アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

専門家「不確実性が多く、今後どうなるかはわかりません」

7/16付のCNBCの記事を読みました。今後の市場の見通しについて、(アメリカの金融サービス会社である) アリーインベストのチーフストラテジストの方が意見を述べています。以下要約です。

 

◆要約

・過去数週間、特にこの1週間は、アメリカでの新型コロナウイルスの新規感染者数が大きく増加した。経済再開が遅れたり、後戻りも聞こえ始めている。

・根本的な市場の兆候を懸念。10年長期国債の利回りが1%を超え、金は1オンス$1,800越え、ボラティリティは高まっている。

・経済の逆転は、景気回復を覆し、ニュースの見出しに踊らされる市場を生み出す可能性あり。

・6月の経済データは改善した。次にどうなるかがわからない。安定するのか、減速するのか?

・大統領選挙がヘッドラインを占拠し始めるタイミングでもあり、市場は重要な分かれ道に来ている。

・一方、株式や国民に対する政府の支援策など、前向きな情報もあることも確か。長期投資家には、(短期、長期に分け投資する)バーベル戦略を取ることを推奨する。

・11月に何が起きてもいいように準備するべき。不確実性が高まれば、ボラティリティも高まる。

 

記事内に書かれているように、アメリカでは新型コロナウイルスの新規感染者数の増加が止まらず、経済活動に影響を及ぼし始めています。

 

専門家が「どうなるかわからない」とはっきり言ってくれるとこちらも助かります。今の状況下では、予測するのは無理だと言ってくれると私も悩まずに済みます。

 

私は株価の下落を待ちます。追加の景気刺激策も準備されているので、大統領選挙が終わった後、もしかしたら株価が上昇しているかもしれません。そうなったら、仕方がないですね(^^;

 

株価上昇の材料がありますので、ある程度下がった時のチャンスを逃さないようにしたいと思います。

以上

 

◆参考文献

CNBC、"The market is at a crossroads with surging coronavirus cases and the election looming, Ally Invest strategist says"

https://www.cnbc.com/2020/07/16/the-market-may-be-at-a-critical-crossroad-as-coronavirus-cases-surge.html?&qsearchterm=the%20market%20is%20at%20a%20crossroads

7/13の週に入り、ハイテク株が下げた理由

7/18付の日経新聞の記事を読みました。7/13の週に入り、ハイテク株の上昇が止まり、下げました。その背景を記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・7/13の週は、ナスダック(先週比-1.1%)がNYダウ平均(先週比+2.3%)に負ける。負けるのは6週間ぶり。

・これまでは、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、悪影響を受けにくいとされるハイテク株を市場は支持。景気敏感株は売られる状況であった。

・今回この関係が崩れた理由は2つ。1つはウイルスワクチンの有効性が高まってきたこと。7/14、モデルナ(MRNA)が発表した臨床試験の結果が市場に大いに影響を与えた。今月より、試験の最終段階を行う。

・試験がうまくいったとしても、ワクチンが普及するのは年が明けてからだが、早めに景気敏感株への資金流入が始まり、対するハイテク株は買いにくくなった。

・もう1つの理由は、主要企業の四半期決算発表が始まったこと。ナスダック上場企業のPER(株価収益率)は過去10年平均の19倍に対し、現在は34倍。34倍という数値がどの程度妥当なのか判断するため、市場はハイテク株購入を一時休止。

・7/17、ネットフリックス(NFLX)の株価は最大8%下落。前日の同社の決算発表で、1577万人(1~3月)→1009万人(4~6月)→250万人(7~9月)と新規契約者数の伸びが大幅に鈍化することを示したため。

・在宅生活から恩恵を受けてきたハイテク株は7/13週に入り、上昇をストップ。下落基調へ。ズームビデオコミュニケーションズ(ZM)は今週に12%下落。

・長期的にはハイテク株は優位。バンクオブアメリカはハイテク株の買いを推奨。人々の生活に不可欠で、市場シェアが高く、不景気にも強い。

 

