏だけでなく、これまで他の専門家が解説する記事を読んできましたが)バリュー株が上昇するというのは、まだいまいち信用しきれません。私の経験値、理解度が足りないからだと思います。

今後、大きな株価調整が起きた時、私はバリュー株へ投資できるかわかりません。心の準備だけはできるように、今から考えておきたいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)CNBC、"Market is ‘one more bad inflation report’ away from a correction, Wharton’s Jeremy Siegel warns"

https://www.cnbc.com/2021/11/21/market-is-a-bad-inflation-report-away-from-correction-jeremy-siegel.html?&qsearchterm=market%20is%20one%20more%20bad

2)楽天証券、"「金利上昇で株安」は絶対じゃない?教科書に頼らない株式投資"

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/31405?page=2

コロナの新たな変異型発見、及びアメリカ長期金利上昇から評価益は5.7%下落

21年11月27日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。

ポートフォリオSBI証券、21年11月27日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

評価損益

AAPL

320

$52.50

$156.81

-2.33%

$33,379.20

ABBV

40

$104.07

$116.51

0.23%

$497.60

AMAT

39

$128.00

$143.29

-4.49%

$596.31

ASML

8

$630.00

$782.02

-8.77%

$1,216.16

AVGO

33

$277.03

$546.59

-3.89%

$8,895.48

CDNS

38

$129.77

$178.36

-5.19%

$1,846.42

CSCO

112

$42.07

$54.67

2.67%

$1,411.54

CVX

40

$107.55

$114.51

2.32%

$278.40

HD

33

$184.39

$402.70

-1.47%

$7,204.23

INTC

71

$63.48

$48.78

-1.49%

-$1,043.70

JNJ

61

$141.50

$159.20

-2.27%

$1,079.70

LRCX

8

$606.29

$641.98

-0.39%

$285.52

MA

42

$207.36

$324.17

-4.58%

$4,906.02

MCD

48

$180.03

$250.01

-0.77%

$3,359.04

MO

192

$58.85

$43.74

0.78%

-$2,901.12

MRK

120

$72.91

$79.16

-1.91%

$750.00

NTR

230

$38.68

$67.68

-0.29%

$6,670.00

OGN

12

-

$31.13

-0.38%

$373.56

PG

96

$90.77

$147.47

0.44%

$5,443.20

SNPS

20

$245.06

$342.16

-4.41%

$1,942.00

TSM

40

$110.00

$117.09

-5.77%

$283.60

USB

132

$35.20

$57.50

-0.16%

$2,943.60

V

62

$139.80

$197.65

-1.60%

$3,586.70

VOO

51

$264.13

$422.14

-2.07%

$8,058.51

       

合計

$91,061.97

 

評価益は先週(11/20)比で-$5,502.34(-5.70%)です。24銘柄中、19銘柄が下落しました。11/26の下落の影響が大きいです。以下、主要株価指数です。もっと下げたと思いましたが、私の保有株の下げが大きいだけですね。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

11月20日

$35,601.98

$4,697.96

16,057.44

11月27日

$34,899.34

$4,594.62

15,491.66

先週比

-$702.64

-103.34

-565.78

先週比(%)

-1.97%

-2.20%

-3.52%

 

今週、NYダウ平均が大きく動いたのは2日だけです。パウエルFRB議長の再任が発表されたことから、11/23は上昇しました。変わって、11/26は今年一番の下げとなりました。新たな新型コロナウイルスの変異型が南アフリカで見つかったことから、投資家がリスク回避に動きました。

ナスダックはNYダウ平均よりも下げました。前半はアメリ長期金利の上昇から、11/26は新型コロナウイルスの変異型の影響で下げています。

一番大きく下げたのはASMLの-8.77%です。この1週間、右肩下がりです。アメリ長期金利上昇、変異型の新型コロナウイルス発見の影響を受けています。同業のアプライドマテリアルズ(-4.49%)も同じ動きです。

次に台湾セミコンダクターマニュファクチャリングが先週比-5.77%と下げています。11/22以外は下落です。先のASMLと同様の影響を受けていると思われます。

ケイデンスデザインシステムズは先週比-5.19%です。11/24以外下落しており、ナスダック指数と同様の動きです。同業のシノプシスの株価も同じ動きです。先週比-4.41%と下落しています。半導体関連銘柄はここ最近上昇していたので、下げ幅が大きくなっているのかなと思います。

ASML、アプライドマテリアルズの同業であるラムリサーチは先の2社と比較し、下げ幅が-0.39%とかなり少なく済んでいます。同銘柄は8月に固有の理由で大きく下落していたので、その分余分な資金が入っていなかったのかなと推測します。

マスターカードは先週比-4.58%です。11/22、11/26に大きく下げています。11/22はその他の決済サービス企業も下げています。先週のビザのニュースがまだ尾を引いているようです。

大半の銘柄が下げる中、シスコシステムズは先週比+2.67%と上昇しています。先週の四半期決算発表を受けた下げが大きすぎたのか、今週は買い戻されているようです。

シェブロンも先週比+2.32%と上げました。11/26は原油先物価格が大きく下げたので、同銘柄の株価も大きく下げました。ただ、11/22~11/25は上昇しています。

RBC Capital Markets(カナダの投資銀行)はシェブロンの格付けをアウトパフォームへ引き上げました。同業他社と比較し、かなり安定したポートフォリオを持っていることが理由とのこと。今後数年間の旺盛なコモディティ需要から恩恵を受けると見込んでいます。

 

◆通算損益、及び利回り

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥29,857,820

現金(ドル、円換算)

