アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

1週間で評価益が$17,200消滅。ただ悲しくはなく、絶好の投資機会の到来です。

20年2月29日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。


ポートフォリオSBI証券、20年2月29日時点)

銘柄 数量 取得価格 現在値 先週比 損益
APPL 80 $210.00 $272.33 -14.95% $4,986.40
AVGO 14 $313.72 $271.99 -11.95% -$584.22
HD 33 $184.39 $216.78 -13.17% $1,068.87
JNJ 61 $141.50 $133.68 -12.16% -$477.02
MA 42 $207.36 $288.94 -17.57% $3,426.36
MCD 48 $180.03 $193.24 -11.71% $634.08
MKC 60 $146.80 $145.95 -11.13% -$51.00
MO 192 $58.85 $40.15 -14.30% -$3,590.40
MRK 120 $72.91 $76.26 -7.97% $402.00
NTR 90 $49.08 $40.13 -6.06% -$805.50
PG 96 $90.77 $112.55 -12.57% $2,090.88
SCI 195 $44.85 $47.70 -10.13% $555.75
V 62 $139.80 $179.66 -16.23% $2,471.32
VOO 33 $269.39 $270.36 -13.36% $32.01
        合計 $10,159.53

 

先週(2/22)比で-$17,189.85(-62.85%)でした。14銘柄全てが下落です。

 

衝撃の1週間でした。まさか5日間でここまで株価が下落するとは思いもしませんでした。NYダウ平均は-$3,583.05の下落です。私のポートフォリオの評価益も$10,000程度まで下がりました。19年7月時の水準ですね。

 

世界で新型コロナウイルスの感染者、犠牲者が拡大する一方です。イタリアなど中国外で感染拡大が確認され、投資家がリスク回避姿勢を強めています。また、アメリカ企業が業績目標を達成できないことを発表し始めており、景気後退も懸念されています。

 

当初、中国への依存度が大きい銘柄(私でいうとアップルやブロードコム)の株価が下落していましたが、今週に入り、中国関係なく、どの銘柄も下げるようになりました。

 

下落率が一番大きかったのはマスターカードの-17.57%です。2/24~2/27の間下落、2/28のみ上げています。新型コロナウイルスの影響で売上成長が鈍化すると、2/24に同社が発表していることも影響しています。国をまたぐ移動の減少、その移動先でのクレジットカードの使用減少が背景にあります。

 

下落率2位は同業のビザです。-16.23%の下落です。ビザは業績見通しを発表していないようですが、こちらもこの1週間の株価は、マスターカードと同じ動きです。

 

3番目はアップルの-14.95%です。2/25、2/27に大きく下げています。売上予想未達成になると同社は先週早々に発表し、今週もその流れを引き継ぎ、下落が続いています。数字の未達成は中国での店舗一時閉鎖、生産の遅れが要因です。

 

アルトリアも下げており、-14.30%です。2/24~2/27は下げ、2/28のみ上昇です。株はは$40.15まで下落してしまいました。ちょっと下げ過ぎじゃないですか?(^^; 外出が減る=タバコ需要が減るということなんでしょうか?

 

あと気になるのがホームデポ。-13.17%です。2/25~2/28に下げていますが、特に2/28の下げ幅が大きいです。2/25に発表された2019Q4の同社の決算結果は良かったです。2/25の取引開始直後は上昇したのですが、結局その日は下げて終わりました。

 

特にニュースも見当たりません。先日発表されたアメリカの住宅指標もよかったはずですし。投資家がリスク資産である株式から、安全資産へ資金を移動させたのかもしれません。 

 

◆損益通算結果

SBI証券 

投資金額 ¥-15,390,724
現在値 ¥14,424,375
現金(円) ¥543,904
現金(ドル、円換算) ¥711,603
損益通算 ¥289,158
利回り 1.88%

②持株会

投資金額 ¥-655,000
現在値 ¥635,611
繰越金 ¥8
配当金(通算) ¥12,358
損益通算 ¥-7,023
利回り -1.07%

①+②

評価額 ¥16,327,859
損益通算 ¥282,135
利回り 1.76%

 

アメリカ株は大幅下落、大幅な円高で、利回りもかろうじてプラスです。持株会は下落し、利回りがマイナスになってしまいました。トータルではなんとかプラスです。来週はマイナスになっているかもしれません。

