アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

景気回復は想定よりも、より長く、より穏やかに進行→バリュー株、景気循環株への支持に

5/8付のReutersの記事を読みました。バリュー株、景気循環株を支持する専門家の意見がまとめられています。以下、記事の要約です。

 

◆要約

・大手テクノロジー企業は好業績を発表しているが、同セクターに大きな期待をし続けるには不十分な結果と、ファンドマネージャーの中には考える者もいる。

・先のファンドマネージャーはバリュー株、景気循環株への資金移動を続けている。景気回復は当初想定したよりも、より長く、より穏やかに進行すると見込んでいるため。

・5/7に発表された市場予想を下回る雇用統計は、Fedが金融緩和政策をより長く継続することを期待させる(複数のエコノミスト)。

・在宅経済から通常経済への移行は、少なくとも1年はかかりそう。これがテクノロジー株よりも、バリュー株を魅力的にする要因(James Investment Research、アメリカの投資管理会社)。

・5/7発表の雇用統計は、インフレの懸念を払しょくし、10年長期国債利回りを低下させた。結果、大手テクノロジー株は上昇。しかし、経済の方向性は無傷で、ディフェンシブ銘柄よりも景気循環銘柄の支持が継続するだろう(Wells Fargo Investment Institute)。

・この1年でS&P500指数が12.6%上昇しているのに対し、テクノロジーセクターは6.8%の上昇。また、Russell 1000 Value indexは18%上昇し、Russell 1000 Growth indexは6.3%上昇。

・勢い、成長、企業収益は今がピークという人もいる。しかし、市場は背景を誤解している。今年の残り、成長は高水準のまま終わるだろう(Natixis Advisors、アメリカの投資助言会社)。

・私は自身のポジションを(カジノ企業含む)景気循環株に置いている。在宅銘柄とは対照的。我々はトンネルの出口が見えている。在宅は必須ではなくなる。投資家は次を探している(Villere & Co、アメリカの投資管理会社)。

 

記事内で挙げられているように、この1年はテクノロジー株、グロース株よりも、バリュー株の方がリターンがよかったようです。私はあまりその実感はありませんでした。

 

そのバリュー株、景気循環株はこれからも支持されるとのこと。また、景気回復は想定されていたよりも、穏やかに進んでいくとみられています。これらのトレンドは頭に入れておきます。

 

景気の回復度合いが想定よりも遅いということは、それだけ新型コロナウイルスの影響が大きかったということでしょうか。

 

バリュー株、景気循環株支持が継続するなら、テクノロジー株、グロース株は下げてくれるでしょうか。下げてくれるなら、(資金が貯まった後)その機会に買いたいです。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"Analysis: Fund managers see value, cyclical stocks running further despite slow U.S. jobs recovery"

https://jp.reuters.com/article/us-usa-markets-tech-analysis/analysis-fund-managers-see-value-cyclical-stocks-running-further-despite-slow-u-s-jobs-recovery-idUSKBN2CO20I

NYダウ、S&P500が過去最高値を付け、ポートフォリオの評価益も最高値更新。新規5銘柄も購入。

21年5月8日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。


ポートフォリオSBI証券、21年5月8日時点) 

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

損益

AAPL

320

$52.50

$130.21

-0.95%

$24,867.20

ABBV

40

$104.07

$115.75

3.81%

$467.20

AMAT

39

$128.00

$132.95

-

$193.05

ASML

8

$630.00

$658.57

-

$228.56

AVGO

33

$277.03

$452.58

-0.79%

$5,793.15

CDNS

38

$129.77

$129.05

-

-$27.36

CSCO

112

$42.07

$53.43

4.95%

$1,272.66

CVX

40

$107.55

$110.02

6.74%

$98.80

HD

33

$184.39

$339.25

4.81%

$5,110.38

INTC

71

$63.48

$57.67

0.24%

-$412.51

JNJ

61

$141.50

$168.50

3.55%

$1,647.00

LRCX

8

$606.29

$630.54

-

$194.00

MA

42

$207.36

$375.40

-1.74%

$7,057.68

MCD

48

$180.03

$234.84

-0.53%

$2,630.88

MO

192

$58.85

$49.95

4.61%

-$1,708.80

MRK

120

$72.91

$78.41

5.25%

$660.00

NTR

230

$38.68

$61.39

11.23%

$5,223.30

PG

96

$90.77

$135.15

1.30%

$4,260.48

SNPS

20

$245.06

$241.84

-

-$64.40

TSM

40

$110.00

$116.83

0.08%

$273.20

USB

132

$35.20

$61.37

3.40%

$3,454.44

V

62

$139.80

$231.12

-1.04%

$5,661.84

VOO

51

$264.13

$388.03

1.16%

$6,318.90

       

