アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

FRBによる利上げ&バランスシート縮小が、株式含むリスク資産の価格下落に繋がると見込まれています

5/11付のReutersの記事を読みました。5月のFOMCの結果は、株式市場の下押し圧力になると記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・5月のFOMCで、FRBは0.5%の利上げと、6月よりバランスシートを縮小し始めることを発表。市場はこれらをすでに織り込み済み。

・しかし、6月、7月の各FOMCで0.5%の利上げ予定であることを示唆したのは異例。さらに、中立水準(2.4%)超の利上げも必要であれば行うことにFRBパウエル議長は言及。

・バランスシート縮小は6~8月が475億ドル/月、9月以降は950億ドル/月を上限とし、継続予定。2024年末まで続けば約9兆ドル→約6兆ドルへの大幅、急速圧縮となる。

・以上のことはFRBタカ派になったことを表す。

・1979年以降、FRBは危機に対応するため、金融の緩和政策、引き締め政策をセットで行ってきた。しかし、大きな流れは金融緩和。この流れが今回のFRBの発表により、終わることになる。四十数年ぶりの転換。

アメリカの株式市場もこの長期的な金融緩和の恩恵を受けてきた。FRBタカ派転換により、この上昇相場も風向きが変わる。

・今回、利上げよりも、急速に進む可能性があるバランスシート縮小に要注意。過去、FRBがバランスシートを縮小したのは、2017年10月~2019年6月の期間だけ(4.5兆ドル→約3.8兆ドルへ圧縮)。2018年9月~2018年12月、S&P500指数は約20%の下落となった。

・仮に9兆ドル→6兆ドルへの圧縮が実行された場合、株式含むリスク資産にはかなりの影響が出ると考える。

FRBの金融引き締め策の動向はインフレ次第。インフレ動向への影響が大きい原油価格は高止まりすると予想。OPECが増産に慎重なため。サウジアラビアとロシアの戦略が一致している可能性あり。ロシア産以外のエネルギー需要も高まる。よって、各中央銀行の金融引き締め強化、長期化の可能性あり。

・以上の状況から、マネーが過剰供給されている世界市場が転換点にいることは否定しがたい。FRBタカ派の今、時間経過とともに投資環境は厳しくなる。

・推奨する投資戦略は、押し目買い&株価反発時の利益確定売り。今の環境ではBuy & Holdは機能せず、投資成績は悪化する。

 

長期的にみると、これまでは金融緩和方針でしたが、今回のFOMCの結果、FRBは四十数年ぶりにその方針を変えると記事は解説しています。今回のFOMCの結果をこのように捉える専門家もいます。

私は全くそのようには考えていませんでした。今後の動向に注意したいと思います。

特に気になったのが、FRBによるバランスシート縮小に注意を促している点です。同縮小は6月から始まります。私は全く無法備でした(^^;

前回のバランスシート縮小時、2018年9月から2018年12月にかけ、S&P500指数は約20%下落したとのこと。当時、私はすでに株式投資を始めていましたが、バランスシート縮小の記憶は全くありません。まだニュースに関心を持てていなかったようです。大幅下落し、日々の株価動向に目を向けるのもいやだったことだけは覚えています。

今回、6月から始まるバランスシート縮小には気を付けたいと思います。同じように株価が下落することを期待します。今からさらに下げるなら、円安の今でも投資できる銘柄が出てくるかもしれません。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"コラム:「真正タカ派」転換のFRB、世界の株式市場に大きな圧力=藤戸則弘氏"