 

大暴落の1週間でしたが、精神的には意外と平気です。2018年末の暴落を経験したのと、「そのうち株価は元に戻る」という考えが頭にあるためです。元に戻るまでどれだけ時間がかかるかわかりませんが(^^;

 

「暴落して悲しい!」ではなく「待ってました!株を安く買える機会が来た!」と思えるようになりました。

 

購入価格より大きく下げたブロードコムへ追加投資したいです。構成比率も低いですし。あとVOOもいいですね。ほぼ購入価格と同じ値まで下げましたので、ここにも投資したいです。あとはまだ保有しておらず買いたい銘柄で大きく下げたものがあれば、狙いたいです。

 

あとはいつ買うかです。これからアメリカでも新型コロナウイルスの感染が広がり、経済活動が制限されることが予想されるので、株価はまだ下がると予想します。よって、もう少し様子見です。 

以上

 

◆参考文献

日経新聞、"NYダウ1190ドル急落、下げ幅過去最大 新型コロナで"

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56157730Y0A220C2MM8000/

過去調整時、下げ相場時の下落幅は?また株価回復までの期間は?

2/27付のCNBCの記事を読みました。2/27、アメリカの株式市場は調整に入りました。52週以内の最高値からの10%下落が調整と定義されています。対象とされる指数はS&P500、NYダウ平均です。

 

また、今後下げ相場に入る可能性もあります。前述の最高値からの20%下落が、下げ相場への突入と定義されています。

 

過去に調整した時、下落相場に入った時の下落幅、元の株価に回復するまでに要した時間を、過去のデータと共に記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

新型コロナウイルスの広がり、及びその影響を懸念し、2/27、アメリカ株式市場は調整に入った。

第二次世界大戦以来、計26回の調整が発生。調整を過去のデータから分析すると、平均で13.7%の下落、元の株価まで回復するのに要する期間は4か月。最近の調整は2018年9月~2018年12月に発生(下記グラフ1参照)。

・ただし、これは調整後、下げ相場(最高値から20%下落)に突入しないことが条件。今回の下げ幅が20%に到達するなら、株価回復にはより多くの時間を必要とする。 

<グラフ1>過去の株価調整幅

f:id:investmentandsecondjob:20200228071946p:plain

(出典:Goldman Sachs、CNBC Research)

・2/27、NYダウ平均、S&P500指数、共に4.4%の下落。ダウの下げ幅は1,190,9ポイントと、1日単位では過去最高の下げ幅。また、両指数共に今週に入り、10%超の下落。

第二次世界大戦以来、12回の下げ相場へ突入。平均の下げ幅は32.5%(下記グラフ2参照)。

<グラフ2>過去の下げ相場

f:id:investmentandsecondjob:20200228072144p:plain

(出典:Goldman Sachs、CNBC Research)

・直近の下げ相場は2007年10月~2009年3月。この時は57%下落、株価回復には4年以上の月日を要した(2018年12月に下げ相場終了)。

・平均の下げ相場期間は14.5か月、下げ相場から株価回復までの平均期間は2年。

 

今週は大きな下げが続いています。アメリカ市場で大きく下げ、次は日本市場で大きく下げ、それが毎日続いているので、2週間くらい大きな下げが続いている印象です。

 

今回はどこまで下げますかね。私は2018年末の調整を経験していますが、今回の下げはそれを超えるかもしれません。そう考えると緊張してきました(^^;

 

また、下げ相場に入るかも?ということを全く想定していませんでした。下げ相場となると、株価低迷の期間が長くなるので、まだ株式投資を始めて2年に満たない私にとっては未知の世界です。

 

今回の下げは、底のピークが来たらすぐにV字回復すると勝手に思っていました(^^; ちょっと甘かったですね。今後、株価動向と日々のニュースをチェックしないといけません。 

 

アメリカでも感染経路不明の新型コロナウイルス感染者が見つかりました。これから感染者数拡大、そして被害を抑え込むために経済活動が制限される、ということになりそなので、さらなる株価下落に繋がるのでは?と今は感じています。このような状況なので、まだ株購入には踏み出さず、もう少し様子見を続けたいと思います。 

以上

 