合計

$73,199.65

 

評価益は先週(5/1)比で+$4,101.54(+5.94%)です。今週、5銘柄(AMAT、ASML、CDNS、LRCX、SNPS)を、各$5,000ほど購入、保有銘柄は23銘柄になりました。下落は7銘柄だけで、評価益もプラスとなりました。

 

以下、主要株価指数です。NYダウ、S&P500指数が過去最高値を更新する一方、ナスダックは下げました。NYダウは右肩上がりの1週間、ナスダックは5/3~5/5の下げが大きかったです。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

5月1日

$33,874.85

4,181.17

13,962.68

5月8日

$34,777.76

4,232.60

13,752.24

先週比

$902.91

51.43

-210.44

先週比(%)

2.67%

1.23%

-1.51%

 

4月のISM製造業景況感指数、4月の世界の製造業購買担当者景気指数(PMI)は共に高水準、直近の失業保険申請件数が市場予想を下回るなど、良い経済指標の発表がありました。4月の雇用統計は市場予想を大きく下回りましたが、逆にFRBが金融緩和方針を続ける材料になると捉えられました。

 

また、S&P500企業の2021年Q1の予想増益利率は46%へ上昇(QUICK、FactSet)、同時期のEPSは前年同期比50.2%増(リフィニティブ)と見込まれており、企業業績も好調です。ハイテク銘柄は利益確定や、テーパリング、利上げ時期の前倒し警戒から売られています。

 

今週の上昇率トップはニュートリエンでした。先週比で+11.23%です。右肩上がりで今週は推移しています。5/3、同社は2021年Q1の決算を発表しました。EPS、売上、共に市場予想を超え、通年の収益予想も上方修正しました。世界の農業市場が回復していることが背景にあります。

 

シェブロンは先週比で6.74%の上昇です。こちらも右肩上がりでした。原油相場の上昇に伴い、エネルギー銘柄が買われています。

 

メルクは+5.25%です。5/3、5/5、5/7に上昇しています。目立ったニュースは見当たりません。景気敏感株が上昇した日に買われているようです。

 

ホームデポは先週比で+4.81%です。5/5以外は上昇しています。シティグループがホームデポのターゲットプライスを引き上げています。住宅価格、販売戸数の上昇が同社にも追い風になるとみています。よりサイズの大きい住宅需要、移民需要、消費者の強い購入意欲、低金利の継続が、短中期的には有利に働くと見込んでいます。

 

アップル、ブロードコムマスターカード、ビザはハイテク、PER高のせいか、今週は下げました。 

 

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥26,455,632

現金(ドル、円換算)

¥94,561

損益通算

¥7,335,574

利回り

38.18%

②持株会

投資金額

¥-679,000

現在値

¥992,069

繰越金

¥32

損益通算

¥313,101

利回り

46.11%

①+②

評価額

¥27,542,294

損益通算

¥7,693,980

利回り

38.68%


利回りは先週比で3.5ポイントほど伸びました。アメリカ株、及び持株会の株価上昇が影響しています。

 

今週は思い切って5銘柄を新規購入しました。アプライドマテリアルズ(AMAT)、ASMLホールディングス(ASML)、ラムリサーチ(LRCX)は半導体製造装置メーカー、シノプシスSNPS)、ケイデンスデザインシステムズ(CDNS)は半導体開発用ソフトウェアメーカーです。

 

ナスダックは最高値圏から下げていたので、このタイミングで思い切って買いました。

 

おかげで、(暴落時用の投資資金を除くと)手持ちの現金がなくなりました。また、コツコツと資金を貯めていきます。株式資産も少し増えてきたので、先の暴落時用の投資資金も増やそうと思います。

以上

 

◆参考文献

1)日経新聞、"NYダウ反発、238ドル高 エネルギーや素材株に買い"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_U1A500C2000000/

2)日経新聞、"NYダウ連日の最高値 318ドル高、雇用回復期待で"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_X00C21A5000000/