https://jp.reuters.com/article/column-fujito-idJPKCN2MX03Y

今週の評価益は9%の下げ。PG、AVGO、AAPL、CSCO等の下落が影響。そろそろ追加投資を意識したいと思います。

22年5月21日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。

ポートフォリオSBI証券、22年5月21日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

評価損益

AAPL

320

$52.50

$137.59

-6.47%

$27,228.80

ABBV

40

$104.07

$151.01

-1.62%

$1,877.60

AMAT

39

$128.00

$106.46

-4.83%

-$840.06

ASML

8

$630.00

$532.84

-2.82%

-$777.28

AVGO

33

$277.03

$543.19

-7.66%

$8,783.28

CDNS

38

$129.77

$146.60

2.92%

$639.54

CSCO

112

$42.07

$42.94

-13.36%

$97.78

CVX

40

$107.55

$167.82

-0.03%

$2,410.80

HD

33

$184.39

$287.19

-2.99%

$3,392.40

INTC

71

$63.48

$41.65

-4.47%

-$1,549.93

JNJ

61

$141.50

$176.98

0.07%

$2,164.28

LRCX

8

$606.29

$474.12

-3.62%

-$1,057.36

MA

42

$207.36

$336.18

1.01%

$5,410.44

MCD

48

$180.03

$233.91

-4.54%

$2,586.24

MO

192

$58.85

$51.09

-3.68%

-$1,489.92

MRK

120

$72.91

$93.55

3.47%

$2,476.80

NTR

230

$38.68

$97.02

-1.95%

$13,418.20

OGN

12

-

$37.64

7.73%

$451.68

PG

96

$90.77

$141.79

-7.70%

$4,897.92

SNPS

20

$245.06

$306.72

11.13%

$1,233.20

TSM

40

$110.00

$90.78

-0.20%

-$768.80

USB

132

$35.20

$49.21

1.26%

$1,849.32

V

62

$139.80

$199.03

-0.10%

$3,672.26

VOO

51

$264.13

$358.02

-3.02%

$4,788.39

       

合計

$80,895.58

 

評価益は先週(5/14)比で-$7,947.61(-8.95%)です。24銘柄中、17銘柄が下落しました。評価益は21年10月の水準まで下落してきました。以下、主要株価指数です。7週連続、3指数はそろって下落しました。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

5月14日

$32,196.66

4,023.89

11,805.00

5月21日

$31,261.90

3,901.36

11,354.62

先週比

-$934.76

-122.53

-450.38

先週比(%)

-2.90%

-3.05%

-3.82%

 

5/17に発表された4月のアメリカ小売売上高が市場予想を超えたことにより、株価は大きく上昇しました。しかし、翌日の大幅下落で全て吹き飛びました。5/18はターゲットの四半期決算発表をきっかけに、その他銘柄の下落にも繋がりました。インフレによる企業収益悪化が懸念されています。翌日もその流れが続き、下落となりました。

シスコシステムズが今週は一番下げました。先週比-13.36%です。5/19に大きく下落しています。5/18の取引終了後、同社は四半期決算を発表。EPSはほぼ市場予想と同等、売上は下回り、通期の収益見通しを下方修正しました。

シティはシスコシステムズの格付けを売りに引き下げました。同社の受注金額の減少を懸念しています。FY22Q3の受注金額は前年同期比で3%増、FY22Q2の前年同期比33%増と比較すると、大きな低下となっています。

P&Gも先週比-7.70%と下げました。5/18の下落幅が大きいです。同日のターゲットの四半期決算発表による大幅下落が小売セクターに波及し、P&Gも下げています。市場はインフレ、コスト増が同セクターに悪影響を及ぼすことを懸念しています(ウェルズファーゴ)。

ブロードコムは先週比-7.66%です。5/18、5/19に大きく下落しました。固有のニュースは見当たらず、平均株価が大きく下げた日に併せて下落しています。

アップルは先週比-6.47%です。5/18、5/19に大きく下げました。こちらも平均株価の下落に釣られています。

市場平均株価が大きく下げる中、シノプシスが先週比+11.13%と上昇しています。5/19に大きく上げました。同社は5/18の取引終了後にFY22Q2の四半期決算を発表、EPS、売上共に市場予想を上回りました。全ての製品カテゴリ、地域で通期の収益見通しも上昇修正しています。