◆参考文献

CNBC、"Here’s how long stock market corrections last and how bad they can get"

https://www.cnbc.com/2020/02/27/heres-how-long-stock-market-corrections-last-and-how-bad-they-can-get.html?&qsearchterm=how%20long%20stock%20market

アメリカ株大幅続落、今後の展開は?(専門家の見解)

2月25日付のロイターの記事を読みました。2/24、2/25と、アメリカの株式市場が2日間続けて暴落しました。世界各国への新型コロナウイルスの被害拡大を受け、今後の見通しを専門家が語っています。以下、記事の要約です。 

 

◆要約

>ロイホルト・グループ(調査会社)

・いずれ起こる予定であった調整が新型コロナウイルス、及びアメリカ長期国債の利回り低下で発生。

アメリカ長期国債利回りが過去最低値を下回っていることの方が、投資家、トレーダーにとって問題。

・これまではアメリカの経済指標が好調。今後は中国の経済的ダメージが影響してくる。アップルなど中国への依存度が高い企業は影響を受ける。ただ、2020Q2~2020Q3には大半の状況が回復しているだろう。

>レノックス・ウェルス・アドバイザーズ(資産運用会社)

・株価暴落は新型コロナウイルスが要因。感染拡大がピークを迎えるまで市場は回復せず。

SARS、エボラ等、我々は病気を克服してきた。今回も感染、犠牲者数の動向を注視する必要あり。ただ、イタリアの状況から判断する限り、ピークはすぐ来ない。

・今回の課題はFRB、企業業績、バリュエーション、何れでもない。地域閉鎖による貿易機能低下、世界経済後退、企業利益減少が問題。

>ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズ(企業調査会社)

新型コロナウイルスのことを我々はほとんどわかっていない。そのため、市場から引くのは当然の反応。

・今は買い。同病気への懸念は数か月続く可能性あり。ただ、60~70%の確率で今が底になると判断する。

・なぜなら、PMIが50以上、景気後退入りなしの状況で株価が1日で3%下落した場合、94%の確率で底を打つ。

>メイトリックス・アセットアドバイザーズ(投資助言会社

・株価がさらに下がると市場が考えるのは当然のこと。

・問題終息の兆候が出始めると、株価は回復、同じスピードで戻すと考える。

・2020Q1のアメリカ、世界経済は減速、企業業績も市場予想を下回るだろう。ただ、問題終息がわかり始めると、市場はQ1よりも先のことに目を向ける。

 

私には内容が充実した記事でした。色んな意見があるので参考になります。

 

感染拡大も不安ですが、経済活動の停滞から来る景気後退が怖いです。日本も企業の活動が制限されたり、学校が休みになったりと、経済活動の停滞が目に見えてきているので、実感が湧いてきました。市場はもう株価に織り込んでいるのでしょうか?

 

株価の底はいつになりますかね?SARSの時は発生から5か月後が底のピークでした。今回の新型コロナウイルス発生が12月とすると、5か月後は5月です。本日のニュースでは、中国国内では新型コロナウイルスのピークが4月になると言っていました。

 

これらを参考に考えます。ちょっと範囲が広いですが、3~5月に底のピークが来ると今は思っておきます。底で買うのは難しいと思いますので、3月くらいから買い始めるのがいいかもしれません。どの銘柄を買うか、そろそろ絞っていきたいと思います。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"米国株続落、新型ウイルス懸念で下げ止まらず:識者はこうみる"

https://jp.reuters.com/article/stock-instant-view-idJPKBN20J2UH

米国家経済会議委員長「新型肺炎発生中だけと、アメリカの根本は変わらない。長期投資家には良い機会」

2/25付のCNBCの記事を読みました。アメリカの国家経済会議(National Ecomic Council)の委員長を務めるラリー・クドロー氏のインタビュー記事です。

 

国家経済会議は連邦政府の行政機関で、経済政策を立案したり、大統領に助言を行います。議長が大統領で、委員長がクドロー氏です。そのクドロー氏が、新型コロナウイルスアメリカ経済への影響、及び株式市場についてコメントしています。以下、記事の要約です。

 