ワクチンの実用化が見えてきたこと、及び主要企業の四半期決算発表が始まったことがハイテク株が下げた理由とのこと。 ひとまず下げた理由がわかったので、すっきりしました。

 

34倍というPERが妥当か判断するため、ハイテク株購入が止まったと記事には書いています。妥当なわけないと個人的には思いますが(^^; 今回の決算発表後、ネットフリックスのように株価を下げるハイテク銘柄が出るはずです。

 

それでも、10%程度下げたくらいでは、まだまだ割高と感じます。買いたいハイテク銘柄に投資できるのはまだ先になりそうです。

 

一番気になるのは、今回の四半期決算発表後、支持される銘柄が何になるかということです。景気敏感株が支持され始めると、割安な銘柄が減るので困ります。ハイテク株から資金が流出するかもしれませんが、多少下げようが変わりません。

 

だったら、今景気敏感株へ投資すればいいのですが、そこまで安く感じないので、次の下げを期待しています。2月、3月の暴落を経験してから、贅沢になってしまいました(^^;

以上

 

◆参考文献

日経新聞、"市場に漂うハイテク株敬遠ムード(NY特急便)"

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61690190Y0A710C2I00000/

今週も評価益はプラスで着地。大手ハイテク株→景気敏感株へ資金移動?

20年7月18日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。


ポートフォリオSBI証券、20年7月18日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

損益

APPL

80

$210.00

$385.31

0.42%

$14,024.80

AVGO

33

$277.03

$312.71

-2.11%

$1,177.44

HD

33

$184.39

$260.38

4.11%

$2,507.67

JNJ

61

$141.50

$149.35

4.90%

$478.85

MA

42

$207.36

$304.06

2.83%

$4,061.40

MCD

48

$180.03

$191.48

3.57%

$549.60

MKC

60

$146.80

$190.89

2.68%

$2,645.40

MO

192

$58.85

$41.54

3.15%

-$3,323.52

MRK

120

$72.91

$79.87

4.09%

$835.20

NTR

230

$38.68

$33.33

4.94%

-$1,230.50

PG

96

$90.77

$125.63

1.40%

$3,346.56

SCI

195

$44.85

$38.69

3.45%

-$1,201.20

V

62

$139.80

$195.09

1.32%

$3,427.98

VOO

51

$264.13

$295.55

1.29%

$1,602.42

       

合計

$28,902.10

 

評価益は先週(7/11)比で+$3,389.62でした。14銘柄中、13銘柄が上昇です。ブロードコムだけが、先週比で下落しました。

 

新型コロナウイルスワクチンの早期開発への期待、景気敏感株の買いが主要因で、今週のNYダウ平均は上昇しました。7/5週の新規失業保険申請件数が予想より多かったこと、米中関係への懸念、7月の消費者態度指数が市場予想を下回ったこと、ハイテク株に売りが出たことなど、マイナス要因もありましたが、大きな下げには至りませんでした。

 

決算発表前で、利益確定のため、ハイテク株に売りが出るのは理解できますが、景気敏感株が買われるのはなぜでしょう。ハイテク株から景気敏感株へ資金が移動したような感じです。決算発表前であることが影響したんでしょうか。

 

以下、主要株式指数の動きです。今週は明らかに大手ハイテク株が下げていたので、想像した通りの結果になっています。私のポートフォリオでも、ハイテク株のブロードコムが下げ、アップルはほぼ動きなしの1週間でした。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

7月11日

$26,075.30

3,185.04

10,617.44

7月18日

$26,671.95

3,224.73

10,503.19

先週比

$596.65

39.69

-114.25

先週比(%)

2.29%

1.25%

-1.08%

 

一方、NYダウ平均、S&P500は上げました。私の保有銘柄も、今まで上げていなかった銘柄が、明らかに上昇した1週間でした。

 