メルクは先週比+3.47%です。5/16、5/17、5/20に上昇しています。ディフェンシブ銘柄として支持されています。

ケイデンスデザインシステムズは先週比+2.92%です。5/19の上げ幅が大きいです。同業のシノプシスの大幅上昇に影響を受けたのかなと推測します。

 

◆通算損益、及び利回り

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥31,971,148

現金(ドル、円換算)

¥594,804

通算損益

¥13,351,333

利回り

69.49%

②持株会

投資金額

¥-695,000

現在値

¥1,926,602

繰越金

¥29

通算損益

¥1,231,631

利回り

177.21%

①+②

評価額

¥34,492,583

通算損益

¥14,628,269

利回り

73.47%

 

利回りは先週比で-6.15ポイントとなりました。アメリカ株下落、また、先週に引き続き円高も影響しました。

株価の下落が続いています。そろそろ買ってもいい銘柄が出てきているのですが、円安なので苦しいところです。シスコシステムズインテルは配当率が3.5%まで上がってきたので、魅力があります。

アプライドマテリアルズ、ラムリサーチはPERが14倍台まで下げており、これらにも惹かれます。ただ、半導体製造装置メーカーはそろそろ成長率の伸びが下がるようなことを言っていた記事をみかけましたし、テクノロジー銘柄は金利上昇の影響を今後も受け続けると思いますので、さらなる下げを期待し、両銘柄への追加投資は待ちたいと思います。

平均株価はまだ下がりそうな気がします。ただ、あまり欲張りすぎないように気を付けたいと思います。そろそろ追加投資を意識しながら、株価を追いかけたいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NYダウ続伸、431ドル高 堅調な小売売上高で心理改善"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_Y2A510C2000000/

2)日本経済新聞、"NYダウ1164ドル安、約2年ぶりの下げ幅 業績悪化懸念"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN18E760Y2A510C2000000/

3)日本経済新聞、"NYダウ236ドル安、連日の年初来安値 企業業績に懸念"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_Q2A520C2000000/

4)Seeking Alpha、"Cisco takes a dive on weak Q3 results, guidance; analysts see more trouble ahead"

https://seekingalpha.com/news/3840839-cisco-plunges-following-weak-q3-guidance-analysts-see-more-weakness-ahead

5)Seeking Alpha、"Cisco Non-GAAP EPS of $0.87 beats by $0.01, revenue of $12.84B misses by $500M"

https://seekingalpha.com/news/3840641-cisco-non-gaap-eps-of-0_87-beats-0_01-revenue-of-12_84b-misses-500m

6)Seeking Alpha、"Household products stocks are getting pummeled because consumers may be pulling back"

https://seekingalpha.com/news/3840590-household-products-stocks-are-getting-pummeled-because-consumers-may-be-pulling-back

7)日本経済新聞、"NYダウ小幅続伸、26ドル高 ハイテク株には売り"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_X10C22A5000000/

メタの株価回復には時間がかかりそうです(バロンズダイジェストより)

4/24付のバロンズダイジェストの記事を読みました。SBI証券のウェブサイトに掲載されているものです。同紙がメタ経営陣に実施したインタビューの内容が記事になっています。メタが現在抱える課題について解説されています。以下要約です。

 

◆要約

・メタは過去にない厳しい状況に直面する。中核事業事業である広告収入が減少中。フェイスブック、インスタグラムでターゲティング広告ができる機会が減っていることが背景にある。

・2021年、アップルはユーザーのプライバシーを優先、同社ユーザーのオンライン上での活動追跡が難しくなった。このアップルの判断により、メタの2022年の売上高は前年比で9%(約100億ドル)減少見込み。

・メタの株価は2021年Q4の決算発表以来、下降を続ける。2022年Q1の見通しが市場予想を大きく下回ったため。これは先のアップルの判断がきっかけ。

iPhoneユーザーが追跡可否を判断、ほとんどが拒否している状況。これにより、iPhone上ではターゲティング広告が機能しなくなっている。この問題の解決は難しい。解決のためには広告業界全体で取り組む必要あり(メタ)。