◆要約

アメリカは新型コロナウイルスを阻止している。完ぺきではないが、ほぼ完ぺき。

新型コロナウイルスの発生は人類にとって悲劇である一方、経済的な悲劇にはならないだろう。

・つまづきはあるだろう。数値には少しあやふやな点もある。ただ、現時点で供給側に混乱はない。アメリカの経済は良い状態が続いている。

新型コロナウイルス起因による暴落は、長期投資家に投資の機会を創り出している。

新型コロナウイルスは永遠には続かない。投資家にはとても注意深く株式市場を見ることを提案する。現在の株価は1週間前、2日前よりかなり安価。

・現在の市場は変動も大きい。しかし、アメリカの根本的な要素は変わっていない。

・新型コロナウィルスはアメリカ全土で広がり続ける見込み。伝染病になった時に備え、企業、学校の対応策の概略をまとめた(Centers for Disease Control and Prevention、アメリカ疾病予防管理センター)。

 

クドロー委員長、という言葉だけはTVのニュース等で耳にしたことがあります。どの程度影響力を持っている方なのか、私にはわかりません。ウィキペディアによると、トランプ氏派のようです。

 

今回のクドロー氏のコメントを見る限りは、世間を落ち着かせようとしているのがわかります。アメリカ政府側の方なので、 こういうコメントになるのは理解します。

 

投資に関するコメントの内容は意外なものはありませんが、市場を落ち着かせる役割を担ってくれてそうです。

 

世界は新型コロナウイルスで大変なことになっていますが、アメリカの根本は変わっていない、アメリカの経済は良い状態、株価は暴落中だけど長期投資家には良い機会、ただし注意は必要だよと、大事なことを伝えてくれています。

 

アメリカの株式市場は2日続けて暴落しています。下落傾向はまだ続くと思いますので、私はまだ様子見です。世界で経済活動に制限がかかり始めており、今後、企業業績が落ち込むと見込まれ、株価も下がっていくと推測します。

 

この下がったところを狙いたいですね。そんなにうまくいくとは思えませんが(^^; それまでは引き続き、買いたい銘柄価格の動きをチェックします。

以上

 

◆参考文献

1)CNBC、"Larry Kudlow says US has contained the coronavirus and the economy is holding up nicely"

https://www.cnbc.com/2020/02/25/larry-kudlow-says-us-has-contained-the-coronavirus-and-the-economy-is-holding-up-nicely.html?&qsearchterm=larry%20kudlow%20says

2)Wikipedia、"アメリカ合衆国国家経済会議"

https://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ合衆国国家経済会議

3)CNBC、"Larry Kudlow says long-term investors should ‘very seriously’ look at buying the dip in stocks"

https://www.cnbc.com/2020/02/25/larry-kudlow-says-investors-should-very-seriously-look-at-buying-stocks.html?&qsearchterm=larry%20kudlow

2/24、NYダウ平均は1031ドル下落。今後の展望に関する専門家の見解は?

2/2/24付のReutersの記事を読みました。新型コロナウイルスの感染、犠牲者が世界中に広まっています。その影響で経済への懸念も高まり、2/24のNYダウ平均は1,031ドル下落しました。記事の中では専門家が今後の展望を語っています。以下、要約です。

 

◆要約

>Suntrust Advisory Services(アメリカの投資助言会社

・経済指標はアメリカの景気後退を示唆していない。

アメリカ経済が受ける新型コロナウイルス感染拡大の影響は大きくない。

・ただ、債券市場からは利下げの必要があるというサインが出ている。結果、連邦準備理事会(FRB)への利下げ圧力は高まる。

>CMC Market(イギリスの金融商品販売業者)

新型コロナウイルスは中国だけでなく世界各国の問題。ヨーロッパの高級ブランド、鉱山、石油、航空などの株価も下落している。

・どの程度、経済へ影響するかは不明。ただ、マイナス影響なのは間違いない。

>Suntrust Advisory Group(アメリカの金融サービス会社)

新型コロナウイルスが及ぼす今後の展開は誰もわからない。

・ 2020年、世界経済の穏やかな回復を期待していたがリスクあり。

・不透明感が続く中、投資家は投資を続けることになる。

・株価、バリュエーションはまだ高い。新型コロナウイルスのリスクは、ほとんどが株価に織り込まれていない。

 