4%以上の上昇が4銘柄あります。ニュートリエン、J&J、ホームデポ、メルクです。ニュートリエンは+4.94%、7/13、7/15に大きく上昇しています。

 

7/13、バンクオブアメリカが、ニュートリエン含む主要肥料メーカーの格付けを、「Underperform」から「Buy」へ一気に2ランクも上げました。農業セクターの展望が大きく改善したことが理由とのこと。

 

種まき期の間、日照りや暑い日が見込まれており、とうもろこし、大豆価格が上昇しているようです。また、中国でのとうもろこし不足、米中貿易協定の第1段階の合意内容を履行するため、中国政府がアメリカからとうもろこしを購入しようとしているとバンクオブアメリカはみています。

 

J&Jは+4.90%の上昇です。この1週間、右肩上がりでした。7/16、同社は2020Q2の決算結果を発表しました。同期のEPS、売上は市場予想越え、2020通期のEPS、売上も市場予想以上でした。

 

ホームデポは+4.11%の上昇でした。7/14、7/17に上げています。7/15、クレディスイスが、ホームデポの2020の収益見通しを上方修正しています。同社の戦略的な投資、新型コロナウイルスの影響を受けての同業界への追い風を要因として挙げています。

 

メルクは+4.09%上げました。7/14、7/15、7/17に上昇です。他社と(腫瘍に関する)研究、(抗生物質の)販売事業で協業すること、FDAに(心臓の薬に関する)販売承認申請が承認されたというニュースがありました。 

 

◆損益通算結果

SBI証券

投資金額

¥-16,849,553

現在値

¥17,610,494

現金(円)

¥67,142

現金(ドル、円換算)

¥827,457

損益通算

¥1,655,540

利回り

9.83%

②持株会

投資金額

¥-663,000

現在値

¥564,428

繰越金

¥15

損益通算

¥-98,557

利回り

-14.87%

①+②

評価額

¥19,069,536

損益通算

¥1,556,983

利回り

8.89%

 

利回りは約2.5ポイント改善しました。今週もアメリカ株上昇のおかげです。

 

銀行銘柄のJPモルガンチェースを買おうと考えていたのですが、先週後半から同銘柄は上昇しており、様子見しています。2月の暴落前の価格と比べると十分安いのですが、アメリカで新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、少しは下がるんじゃないかと期待しています。

 

今週はハイテク株が下がり、景気敏感株が上昇しました。この流れは続くんでしょうか。それとも、今回だけ(決算発表前の調整)で終わるんでしょうか。今後の動向が気になります。

以上 

 

◆参考文献

1)Seeking Alpha, "J&J beats Q2 consensus; guidance raise tops estimates"

https://seekingalpha.com/news/3591761-j-and-j-beats-q2-consensus-guidance-raise-tops-estimates

2)Seeking Alpha, "Tailwinds for Home Depot seen as strong as ever"

https://seekingalpha.com/news/3591580-tailwinds-for-home-depot-seen-strong-ever

3)Seeking Alpha, "BofA boosts CF, Nutrien, Corteva to Buy from Sell on improving ag outlook"

https://seekingalpha.com/news/3590655-bofa-boosts-cf-nutrien-corteva-to-buy-from-sell-on-improving-ag-outlook

4)Seeking Alpha, "Novocure teams up with Merck in lung cancer study"

https://seekingalpha.com/news/3591359-novocure-teams-up-merck-in-lung-cancer-study

5)Seeking Alpha, "Nabriva inks Sivextro distribution with Merck"

https://seekingalpha.com/news/3591594-nabriva-inks-sivextro-distribution-merck

6)Seeking Alpha, "FDA accepts Merck application for heart drug vericiguat under accelerated review"

https://seekingalpha.com/news/3591747-fda-accepts-merck-application-for-heart-drug-vericiguat-under-accelerated-review

アメリカ大手銀行「景気後退はこれから。長さ、厳しさに対する見通しは悪化中」

7/14付のReutersの記事を読みました。同日、JPモルガンチェースシティグループウェルズファーゴの大手銀行が四半期決算を発表しました。その発表内容が記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