3)日経新聞、"NYダウ続伸229ドル高 金融緩和の長期化観測強まる"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_Y1A500C2000000/

4)日経新聞、"NYダウ続伸、19ドル高 景気敏感株に買い"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_V00C21A5000000/

5)Seeking Alpha、"Nutrien posts Q1 earnings topper, raises full-year earnings view"

https://seekingalpha.com/news/3689868-nutrien-posts-q1-earnings-topper-raises-full-year-earnings-view

6)Seeking Alpha、"Home Depot lands Street-high price target from Citi"

https://seekingalpha.com/news/3690113-home-depot-lands-street-high-price-target-from-citi

新大統領就任から100日間が経過。次の100日間の株式市場の見通しは?

4/29付のCNBCの記事を読みました。バイデン氏が大統領に就任してから100日間、株式市場は好調でした。次の100日間の見通しについて記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・株式市場を成功のバロメーターとして考えるなら、バイデン大統領の初めの100日間は歓喜のスタートだった。S&P500指数は、大統領選挙日以降20%超上昇、大統領就任以降は10%上昇。75年以上の歴史の中で、今回の100日は大統領一期目としては一番の結果。

・投資家は次の100日間を見据え、株価に影響を及ぼす主要5要素(下記5点)に視点を移している。

<1>収益の伸び

・ここまで2021年1~3月期決算を発表した企業の半分が、市場の収益予想を大きく上回っている。市場予想に対し、収益は平均で22.7%増(リフィニティブ)。昨年までは平均で3~5%。また、発表済みの企業の6割が、2021年4~6月期の収益予想を上方修正。

・より多くのアナリストが、より速いペースで見通しを上方修正している。変化の割合が加速しており、これが株価上昇をもたらしている(Earnings Scout、企業収益分析データの供給会社)。

<2>安定した収益率

・企業収益に関する1つの主要問題は、増加するコスト。企業の中には販売価格に反映させているところもあるが、大半は悪い結果になっていない。

・2021年1~3月期の企業収益率は11.6%。2008年から記録を取り始めて以来、3番目の高水準。2021年の残りは11%以上と見込まれる(FactSet)。

・これは企業が増加するコストを販売価格に上乗せできているため。投資家は販売価格を上げている企業を責めていない(Earnings Scout)。

<3>バイデン政権の法制化戦略

・バイデン政権は「American Jobs Plan」、及び「American Families Plan」の法制化を提案。これらは今夏の株価に影響する可能性あり。後者では、個人の最高所得税率を39.6%へ、$1Mを超える収入がある世帯はキャピタルゲインが経常所得として扱われる。

・最終的には、キャピタルゲイン税の上げ幅は28%程度に落ち着くとみる(ゴールドマンサックス)。法人税も、同政権が提案する28%よりも低くなると多くの専門家は考える。

増税はS&P500企業のEPSを数ドル下げるだろう。しかしその下げ幅は、政府の財政支出、及び経済再開がもたらす企業収益の伸び以内に収まるとみる。我々は2021年末のS&P500指数の着地を4,400から変えない(JPモルガン)。

<4>テーパリング(債券購入の段階的縮小)と利上げ

Fedは2021年Q4にテーパリングを始めそうと、専門家の中には考える人もいる。同時期にテーパリング開始、2023年Q1に利上げ開始という考えは楽観的過ぎるというのが、より一般的な考え。利上げは2025年になる可能性あり(グッゲンハイム・インベストメンツ、アメリカの投資管理会社)。

<5>経済再開、及び続く経済成長

・大半の人々は、最も良いニュースがこれからまだ出てくることを期待する。一般的な考えは、2021年の経済見通しはさらに高まる一方、この見通しは2022年の見通しにまだ影響を与えていないというもの(RBCキャピタルマーケッツ、カナダの投資銀行)。

・良い知らせの1つは、2022年の見通しはまだ悪化していない。2021年の回復は、2022年の成長見通しから多くを前借しているというわけではない(RBCキャピタルマーケッツ)。

<次の100日間の最も大きな問題>

・経済は関係ないかもしれない。株が自身の成功の犠牲者になることが、あとでわかることかもしれない。

・収益の成長率の変化に加え、経済の成長はこの夏にピークを迎えるという懸念が、投資家の中で共通の口癖。

・2021年1~3月期の決算シーズンが始まって以来、企業は素晴らしい収益を発表している。しかし、市場は変わっていない。決算結果は市場予想を大きく上回っているにも関わらず、株価の反応は期待外れ。的外れは罰せられ、市場予想越えは株価上昇に変換されない(JPモルガン)。