新型コロナウイルス要因で、ようやく暴落となりました。個人的には先月末に暴落するかな?と思っていたのですが、約1か月遅れで来ました。

 

個人的には、大幅な株価下落はこの1日だけで終わらず、今後も続くと予想します。とても感染拡大が収まるとは思えません。今後の展開は誰にもわからないという専門家もいますので、余計に身構えてしまいます。

 

ですので、買いたい銘柄が大きく値下がりしたので、投資したいところですが、まだ様子見します。

 

安く株を買える機会が来たのでうれしい反面、新型コロナウイルスの危機が身近に迫ってきているので不安もあります。気を引き締めたいと思います。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"米株1000ドル超える急落、新型肺炎拡大で:識者はこうみる"

https://jp.reuters.com/article/analyst-view-us-stock-idJPKCN20I1VS

新型肺炎の影響が長期化、広範囲化することにより、悪影響を受ける業種(バロンズより)

SBI証券のウェブサイトで公開されているバロンズ・ダイジェスト内の記事を読みました。2/18号のものです。新型コロナウイルスの影響は広範囲、長期に渡る可能性があり、その影響を受けやすそうなセクター、企業について解説されています。以下、記事の要約です。

 

◆要約

新型コロナウイルスが発生した武漢は世界のサプライチェーンの中心地。製造業の生産や交通の要となっている。2020年内は企業の業績に悪影響を及ぼすだろう。

・市場は短期的な影響は織り込み済み。広範囲な、間接的な影響はまだ考慮していない。

新型コロナウイルスの拡散を封じることができれば、多くのファンドマネージャーは市場が急上昇するとみている。

・ただ、歴史から判断すると、中には回復に苦労する企業もいる(Tロウ・プライス・ニュー・アジア・ファンド)。

・生産工場の稼働率は低く、職場に戻れない従業員も多い。また部材の入手難、従業員のためのマスク入手難と課題は多い。

・十分なキャッシュフローを持ち、高配当な企業銘柄を選択、弱いアジア企業は避けるよう、UBSグローバルウェルスマネジメントはクライアントへ提案。

・以下、専門家が警戒している企業、業種。

>消費者セクター

・酒造企業は受注が大きく減少するだろう。中止されたイベント向けなどの需要は恐らく取り戻せない。小売店、食堂などは在庫消化に時間がかかる。

・DIAGEO(DEO、酒造会社)は3.7%、バドワイザーブルーイングAPAC(1876.香港、ビール会社)は11%、共に年初来下落。

・料理宅配業への影響も大きい。美団点評(3690.香港)に登録するレストランは、その20~30%しか、現状宅配できていない。宅配できているレストランも、宅配の売上は50%以上減少している。同社の株価は1月より12%下落。

・世界のショッピング街から中国人が大幅減。それでも、高級ブランドのモエヘネシールイヴィトン(MC.フランス)、化粧品のエスティーローダー(EL)は、中長期的には影響は少ないとみる。高級品に対する関心が薄れるわけではないので、新型コロナウイルスが終息すれば、需要は復活すると判断。

>資本財セクター

・世界景気の持ち直しで、同セクターは回復すると見込まれていたが、新型コロナウイルスの影響で回復時期は後ろ倒しに。短期的には需要減、サプライチェーン混乱から伴う悪影響が見込まれるが、多くの企業は業績見込みに織り込んでいない(カナダロイヤル銀行)。

・例外が2社。電気、電子機器メーカーのエマソンエレクトリック(EMR)は、2020Q2の売上高が少なくとも1.5%減少すると見込む。水処理関連危機メーカーのザイレム(XYL)は2020Q1のEPSが$0.03~0.04低下すると見込む。 

>ハイテクセクター

・5G関連企業は中国政府からの資金に依存しているためリスクあり。

光通信産業の中心が武漢であることもリスク。5G基地局に使われる光通信部品の多くは武漢製。

武漢の交通や企業活動の制限が長引けば、携帯機器、5G関連企業の業績にさらに影響を及ぼし、2021年の業績まで影響を受ける可能性あり(サンライズキャピタル)。

・プリント基板、光ファイバー、ディスプレイ生産のリスクが最も高い。一方、LCD、メモリ、自動車技術は耐性が強いとみる(サンライズキャピタル)。

アメリカの半導体セクターは売上高の47%、ハイテクセクター(ハードウェアに限る)は売上高の14%と、中国への依存度が高い(ゴールドマンサックス)。

・(売上高の30%を中国に依存する)コネクタメーカーのアンフェノール(APH)、(工場勤務者の70%以上が中国の)HP(HPQ)、(仕入れ先の50%以上を中国に依存する)デルテクノロジーズ(DELL)に注目する(Evercore)。