¥323,245

通算損益

¥10,966,446

利回り

57.07%

②持株会

投資金額

¥-687,000

現在値

¥1,490,422

繰越金

¥35

通算損益

¥803,457

利回り

116.95%

①+②

評価額

¥31,671,522

通算損益

¥11,815,208

利回り

59.37%

 

利回りは先週から2.54ポイントの下落です。

11/26は大幅下落となりましたが、それが来週も続くでしょうか。新型コロナウイルスの新たな変異型の発見は驚くことではないので、来週は落ち着きそうな気がします。

未知の変異型ウイルスが各国に広まっていかない限り、下落は続かないと思っておきます。

ただ、国によっては新型コロナウイルスの感染が再拡大しているので、注意はしておきます。

今週はマスターカードとビザがまた下げました。いい感じです。さらに大きく下げるなら、追加投資もありかもしれません。今後の株価動向が楽しみです。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NYダウ続伸、194ドル高 金融株に買い"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_U1A121C2000000/

2)日本経済新聞、"NYダウ急落、905ドル安 新変異型でリスク回避"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN26D7E0W1A121C2000000/

3)日本経済新聞、"NYダウ小反発、17ドル高 終了間際に急速に伸び悩む"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00002_T21C21A1000000/

4)Seeking Alpha、"PayPal stock falls to 52-week low amid payment tech weakness"

https://seekingalpha.com/news/3773488-paypal-stock-falls-to-52-week-low-amid-payment-tech-weakness

5)Seeking Alpha、"Chevron upgraded at RBC as strategic certainty drives premium valuation"

https://seekingalpha.com/news/3774315-chevron-upgraded-at-rbc-as-strategic-certainty-drives-premium-valuation

パウエル氏のFRB議長再任が決定。専門家の見解は?

11/23付の日経新聞の記事を読みました。11/22、次期FRB議長に、現職のジェローム・パウエル氏を再任する方針であることをバイデン大統領が発表しました。この発表に対する専門家の見解が記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

<ヌビーンアメリカの資産運用会社)>

・パウエル議長の指名は予想通り。発表後の市場の反応は、22年6月から利上げ開始、22年後半~23年にかけて利上げペースが加速という見通し。この反応は、政策がよりタカ派になると見込んでいるよう。

・バイデン大統領により、あと2~3人の理事が指名される。FOMCは、よりハト派になるとみる。

・22年、インフレ率は落ち着き、経済成長も鈍化すると予想。これは、FRBが利上げ開始を23年に持ち越す材料になると考える。

FRB(パウエル議長)の政策は22年も継続。これは株式市場を支える。金融政策は、市場予想よりもハト派になるとみており、大半のセクターにとってはよい材料。22年のアメリカの長期金利は、2.25%~2.50%で着地すると予想する。

<ディシジョン・エコノミクス(アメリカの調査会社)>

・パウエル議長の指名を市場は喜んで受け入れる。

・市場は継続、安定を好む。パウエル議長の再任は株式市場にとっても歓迎。同氏は市場とのコミュニケーションがうまい。

・今後、市場の目は、テーパリング(段階的な金融緩和縮小)のペース、及び利上げ開始時期に向けられる。FRBは「ビハインド・ザ・カーブ(インフレに対し、利上げ時期を遅延させる金融政策)」を実行中。FOMCメンバーは早期のテーパリング完了を支持しており、同政策の見直しが検討されるとみる。

・利上げ開始時期は22年9月より前に、同年の利上げ回数が3回になる可能性あり。アメリカ経済は強く、インフレ進行、雇用回復は予測を超えている。

・22年11月にはアメリカ議会の中間選挙がある。経済が好調、失業率が低ければ、歴史的に与党が勝つ。空席になっているFRB理事は、ハト派メンバーが選ばれる可能性が高い。

<ポール・シェアード氏(ハーバード大リサーチフェロー)>

・議長にパウエル氏を、副議長にブレイナード氏を指名したことはごく自然で、良い判断であった。FRB議長を交代させた前大統領の判断とは異なる。今回の判断は、独立したFRB、政策の継続性を訴えるもので評価する。

・インフレは一時的、FRBのこの判断をアメリカ政府は黙認。FRB理事会には空席が3つできる。バイデン大統領の指名次第で、今後の金融政策への同政権の影響力が変わる。

<ニューヨークライフ・インベストメンツ(アメリカの運用会社)>

・現政策の継続、これがパウエル氏再任の大きな理由。投資家にとっては良い結果。FRB議長が変わっていたら、政策の不透明感が高まり、ボラティリティ上昇に繋がっていたはず。

・議長にパウエル氏、副議長にブレイナード氏、この組み合わせはインフレが進行する状況下でも、利上げを急がないということを意味する。しかし、状況によっては2022年内の利上げも。

・今回の指名は、短期的に株式市場などリスク資産にとってプラス。長期的にはアメリカ経済にもプラス。

 

専門家によると、パウエル議長再任は株式市場にとっては朗報という見解でした。継続、安定を市場は求めているとのこと。再任となったことで、株価調整の機会は減りそうです。

2022年、アメリカ経済の成長率は鈍化するという専門家の意見を、最近読む記事で見かけるようになってきました。今回読んだ記事でも、同じようにコメントしている専門家がいます。

来年にかけ、株価は上昇基調で推移していくとみておきます。ただ、先の成長率鈍化が、どこかの時点で株価に織り込まれていくと思いますので(すでに織り込まれているかもしれませんが)、その機会(株価調整の機会)を逃さないようにしたいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"パウエル議長再任、政策・株価への影響は 専門家の見方"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19EBD0Z11C21A1000000/

2)Virtual FX、"ビハインド・ザ・カーブ"

https://www.virtualfx.jp/beginner/g6207.html