・7/14、アメリカ大手銀行の内3行は、総額280億ドルの貸倒引当金を積んだことを発表。これは、新型コロナウイルス感染拡大が及ぼす経済的な痛みがこれから来ることを思い出させる。

・政府と銀行の支援により、借り手は支えられているが、支援プログラムの一部は終わりを迎えようしている。銀行は貸し倒れの急増を恐れる。

・消費者の収入、貯蓄は増え、住宅価格は上昇。景気後退は遅れてやってくる(JPモルガンチェース)。

・7/14、2020Q2の決算結果発表で、JPモルガンチェース(JPM)、シティグループ(C)は大幅な利益の減少を、ウェルズファーゴ(WFC)は2008年以来の赤字を発表。

・各銀行は融資の減少を主にトレーディングによる大幅な収入増加で相殺。

・政府の前例のない支援策で金融と経済が乖離。経済状態は良く見えるが、支援策が有効期限切れとなれば、ボラティリティが高くなる可能性がある。

・今回の決算発表で、各銀行は憶測がたくさんあることを警告。新会計ルールの基、銀行は前もって貸倒金を積む必要あり。致死性ウイルスが経済に打撃を与えれば、景気低迷がどれほど続くか予測するのはかなり難しい。

アメリカの失業率は2021年6月まで2桁に留まるだろう(JPM)。景気回復まで、GDPは35%以上落ち込むだろう(C)。

・銀行にとって一番の懸念はクレジットカードビジネス。銀行に担保はない。今のところ大きな動きはない。ロックダウンにより支出は減少しているが、借り手は返済のため、政府からの支援金を活用している。

・債券取引事業はうまくいった。JPMは99%、Cは68%、同事業の売上を伸ばした。

・WFCは大きな投資銀行部門を保有しない。2016年に明るみになった不祥事の後処理にまだ対応し続けている。24億ドルの損失は市場予想より悪く、WFCは今後悪化することを見込んでいる。

・景気後退の長さ、厳しさに対する我々の見方はかなり悪化している(WFC)。

 

銀行は様々な業界と取引しているので、見通しに対するコメントは説得力があります。今後の景気動向を予想するのに役立ちますので、読んでよかったです。

 

一番気になったのは、景気後退は遅れてやってくるという言葉。確かに、今は政府の景気刺激策により、消費者の手元にはお金があります。この刺激策が終われば、景気後退に陥るというのは納得です。これは警戒してしまいます。

 

ただ、政府は軟着陸させようと、景気刺激策を継続するかもしれません。大統領選挙までは続けるかもしれません。大統領選挙後に本格的な景気後退が来るとか?

 

そろそろ追加投資をしようと思っていたのですが、また様子見したくなりました。感染の再拡大、経済活動の再制限は続いていますし。

 

株式投資を始めて以来、今回ほど企業の決算発表が気になる時はないかもしれません。新型コロナウイルスの影響により、各業界が変わろうともしていますので。その他業界の決算発表も気にかけたいと思います。 

以上

 

◆参考文献

Reuters、"Big U.S. banks predict more economic pain from coronavirus"

https://www.reuters.com/article/us-usa-banks-results/big-u-s-banks-predict-more-economic-pain-from-coronavirus-idUSKCN24F1WS

グロース株が支持される背景、財務以外の情報が注目されているそうです

7/14付の日経新聞の記事を読みました。グロース株が上昇している理由を、マネックス証券のチーフストラテジストの方が解説しています。以下、記事の要約です。

 