 

新型コロナウイルスの影響が長期化すると、確かに酒造メーカーは影響を受けそうです。各種イベントが中止になると、需要は取り戻せないというところがポイントですね。

 

日本でも色んなイベントが中止になっています。外食を控える人々が増えると、レストランだけでなく、そこに食材、飲料を供給する業者も打撃を受けます。外出を控える人はこれからますます増えると思いますので、関係企業はかなりの悪影響を受けそうです。

 

資本財やハイテク企業も、これから徐々に影響を受けそうです。記事の中では、2021年の業績にも影響を及ぼす可能性があると指摘する専門家もおり、ちょっと大変なことになってきました。

 

私が保有する銘柄ですと、アップルやブロードコムが今後さらに影響を受けます。

 

私の頭の中では、これから市場平均株価がどんどん下がっていくイメージしかありません(^ ^; 日本で感染者が拡大する一方なので、余計に不安です。

 

今は投資を控え、買いたい銘柄の価格の動きを追いたいと思います。

以上

 

◆参考文献

SBI証券、バロンズダイジェスト2/18号、"新型コロナウイルスの影響、長期化も"

https://global.sbisec.co.jp/Fpts/tsj/invInfTop/toUsAnaReport

JPモルガンチェース「今のところ予想は外れてるけど、バリュー株の時代はもうすぐ来るよ」

2/20付のBloombergの記事を読みました。バリュー株上昇を期待するJPモルガンチェース(銀行持ち株会社)のコメントが記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

・2020年、(アメリカ大型株から構成される)Russell 1000内のバリュー株の上昇率は1%未満。対する同指数内のグロース株は8ポイント上回る(下記グラフ参照)。

<グラフ> バリュー株とグロース株のパフォーマンスの比較。

※Ratio(縦軸)が1.00未満はグロース株の方がパフォーマンスが高いことを表す。

f:id:investmentandsecondjob:20200222171841p:plain

(出典:Bloomberg

JPモルガンチェースは、バリュー株のパフォーマンスは、より早い時期に改善すると見込んでいた。

・予想が外れているのは(グロース株偏重の)パッシブファンド、ESG投資、新型コロナウイルスが要因(JPモルガンチェース)。

・しかし、モメンタム株、低ボラティリティ株からバリュー株へのシフトは進む。モメンタム株、低ボラティリティ株のバリュエーションはファクターバブル(かなり特殊)の状態(JPモルガンチェース)。

新型コロナウイルス要因で、2020Q1に景気循環型株、バリュー株が上昇するという予想は外れる。これは、時期が後ろにずれただけ。モメンタム株、低ボラティリティ株のバブルは崩壊する可能性が高い(JPモルガンチェース)。

 

2020年はバリュー株がお勧めだよという記事を、昨年後半によく見かけた記憶があります。

 

2020年以降は低成長時代となり、株価の上昇もあまり期待できず、相対的に配当率の高いバリュー株のリターンが高くなるよという主張からです。

 

記事にも書いているように、今年は今のところ、昨年同様グロース株の株価上昇率が高いです。

 

やっぱりグロース株の比重を高めた方がよいのかも?と私は感じ始めていましたので、今回の記事はまた考えるきっかけになりました。

 

これからバリュー株の方がリターンが高くなっていくか私は自信がありません。ですので、株をまずは長期保有する前提で、バリュー株(配当株)、グロース株をバランスよく保有することを心掛けたいと思います。

 

(グロース株として)FAAMG株も購入したいのですが、昨年末から今年にかけ、加速度的に値を上げており、手が出しづらいです。新型コロナウイルス起因による景気後退、それによる株価下落を待ちたいと思います。

以上

 

◆参考文献

Bloomberg、"バリュー株に望み捨てず、上昇が遅れているだけ-JPモルガン"

 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-20/Q5Z9ZAT0G1L601