・広告主はメタ以外のプラットフォーム(グーグル、アマゾンなど)へ移行中。グーグルは同社のAndroidスマホに、アップルと同様のプライバシー制限措置をとる計画。

・中国のバイトダンスが運営するTikTokの広告売上は拡大中。同社の存在は脅威であると、メタも直近の四半期決算で言及。

<グラフ>TikTokの広告売上推移

(出典:eMarketer)

・メタはショート動画アプリである"リール"を開発。インスタグラム、フェイスブックに導入済み。TikTokと同等品。2022年のTikTok広告事業売上は116億4000ドルと見込む。これはTwitter、SNAPの2022年売上高見込みを合わせた金額と同等。2024年にはTikTokの売上高は236億ドルと見込む。これはYouTubeと同水準(eMarketer)。

・メタの中でリールは急成長事業。フェイスブック、インスタグラムに対するリールの利用時間増加は、(1時間当たりのリールの収益率は比較的低いため)今年はメタにとって逆風。しかし、リール事業の収益率が伸びるなら、2024年には追い風になるのでは(BofA Securities)。

・リール事業優先はメタの強みが薄れる。同事業はクリエーターが主導する。ユーザーが主導するこれまでのコンテンツの方が利益率が高い(Loop Capital Markets)。

・メタの2021年のメタバース事業売上高は23億ドル。メタ売上高の2%未満。大半はVRヘッドセットが生み出したもの。過去3年は赤字。黒字化はかなり先の話。メタは自社のビジョン達成まで、15年要する可能性があると見込む。

メタバース事業の将来は不透明。実験段階の今は、レイバン、セフォラ(化粧品、香水専門店)、ウォルマートなど大手ブランドが、メタによると関心を持っているとのこと。

メタバースは将来のもの。今は存在しない。実用化されるのは数年先(Forrester Research)。このような見方はあるが、(デジタルプラットフォームを基に、個人がコンテンツを収益化する)クリエーター経済の創造をメタが支援することで、実用化までの過程でもメタは大きな利益を得られると見込んでいる。

・2021年の世界デジタル経済は約15兆ドル。この内、15~33%がメタバースに転じる可能性あり。成長率は2.5%~25%と推定。結果、メタバース経済は2兆6000億~12兆5000億ドルになると見込む(ゴールドマンサックス)。

・ターゲティング広告、TikTokメタバース、さらに独占禁止法に関わる訴訟と、メタが抱える課題は大きい。これらが解決できる見通しが立つまで、同社の株価は割安で推移するだろう。

 

大手ハイテク銘柄(GAFAM)は何れも保有したいと思っていますので、メタ株もいつかは買いたいです。ですので、メタに関する記事は目を通すようにしています。

今のPERは14倍台と株価はかなり下がってきました。ただ、今の円安水準を考慮すると、割安感はありません。

また、今回読んだ記事で挙げられている懸念点は気になります。中核事業である広告事業の収益性の動向には、特に注意したいです。

広告事業の動向が不透明な間は、株の購入には躊躇しますので、もう少し展開を見ていきたいと思います。

以上

 

◆参考文献

SBI証券、バロンズダイジェスト4月24日号、"フェイスブックの復活には時間がかかる[カバーストーリー]中核の広告事業がかつてない危機に直面"

https://global.sbisec.co.jp/invest/us/barrons/DJ202204251.pdf

アメリカ株の今後、相変わらず機関投資家により見通しが異なっています

5/3付、5/11付、5/12付のBloombergの記事を読みました。機関投資家が顧客向けレポートなどで語った今後のアメリカ株の見通しが解説されています。以下、要約です。

 

◆要約

<JPモルガン>

・今、投資家の心理はかなり弱い状態。これは2009年3月に実施されたアメリ個人投資家協会(AAII)による調査以来。投資家はリスクオフ状態であり、2022年1~3月期の企業利益は良好な傾向にあるので、これから相場は回復すると見込む(5/3付)。