 

今後抑えておいた方がよいポイントを大枠で知ることができました。読んでよかったです。

 

全体的に前向きな内容が多く、警戒を促すような内容は記事の最後くらいでしょうか。企業の決算内容は良いのに、思ったよりも株価が上昇していないのは私も気になります。これくらいの決算内容はすでに株価に織り込まれているということでしょうか。

 

金融緩和は継続、企業業績も良く、また、アメリカ経済は回復基調にありますので、あまり心配していません。

 

ただ、記事の最後で注意を促しているように、調整は来るかもしれないので、注意だけはしておきます。

以上

 

◆参考文献

CNBC、"After a bullish start, here’s the stock market outlook for Biden’s next 100 days"

https://www.cnbc.com/2021/04/29/after-a-bullish-start-heres-the-stock-market-outlook-for-bidens-next-100-days.html?&qsearchterm=after%20bullish%20start

バークシャーハサウェイが、保有していた航空株、銀行株を売却した理由

5/1付のMarket Insiderの記事を読みました。同日に開催されたバークシャーハサウェイ株主総会でのウォーレンバフェット氏、チャーリーマンガー氏のコメントが記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

・時が経つにつれて、世界のトップ企業は入れ替わっている。投資の初心者は自身に過信しない方が良い。世界は数年で劇的に変わる。アメリカでは少なくとも2,000社が自動車業界に参入したが、2009年までに残ったのは3社。

・昨年の春、バークシャーハサウェイ(以下バークシャー)は財政融資を受けずに済んだのでよかった。もし、4つの航空銘柄を売却していなかったら、(バークシャー保有率が高かったので)4社を救済するための支援を要請されたかもしれない。

・ 私(バフェット氏)は基本的に銀行が好き。当時、銀行銘柄を売却したのは、銀行銘柄の構成比率が高く、(銀行が損害を受けた時に備え)リスクを減らすため。

・両極端の事を言う人々は少しおかしい。世界は少なくとも次の数年間、炭化水素を必要とする。しかし、気候変動の懸念は現実としてある。

・私(バフェット氏)は株に関して道徳的な判断をするのは好きではない。シェブロン保有することで、心の痛みはない。

・世界の人々が自動車とiPhone、どちらか一方を諦めないといけない場合、この選択は難しいものになる。昨年、私(バフェット氏)はアップル株を一部売却したが、あれはおそらく間違いだった。

・アップル株の一部売却、及びコストコ株の全数売却は悪い判断だったと、マンガー氏はバフェット氏に言った。

・債券利回りが最低の今、人々は価格を無視して、株式に投資を続けている。想定外のことが起きなければ、経済への資金流入は続く。

・バフェット氏は資本の少ないビジネスモデルを褒めたたえる。アップル、マイクロソフト、アルファベット、See's Candiesなど。彼らのビジネスはベストだが、株価もベストなものが反映されている。我々はいつでもこれらの銘柄を得ようと求めている。

・我々のビジネスは株式。止めることはない。再び売ることもない。バークシャーはあまりにポートフォリオを微調整しすぎると、マンガー氏はバフェット氏をからかい、バフェット氏もそれを認める。

 

バークシャー保有していた航空株を全数売却した理由、銀行株の多くを売却した理由を、私はこの記事を読んで初めて知りました。単純に両事業の将来を悲観したわけではないんですね。

 

バークシャー特有の理由にはなりますが、そこまで考えが及んでいませんでした。勉強になりました。

 

アップル株の一部、及びコストコ株全数売却は、おそらく間違いだったと述べてくれるのも、逆に信用度が高まります。プロでも失敗すると思えば、私もうまくいなかくても、あまりくよくよせずに済みます。

 

また、環境に関するコメントも、素直に述べてくれて助かります。

 

今回の記事は非常に参考になりました。毎年、バークシャー株主総会が注目されているのが少しわかりました。来年の同株主総会でのコメントもチェックしたいと思います。

以上

 

◆参考文献

Market Insider、"Warren Buffett discussed Apple, Robinhood, SPACs, and market speculation at Berkshire Hathaway's annual meeting"

https://markets.businessinsider.com/currencies/news/warren-buffett-charlie-munger-berkshire-hathaway-annual-meeting-live-updates-2021-5-1030373616