◆要約

・2~3月の株価大幅下落後、株価は回復してきているが、新型コロナウイルスの被害が大きい国ほど、株価の戻りが少ない傾向にある。

・昨年末~6月末までの期間で騰落率をみると、ダウ平均株価は-10%近い、ヨーロッパ各国も2桁マイナス。

・対する被害の少ない国々は、日経平均株価が約-5%、上海総合指数、韓国総合株価指数は何れも-5%未満。

・これらは大型株中心の話。新興株式市場は別。新型コロナウイルスの被害に関係なく、上昇を継続。19年末の株価と比較し、現在は10%前後のプラス(下記グラフ参照)。

<グラフ>主な新興企業株式指数推移、19年末が起点

f:id:investmentandsecondjob:20200714075125p:plain

(出典:日経新聞

新型コロナウイルスの感染拡大により、生活様式が変わり、ハイテク技術が支持されている。また、ワクチン、治療薬開発への期待からバイオ、製薬企業銘柄へも資金が流入

・新興企業の支持理由はコロナだけではない。現在株価を大きく上げているナスダック指数採用銘柄の多くは、これまでも株価が上昇していたもの(下記表参照)。

<表>ナスダック100採用銘柄の上昇率、7/2時点

f:id:investmentandsecondjob:20200714081237p:plain

(出典:日経新聞

・グロース株支持は言い換えれば、バリュー株投資の機能不全。

新型コロナウイルス後、大きくの企業が業績見通しの発表を見送り。経済動向も不透明。そのため、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)をもって銘柄を判断できない状況にある。

・グロース銘柄は企業業績よりも、長期的に成長できるストーリーを持っているかが重要。世の中に立つ事業なのか、競争力はどうか、企業理念など。

・最近の株式投資は財務以外の情報への依存度が高まっている。ブランド価値、人的資本、ESGなど。

・コロナをきっかけに不確実性が高まり、投資家は短期的ではなく、長期的、かつ企業の基本的な評価に移行した可能性あり。そのため、グロース株への支持が高まったと考える。

 

グロース株支持はいつまで続くんでしょうか。この考察を読む限り、少なくとも企業が業績見通しをまともに出せるまでは続きそうです。

 

今秋から主要企業の決算発表が本格化しますが、各企業が業績見通しを開示するか、それに対する株価動向に注目したいと思います。

 

企業の業績見通し開示有無に限らず、グロース株が支持され続ける可能性もありますかね?継続するなら、大手ハイテク株などの株価は高止まりしたままで、手が出せない状況が続きそうです。

 

人気がない割安株が放置されていないか、引き続き調べたいと思います。

以上

 

◆参考文献

日経新聞、"グロース株の活況はなぜ? 鍵は「非財務シフト」"

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61440810T10C20A7000000/

20年下期を弱気、基本、強気、3つのシナリオに分けて解説(バロンズより)

SBI証券のウェブサイトに掲載されているバロンズダイジェストの記事を読みました。7/5付のものです。この下期から起こりうることを、弱気、基本、強気、3つのシナリオに分けて記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

アメリカの株式市場は新型コロナウイルス起因による暴落から大幅に回復。S&P500指数は暴落前と近い水準に。

アメリカでは想定より早く、経済活動が再開。そのため、2020年下期は景気が回復すると期待されている。一方、経済活動再開から新型コロナウイルスの感染再拡大に。経済活動が再び制限される恐れが出てきている。

・以下、専門家による2020年下期のアメリカ経済、及び株式市場の見通し。どのシナリオになっても、年内はS&P500指数は狭い範囲で推移する。年末以降、数多い不確定要素の結果が出てくる。

>>>弱気シナリオ

・感染第2波の規模、ワクチンの実力、提供可能時期、学校、託児所の再開時期、失業施策、大統領選挙など、不確実性が多い。

・これらの不確実性が要因で、今年いっぱいは経済活動制限により、株価の上昇は限定的。最高値はすでに過ぎた。そこまで悲観的ではないが、楽観的にはなれない。新型コロナウイルスの影響を大きく受けたのは非上場中小企業のため、株価には反映されず。つまり、経済と株式市場には乖離がある(ウィリアム・ブレア、アメリカの投資銀行)。