・投資家は弱気になりすぎ。世界経済は今年後半に回復する。アメリカ経済の成長は今は減速気味。しかし、悪化の兆候があるわけではない(5/3付)。

<ゴールドマンサックス>

・株価はインフレ、FRBタカ派寄り姿勢を織り込み済み。アメリカ株は下落が続き、今は割安(5/11付)。

<モルガンスタンレー>

・市場にはリスクが溜まっている。これがさらなる株価下落を誘発する可能性あり。S&P500指数は短期的には3800、さらには3460まで下げる可能性も(5/3付)。

・S&P500指数は5週連続下落中。FRBによる金融引き締め進行で、成長が鈍化することを考慮すると、同指数にはさらなる下落余地あり(5/11付)。

・基本シナリオは、S&P500指数は短期的には下落し、2023年春に3900へ回復。今のアメリカ株は成長鈍化を十分織り込めていない。次の1年間、ボラティリティが高い状況が続く。ヘルスケア、公共、不動産など、ディフェンシブ銘柄を推奨(5/11付)。

<シティ>

アメリカ株のバブルは崩壊しつつある。さらなる下落に要注意。リターンはしばらくの間は平均未満。グロース株ではなく、バリュー株を推奨(5/12付)。

・各国の中央銀行は金融引き締めを進める。そのため、グロース株のバリュエーションはさらに下がる。特にアメリカのグロース株には要注意(5/12付)。

 

アメリカ株の見通しは機関投資家によって異なっています。考え方が異なるのは変わりません。どちらに転んでも驚かないように、心の準備だけはしておきます。

記事で解説されているように、グロース株の動向には注意したいと思います。私が保有するグロース株、テクノロジー株も下落が続いています。今後も下落は続いていくと思いますので、焦って買いに動かないようにします。

リターンが平均を下回るという指摘も頭に入れておきます。私も今年は諦めました。円安基調は来年にかけ続くと見込まれていますので、追加投資にも動きにくいです。今年は配当金だけが楽しみの年になるかもしれません(^^;

以上

 

◆参考文献

1)Bloomberg、"JPモルガン、米国株は遠からず反発と予測-投資家の不安行き過ぎ"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-03/RBA3EWT0AFB501

2)Bloomberg、"欧米の株安はまだこれから、モルガンSが予想-ゴールドマンと対照的"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-11/RBPPZEDWRGG301

3)Bloomberg、"米株は「バブル領域」脱しつつある、リスクに警戒必要-シティ"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-12/RBRQJCDWRGG301

AAPL、MO、NTR、MAなどが下げ、評価益は7%弱下落。主要3指数は6週連続下落中。

22年5月14日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。

ポートフォリオSBI証券、22年5月14日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

評価損益

AAPL

320

$52.50

$147.11

-6.47%

$30,275.20

ABBV

40

$104.07

$153.50

0.44%

$1,977.20

AMAT

39

$128.00

$111.86

-0.57%

-$629.46

ASML

8

$630.00

$548.32

-0.49%

-$653.44

AVGO

33

$277.03

$588.24

1.40%

$10,269.93

CDNS

38

$129.77

$142.44

-2.68%

$481.46

CSCO

112

$42.07

$49.56

0.47%

$839.22

CVX

40

$107.55

$167.87

-1.65%

$2,412.80

HD

33

$184.39

$296.03

0.58%

$3,684.12

INTC

71

$63.48

$43.60

-1.58%

-$1,411.48

JNJ

61

$141.50

$176.85

0.27%

$2,156.35

LRCX

8

$606.29

$491.92

2.86%

-$914.96

MA

42

$207.36

$332.82

-4.12%

$5,269.32

MCD

48

$180.03

$245.04

-2.29%

$3,120.48

MO

192

$58.85

$53.04

-6.24%

-$1,115.52

MRK

120

$72.91

$90.41

2.29%

$2,100.00

NTR

230

$38.68

$98.95

-4.66%

$13,862.10

OGN

12

-

$34.94

0.49%

$419.28

PG

96

$90.77

$153.62

-1.53%

$6,033.60

SNPS

20

$245.06

$275.99

0.47%

$618.60

TSM

40

$110.00

$90.96

-0.73%

-$761.60

USB

132

$35.20

$48.60

-1.40%

$1,768.80

V

62

$139.80

$199.23

-1.77%

$3,684.66

VOO

51

$264.13

$369.16

-2.36%

$5,356.53

       