アップルの広告事業拡大で、アルファベット、フェイスブックの業績が影響を受ける可能性も

4/26付の日経新聞の記事を読みました。アップルの広告事業拡大に関する話です。内容はアップル自身が発表したものではなく、当事情に詳しい関係者のコメントが基になっています。以下、記事の要約です。

 

◆要約

・(アプリケーションソフトウェアのダウンロードサービスである)App Storeで、アップルは検索広告を販売中。

アプリケーションソフトウェアの提供者がこの広告を購入すれば、ユーザーが検索後、同ソフトウェアの名前が最上位に来る仕組み。

・アップルは同検索ページのアップデートを検討中。これが実現すれば「あなたにおすすめ」に広告枠が1つ追加される。この枠は個別検索ではなく、全体のネットワークを通して広告が表示されることになる。この新機能は4月末までに導入予定。

・アップルはノーコメント。

・デジタル広告の市場規模は約3,500億ドル。先の機能拡張は、この市場にさらに食い込んでいこうとするアップルの姿勢が見て取れる。

・近日中に配信予定の「iOS 14.5」では、アプリケーションソフトウェアや広告主がユーザーの情報を収集する際は、ユーザーの同意が必須となる。おそらく、大半のユーザーは同意しないため、デジタル広告の仕組みが大きく揺さぶられることになる。

・アップルは、プライバシー保護を目的とした変更と主張。同社の広告事業はまだ小さく、今回の変更が同事業の強化に繋がると批判する人もいる。

・アップルはデジタル広告市場で主要プレイヤーになることを目指している。2010年、(モバイル広告事業を担った)クアトロ・ワイヤレスを買収。同年、アップルはiADサービスを開始。これはモバイルアプリ向けの広告事業。しかし、2016年に同サービスは終了。

・オンライン広告市場の年間売上高は3,780億ドル(インサイダー・インテリジェンス、アメリカの市場調査会社)。グーグルとフェイスブックが同市場の2強。アップルは両社の(大量のデータを基に広告対象を絞る)ビジネスモデルを批判。

App Store上の検索広告の売上は年20億ドル、利益率80%と見込まれる(バーンスタイン)。加えて、アップルは株式、ニュース配信のアプリケーションソフトウェアでも広告枠を販売中。

iOS 14.5上での新ルールが適用されれば、ターゲット広告の効力が下がる可能性あり。そうなると、導入検討中である「2つ目の広告枠」が市場にとって魅力的になる可能性あり。

・この新ルールと2つ目の広告枠でのアップルの目的は、収益源を増やすことだけではなく、App Storeアプリケーションソフトウェアを探す第一のプラットフォームになること(エリック・ゾイフェルト氏、モバイル広告の専門家)。

・これが実現すれば、iPhoneの活用方法、支持されるアプリをアップルが決められる(エリック・ゾイフェルト氏)。

 

この記事で書かれていることが現実になると、アップルの広告市場での存在感が高まりそうです。アップルがこのようなことを考えているとは知りませんでした。

 

すでにサービス部門の売上が好調なアップルですが、広告事業も新たな柱になるなら、将来がまた楽しみになります。

 

ただ、アップルが強くなりすぎると、行政機関から規制が入ると思いますので、楽観視はしないようにします。

 

記事の話が現実になるにつれ、アルファベットとフェイスブックの株価が影響を受けるでしょうか。今後の展開に注目したいと思います。大きく下げることがあれば、両社の株も購入したいです。

以上

 

◆参考文献

日経新聞、"[FT]Appleが広告事業拡大へ 競合に打撃も"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB263IJ0W1A420C2000000/

長期投資開始から2年6か月でリターンは52.52%。APPL、V、MAの上昇が寄与。

21年4月末時点の銘柄毎のリターンです。「持ち株の評価額と受け取り済み配当金(税引前)を足したもの」を「取得金額」で割っています。

 