合計

$88,843.19

 

評価益は先週(5/7)比で-$6,517.82(-6.83%)です。24銘柄中、15銘柄が下落しました。以下、主要株価指数です。3指数がそろって下落するのは6週連続となりました。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

5月7日

$32,899.37

4,123.34

12,144.66

5月14日

$32,196.66

4,023.89

11,805.00

先週比

-$702.71

-99.45

-339.66

先週比(%)

-2.14%

-2.41%

-2.80%

 

今週は最終日の5/13以外は下落する展開でした。アメリ長期金利の上昇、(コロナ規制強化、及び4月の輸出金額の前年同月比伸長率が、3月比で大幅下落したことによる)中国経済減速への懸念、4月のアメリ消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことなどが下落要因となりました。

5/13だけは上昇しました。最近は株価下落が続いているので、短期的な買いが入ったとみられています。

アップルが今週は大きく下落しました。先週比-6.47%です。5/9、5/11、5/12に下げています。アメリ長期金利の上昇や、FRBによる金融引き締めへの警戒から売られているようです。

(アップル製品の受託製造を請け負う)フォックスコンは2022年Q2の売上が減少する可能性があると見込んでいます。インフレ、中国での需要低下、中国のロックダウンなどが理由です。5/12に報道されています。このニュースも影響しているかもしれません。

アルトリアも大きく下げました。先週比-6.24%です。5/10に大きく下落しています。同日、Bernstein(アメリカの投資管理会社)はアルトリアの格付けをOutperformからMarket Perform引き下げています。

5/10、フィリップモリスがSwedish Martch AB(スウェーデンのタバコ企業)の買収を計画していると報道されました。これが実現し、アメリカでのIQOSの販売を終了すると、独占ライセンスの下、IQOSを販売しているアルトリアが打撃を受けるとみられています。

ニュートリエンは先週比-4.66%です。5/9に大きく下落しています。特にニュースは見当たりません。リスクオフから売られたのかなと推測します。

マスターカードは先週比-4.12%です。5/9に大きく下げています。こちらも固有のニュースはなしです。PERが高いので売られているようです。

上げた方は、ラムリサーチが先週比+2.86%です。5/9に大きく下げましたが、5/12、5/13と上昇しました。同業のアプライドマテリアルズ(-0.57%)、ASML(-0.49%)が下げる中、ラムリサーチだけ上げました。5/11の取引終了後、同社は$5Bの自社株買い計画を発表しています。これが影響しているかもしれません。

メルクは先週比+2.29%です。5/11、5/12に上昇しています。5/11、(メルクが供給するがん治療薬である)Keytrudaの競合となるTiragolumabの(フェーズ3)臨床試験に、ロシェが失敗したという報道がありました。これが影響しているようです。

 

◆通算損益、及び利回り

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥33,260,403

現金(ドル、円換算)

¥594,804

通算損益

¥14,640,588

利回り

76.20%

②持株会

投資金額

¥-695,000

現在値

¥1,861,713

繰越金

¥29

通算損益

¥1,166,742

利回り

167.88%

①+②

評価額

¥35,716,949

通算損益

¥15,852,635

利回り

79.62%

 

利回りは先週比で-6.78ポイントと下げました。アメリカ株下落、円高が理由です。

主要株価指数はいい感じで下落を続けています。ただ、今の円安水準を考慮すると手が出ません。$1=115円で買える株数と比較すると、今の株価はまだまだ高く、割安感が全くないためです。