◆銘柄毎のリターン 

銘柄

取得金額

現在値+配当金

リターン

先月比

APPL

$16,800.00

$42,634.40

153.78%

22.02

MA

$8,709.12

$16,192.08

85.92%

11.29

HD

$6,084.87

$11,113.08

82.63%

10.07

USB

$4,646.40

$8,000.52

72.19%

11.05

AVGO

$9,141.99

$15,613.95

70.79%

1.31

V

$8,667.60

$14,656.80

69.10%

15.40

PG

$8,713.92

$13,467.25

54.55%

-2.32

NTR

$8,896.40

$13,254.00

48.98%

3.00

VOO

$13,470.63

$19,965.69

48.22%

8.32

MCD

$8,641.44

$11,918.40

37.92%

6.14

CSCO

$4,711.50

$5,782.56

22.73%

-2.12

JNJ

$8,631.50

$10,514.57

21.82%

-1.68

MRK

$8,749.20

$9,586.80

9.57%

-2.40

ABBV

$4,183.60

$4,460.00

6.61%

2.85

TSM

$4,400.00

$4,669.60

6.13%

-7.33

CVX

$4,323.60

$4,122.80

-4.64%

-2.48

MO

$11,299.20

$10,472.96

-7.31%

-5.98

INTC

$4,507.08

$4,084.63

-9.37%

-11.06

 

先月比で18銘柄中、10銘柄のリターンが上昇しました。3/31にバイデン大統領がインフラ、景気回復対策を発表したことで、4月初旬はナスダックが大きく上昇しました。

 

その後、(非農業部門雇用者数、3月のISM非製造業景況感指数、3月のアメリカ小売り売上高、3月のアメリカ住宅着工件数、4月のアメリカ消費者態度指数など)主要経済指標が市場予想を上回り、リターン上昇に寄与しました。

 

4月のリターンが一番大きかったのはアップルです。先月比で22.02ポイントの上昇です。2月中旬以降、株価は下落、下げたままでしたが、4月に入り戻してきました。4/10週の上昇が大きかったです。

 

21年1月の世界スマホ売上トップ10の内、6つがiPhoneだったとのこと。また、モルガンスタンレーやCowen(アメリカの投資銀行)がアップル株の買いを推奨しています。両社ともアップルのサービス事業の成長に期待しているというニュースがありました。

 

ただ、この株価上昇はグロース株に資金が戻ってきただけのような気がします。その他大手ハイテク株も上昇しています。景気が回復しているにも関わらず、長期金利は上昇していない、だから大手ハイテク株が買われている、という理屈とのこと。

 

次にリターンの上昇率が大きかったのはビザ、そして同業のマスターカードです。それぞれ、先月比で15.40ポイント、11.29ポイントの上昇です。両社とも特にニュースはなく、この1か月、右肩上がりで上昇してきました。景気回復の期待が高まるにつれ、資金が流入してきているようです。

 

USバンコープは11.05ポイントの上昇です。4月前半は上下を繰り返す展開でしたが、後半から上昇基調です。長期金利上昇、景気回復への期待から買われています。20年8月に買った同銘柄ですが、同年11月から上昇が続いており、私が保有するアメリカ株の中では、リターンの割合が4番目の大きさとなりました。

 

ホームデポも、先月ほどではないですが、リターンが上昇しました。先月比で+10.07ポイントです。直近では、住宅ローン利率の上昇と共に、中古住宅販売数が減少しているというデータがあります。また、リフォーム需要も減少していくと見込まれています。

 

しかし、住宅需要は変わらず旺盛で、価格も上がっており、ホームデポは先の減少分をカバーできるとEvercore ISI(アメリカの投資銀行)は予想しています。また、4/16に発表された3月の米住宅着工件数も上昇に貢献しました。

 

リターンの下げ幅が大きかったのはインテルです。先月比で-11.06ポイントです。4月中盤以降、右肩下がりです。(競合となった)エヌビディアのデータセンター向けCPUリリース、4/22に発表したインテルの四半期決算、(競合である)AMDの良好な四半期決算が影響しています。

 

インテルはPC、クラウド事業への設備投資を増やしているのにも関わらず、この1年、売上が成長していないこと、粗利益が減少基調であること、そしてチップ受託製造事業への再参入は、インテルの事業をコスト高で低利益率のビジネスに変える可能性があると、バンクオブアメリカは指摘しています。

 

◆全銘柄合計のリターン(起点は18年11月1日)

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全銘柄を合計したリターンは52.52%でした(S&P500指数は54.19%)。S&P500指数のリターンはMorningstarのサイト(下記URL)を使い調べています。https://quotes.morningstar.com/indexquote/quote.html?t=0P00001G7J

 

2年ぶりにS&P500指数のリターンの方が上回りました。3月に新たな購入した4銘柄のパフォーマンスが良くないせいでしょうか。元々、同指数よりも高いパフォーマンスを出せるとは思っていないので、これまでが良すぎました。

 

S&P500指数のリターンと差が開きすぎると問題ですが、短期的には差が開いても気にしないようにします。

 

4月中旬以降、株価が停滞するようになってきました。個人的には株価上昇が続くと思っていますが、株価調整や、年末にかけ、S&P500指数が下がる可能性を指摘する専門家もおり、気になっています(^^; いつ調整が起きてもいいように、心構えはしておきます。買いたい銘柄の株価が下がることを祈ります。

以上

 

◆参考文献

1)Seeking Alpha、"Apple's 5G iPhone 12 models top January smartphone sales"

https://seekingalpha.com/news/3680775-apples-5g-iphone-12-models-top-january-smartphone-sales

2)Seeking Alpha、"Apple price target trimmed despite raised Services forecasts"

https://seekingalpha.com/news/3679527-apple-price-target-trimmed-despite-raised-services-forecasts

3)Seeking Alpha、"Home improvement coming off peak potential, but lots of upside left - Evercore"

https://seekingalpha.com/news/3680155-home-improvement-coming-off-peak-potential-but-lots-of-upside-left-evercore

4)日経新聞、"NYダウ続伸164ドル高 経済正常化期待で連日の最高値"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_X10C21A4000000/

5)Seeking Alpha、"Nvidia launches first data center CPU, sending Intel and AMD stock prices lower"

https://seekingalpha.com/news/3681070-nvidia-launches-first-data-center-cpu-and-next-gen-bluefield-dpu

6)Seeking Alpha、"Intel slumps after earnings as BofA points to negative factors"

https://seekingalpha.com/news/3685023-intel-slumps-after-earnings-as-bofa-points-to-negative-factors

7)Seeking Alpha、"AMD 'hitting on all cylinders' in earnings blowout, sending Intel stock lower"

https://seekingalpha.com/news/3686798-amd-hitting-on-all-cylinders-in-earnings-blowout-sending-intel-stock-lower

今週はMRK、APPL、AVGO、INTCが足を引っ張り、評価益はマイナス。追加投資も検討中。

21年5月1日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。


ポートフォリオSBI証券、21年5月1日時点) 

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

損益

ABBV

40

$104.07

$111.50

0.11%

$297.20

APPL

320

$52.50

$131.46

-2.13%

$25,267.20

AVGO

33

$277.03

$456.20

-2.13%

$5,912.61

CSCO

112

$42.07

$50.91

-1.93%

$990.42

CVX

40

$107.55

$103.07

1.50%

-$179.20

HD

33

$184.39

$323.67

-0.07%

$4,596.24

INTC

71

$63.48

$57.53

-2.89%

-$422.45

JNJ

61

$141.50

$162.73

-1.69%

$1,295.03

MA

42

$207.36

$382.06

-1.29%

$7,337.40

MCD

48

$180.03

$236.08

0.64%

$2,690.40

MO

192

$58.85

$47.75

0.76%

-$2,131.20

MRK

120

$72.91

$74.50

-4.34%

$190.80

NTR

230

$38.68

$55.19

2.49%

$3,797.30

PG

96

$90.77

$133.42

-0.39%

$4,094.40

TSM

40

$110.00

$116.74

-1.60%

$269.60

USB

132

$35.20

$59.35

3.70%

$3,187.80

V

62

$139.80

$233.56

1.55%

$5,813.12

VOO

51

$264.13

$383.57

0.14%

$6,091.44

       

合計

$69,098.11

 

評価益は先週(5/24)比で-$1,352.25(-1.92%)です。18銘柄中、10銘柄で下落しました。以下、主要株価指数です。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

4月24日

$34,043.49

4,180.17

14,016.81

5月1日

$33,874.85

4,181.17

13,962.68

先週比

-$168.64

1.00

-54.13

先週比(%)

-0.50%

0.02%

-0.39%

 

先週に引き続き、平均株価の変動が少ない1週間でした。一部企業の四半期決算やアメリカ国外での新型コロナウイルス感染拡大、半導体の供給不足による企業業績への懸念などにより株価が下げています。

 