専門家によると、あと1年以上は円安基調が続きます。$1が120円を切るのを待っていると、追加投資できるのがいつになるかわかりません。

悩ましいですが、今はまだ様子見を続けようと思います。弱気派の意見を聞いていると、下げる余地はまだありますので、さらなる下落に期待します。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NYダウ年初来安値 中国懸念、国債原油も売られる"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN09D4R0Z00C22A5000000/

2)日本経済新聞、"NYダウ続落326ドル安、年初来安値 予想上回る物価上昇"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_S2A510C2000000/

3)日本経済新聞、"NYダウ反発、466ドル高 ハイテク株が買われる"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_U2A510C2000000/

4)Seeking Alpha、"Apple supplier warns revenue could slow due to inflation, slowing demand"

https://seekingalpha.com/news/3837610-apple-supplier-warns-revenue-could-slow-due-to-inflation-slowing-demandv

5)Seeking Alpha、"Altria falls with Philip Morris-Swedish Match deal seen as a potential headwind"

https://seekingalpha.com/news/3836002-altria-falls-with-philip-morris-swedish-match-deal-seen-as-a-potential-headwind

6)Seeking Alpha、"Lam Research declares $1.50 dividend; announces $5B stock buyback plan"

https://seekingalpha.com/news/3837284-lam-research-declares-quarterly-dividend

7)Seeking Alpha、""

https://seekingalpha.com/news/3837004-merck-gains-after-setback-for-roches-immunotherapy-in-lung-cancer

2023年前半頃までドル円は上昇基調と見込まれています

4/28付のReutersの記事を読みました。円安基調が続く中、ドル円相場の天井がいつ来るのか、専門家の考察が記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

・今の為替市場は久々の大相場。3/7週から7週連続でドル円は上昇。人々の関心を引いている。短期的には、ひとまずの調整が来る可能性あり。

・投機筋による円売りポジションが大きいこと、市場が年内のアメリカ大幅利上げを織り込んでいること、日本政府による円安への警戒感の高まりが背景にあること、以上の3点が主な理由。

・投機筋によるシカゴIMM通貨先物市場のポジションは、円の売り越しが約11万枚(先物取引では、注文数量1単位のことを1枚という)。過去10年ほどを振り返ると、ピークに近い数値。そのため、投機筋による円売りは減速する可能性が高い。

・今年の残りの各FOMCで、0.5%の利上げが決定されると、フェデラルファンド金利先物は織り込んでいる(4/22時点の情報)。4月に入り、FOMCメンバーからタカ派寄りの発言が続いているため。コンセンサスは年内2.375%までの利上げ。市場による大幅利上げは織り込みで、円安ペースが緩む可能性あり。

・4/22、鈴木財務大臣が、アメリカのイエレン財務長官と通貨について協議。インフレを抑えたいアメリカにとって、ドル高は歓迎すること。そのため、日銀による為替介入はアメリカの支持を得にくく、可能性は低い。しかし、今回の会談は市場への警鐘になり、多少は円安ペースを緩ます材料になり得る。

・以上は短期的な話。円安トレンドは続くと考える。FRBの金融政策は未だ不透明。インフレの進み具合で見通しは変わる。

・長期的にはドル円は、アメリカ、日本の金利差と連動する傾向にある。トレンドが変わる時は、トレンドのけん引要因が変わる、終了する時。2012~2015年の円安トレンドの時は、日銀黒田総裁の円安牽制発言、アメリカ政府によるドル高への警戒発言、(2015年末~2016年年明けの)原油先物価格急落、アメリカ株価下落により、トレンドが終了した。

・日銀は当面金融緩和政策を維持する方針。アメリカは金融引き締めがさらに強くなる可能性あり。そのため、円安のペースが減速することはあっても、円安基調はまだ続くだろう。