4/29にNYダウは$200超上昇していますが、バイデン政権が発表した「American Families Plan」が貢献しています。インフラ、教育を支援するものです。1週間では下げの方が大きかったです。

 

今週下げ幅が大きかったのはメルクです。先週比で-4.34%でした。4/29に大きく下落しています。同日発表した2021Q1の決算結果が影響しています。EPS、売上、共に市場予想を下回りました。

 

次にインテルが下げました。先週比で-2.89%です。1週間、右肩下がりです。4/28、競合のAMDが通年の業績見通しを発表、上方修正しています。このニュースも下落に影響しています。

 

アップルは先週比で-2.13%です。4/30に下落しています。同社は4/28に四半期決算を発表、EPS、売上、共に市場予想を上回りました。

 

この結果を受け、ゴールドマンサックスがアップルの格付けを売りから中立へ引き上げています。iPhoneMaciPadの売上が同社の予想以上であったためです。一方で、今のレベルを維持するのは難しいとも、ゴールドマンサックスはみています。

 

また、(iPhone次機種の需要高を期待する)レイモンドジェームス、(今回の非常に良い決算結果が、成長率が下がる2022年のリスクを減らすとみる)モルガンスタンレーがターゲットプライスを引き上げています。

 

4/30に株価が下がったのは、アップルが独占禁止法に違反している疑いがあると報道されたためです。対象は音楽配信、警告したのは欧州委員会です。

 

ブロードコムはアップルと同じく先週比で-2.13%、4/27、4/28、4/30に下落しています。アップルの四半期決算発表翌日の4/29は上昇しましたが、4/30に再び下落しました。

 

半導体メーカーで、アップルにも供給するCirrus Logicが4/30に四半期決算を発表。この結果が、市場の想定外に予想を下回る結果に。アップルが求める量の部材を供給できていないということで、(アップルを顧客とする)ブロードコム含む半導体メーカーの株価が併せて下落しました。

 

上昇した方はUSバンコープが先週比で+3.70%です。4/30以外は上昇です。長期金利上昇、金融緩和の長期継続への期待から買われています。

 

◆損益通算結果

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥23,256,164

現金(ドル、円換算)

¥2,782,465

損益通算

¥6,824,010

利回り

35.51%

②持株会

投資金額

¥-679,000

現在値

¥791,120

繰越金

¥32

損益通算

¥112,152

利回り

16.52%

①+②

評価額

¥26,829,781

損益通算

¥6,981,467

利回り

35.09%

 

利回りは先週比で0.4ポイントの改善です。株価は下落しましたが、円安が進んだためです。

 

企業の四半期決算発表が進んでいます。上昇する銘柄もあれば、下落する銘柄もあり、結構分かれています。

 

最近、株価上昇が止まっているような気がします。調整が起きているんでしょうか?買いたいテクノロジー銘柄をこの機会に買った方がいいのかなと考えています。

 

株価が下落すると予想する専門家もおり、もう少し様子見したい気持ちもあります。ただ、待つと、株価はどんどん上昇していく可能性もあり、悩ましいです。テクノロジー銘柄はとくに最近そうでした。ちょっと考えたいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)日経新聞、"NYダウ反発239ドル高 消費に伸び、景気回復に期待"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_Q1A430C2000000/

2)日経新聞、"NYダウ反落164ドル安 決算受け一部銘柄に売り"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_Z20C21A4000000/

3)Seeking Alpha、"Merck slips 2% as Q1 trails estimates; Keytruda sales up 19%"

https://seekingalpha.com/news/3687736-merck-slips-2-as-q1-trails-estimates-pharma-sales-hit-by-covid-19

4)Seeking Alpha、"AMD 'hitting on all cylinders' in earnings blowout, sending Intel stock lower"

https://seekingalpha.com/news/3686798-amd-hitting-on-all-cylinders-in-earnings-blowout-sending-intel-stock-lower

5)Seeking Alpha、"Apple earnings smasher prompts upgrade, price target increases"

https://seekingalpha.com/news/3687760-apple-earnings-smasher-prompts-upgrade-price-target-increases

6)日経新聞、"NYダウ反落185ドル安 世界経済の回復鈍化を警戒"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_R00C21A5000000/

7)Seeking Alpha、"Apple supplier stocks fall after 'painful' Cirrus Logic miss"

https://seekingalpha.com/news/3688757-apple-supplier-stocks-fall-after-painful-cirrus-logic-miss