ソニーフィナンシャルグループ(筆者が勤務する会社)は、FRBによる利上げ見通しを修正。2022年末の金利は2.75ー3.00%、2023年半ばまでに3.4%と予想する。ドル円は2020年末に130円前後、2023年半ばまでに135円前後に到達すると見込む。

・日銀が利上げを許容するとしたら、2023年後半。(景気後退により)FRBが利下げをするなら、2024年以降と見込む。よって、少なくとも2023年前半頃までは円安基調が続くと考える。

 

アメリカ株の株価下落は続いていますが、円安が相当進んだままなので、個人的にはなかなか追加投資には踏み切れません。

その中で、今回読んだ記事は、ドル円の今後の見通しについて解説してくれていたので、良いタイミングでした。

できれば、$1=115円くらいに戻った時に追加投資したいですが、この記事の見通しだと、それがいつになるかわかりません。

私は今、現金比率を高めるため投資は控えていますが、目標の現金比率に到達したら、追加投資したいです。円高を待っているといつ投資できるかわからないので、株価も考慮しつつ、思い切って投資しようかなと考えています。

以上

 

◆参考文献

1)Reuters、"コラム:ドル円相場のトレンドを読む、天井はいつ来るのか=尾河眞樹氏"

https://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKCN2MJ28Z

2)松井証券、"先物取引の取引単位・限月"

https://www.matsui.co.jp/service/fop/study/about/02_contract/

家計による対外直接投資が始まる可能性があると見込まれています

4/22付のReutersの記事を読みました。円安がどんどん進んでおり、その先に起こりうる家計による対外直接投資について記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・現在の円安水準は20年前と同等。また、この20年間、日本の物価上昇率と比較し、アメリカの上昇率は約50%も高い。そのため、実質的には50年ぶりの円安水準。つまり、円の力は見た目以上に大きく下落している。

・2013年頃より円安基調。円安の要因は日本企業による海外投資の増加。貿易構造の変化により、貿易黒字を拡大するのが難しくなった。

・外国と金融政策が異なるのも円安の理由。世界はディスインフレからインフレへ移行しているが、日本は変わらずインフレ率が上昇しない。日本の場合、金融政策よりも経済構造が影響していると考える。

・企業に続き、一般家庭が海外投資を始めることに日本は警戒する必要あり。一般家庭が持つ金融資産の半分(1,000兆円)が円建てでの預金。これまでは海外投資の動きはなかった。

・しかし、今回は違うかもしれない。過去は、日本は豊かな国で円の購買力は強いと日本人は考えていた。今は他国よりも貧しくなっていると、日本人は感じている。

・これまでも外貨は買えたが、銀行に出向く必要があり、1ドルの場合、3円を支払っていた。今は、いつでもオンラインで安価に外貨を購入可能。日本での物価高騰をリスクヘッジするため、海外旅行のため外貨を保有するという考えが浸透した時、一般家庭にとって、過去よりも外貨購入のハードルはかなり低い。これを推奨するユーチューバーも多い。

・日本円を保有する人の大半は高齢者。しかし、今の高齢者はスマホを使い、60歳代は海外旅行にも出かけてきた世代。今の高齢者は昔と違う。

・外貨購入規制の話が出てくるかもしれない。しかし、その可能性が浮上してきた時、一般家庭による対外直接投資が進行する。これは、新興国通貨危機に陥るパターン。

 

最近は円安が極端に進んでいますので、為替に関する記事が目に留まるようになってきました。

記事で指摘されているように、家計による対外直接投資が始まる可能性があることは頭に入れておきます。

為替が$1=115円くらいになったら、ドルを買おうと思います。今回の大幅な円安で、将来、そう遠くないうちに円の価値が大きく下がるかも、ということを考えさせられました。アメリカ株を買うためだけではなく、リスクヘッジのため、ドルを保有する習慣を身につけようと思います。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"コラム:本当の円安危機、1000兆円の家計が外貨買いに走る時に到来か=佐々木融氏"

https://jp.reuters.com/article/column-toru-sasaki-idJPKCN2MD0E3