・ワクチンの普及期は2022年。20年秋より感染者数が増加、再びロックダウンに。経済がさらに縮小することになり、株価の調整も。

・コーナーストーンマクロ(アメリカの調査会社)はS&P500指数が現在から20%程度下落(つまり2500程度になると)すると予測。UBSプライベートウェルスマネジメントは最悪の場合、同指数は2800になると見込む。 

>>>基本シナリオ

・ コーナーストーンマクロは基本シナリオの発生率を50%、弱気、強気シナリオを合わせて50%と見込む。

新型コロナウイルスとは長く付き合う、FRBは経済、金融市場をできる限り支える、政府は企業、国民に1兆ドル以上の追加支援策を実施する、これらが基本シナリオの基。

・今後、ロックダウンが徐々に解除、秋までに新型コロナウイルスの治療方法が確立、2021年半ばまでにワクチン、もしくは治療薬の大量生産開始。これらが実現すれば、20年中にS&P500指数は3300に近づき、21年上期中に経済は正常な状態になる(UBSプライベートウェルスマネジメント)。

・経済は一進一退、株価は横ばい、失業率は年内2桁、経済指標もいまいちな状況が続く。株高も根拠のなし。現在は銘柄選別が重要(コーナーストーンマクロ)。

・年内のS&P500指数は2900~3200で推移。現在のS&P500指数は割高。これから企業業績が株価に追いつく必要あり。今は景気敏感株がお薦め(モルガンスタンレーウェルスマネジメント)。

・金融、素材、エネルギー銘柄を選好。これらは割安。景気回復の影響を受けやすいため(モルガンスタンレーウェルスマネジメント)。

・20年下期は資本財、一般消費財、サービスセクターを選好。グロース株が引き続き優位(コーナーストーンマクロ)。

・UBSプライベートウェルスマネジメントのシニアポートフォリオマネージャーは、通信、ヘルスケア、食品セクターを支持。何れも中型株。

>>>強気シナリオ 

・最悪期は過ぎた。新型コロナウイルスのワクチン、治療薬は20年内に普及する。第2波は小さい。

・(全てがうまく必要があるので)シナリオの実現可能性は低いが、実現した場合、S&P500指数は3500が目標(UBSプライベートウェルスマネジメント)。

・強気シナリオは感染再拡大、再ロックダウンのリスクあり。

・早期にワクチン、治療薬が完成した場合、債券市場は下落、金利上昇に繋がるというリスクもある。金利上昇で企業、家庭、政府の債務が膨らむ。早期ワクチン開発のシナリオは、早期の景気回復、インフレ、結果的に弱気シナリオになる可能性あり(ブリークリーアドバイザリーグループ、アメリカの資産運用会社)。

 

記事内で専門家の方々が解説するように、一番起こりそうなのは基本シナリオのようにみえます。ただ、解説を読んでいると、弱気、強気シナリオの発生可能性もそこまで低いとは感じません。

 

記事が指摘するように色んな不確定要素があるので、先を予測するのは難しいです。どのシナリオになっても動じないように心の準備だけはしておきます。

 

基本シナリオの場合、専門家の方々が推奨する銘柄は、金融、素材、エネルギー、資本財、一般消費財、サービス、通信、ヘルスケア、食品と色々出てきました。この中では金融銘柄である銀行株を買いたいと今は考えています。

 

素材銘柄のことを私はほとんど知りません。企業名が出てきません。スリーエム(MMM)も素材なんでしょうか。私が知らない割安株があるかもしれませんので、素材セクターのことも今後調べてみたいと思います。 

以上

 

◆参考文献

SBI証券、バロンズダイジェスト20年7月5号、"新型コロナ経済、2020年下半期の3シナリオ"

https://global.sbisec.co.jp/Fpts/tsj/invInfTop/toUsAnaReport

ハイテクのAPPL、コロナの恩恵を受けるPG、MKCのおかげで今週はプラス

20年7月11日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。


ポートフォリオSBI証券、20年7月11日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

損益

APPL

80

$210.00

$383.68

5.37%

$13,894.40

AVGO

33

$277.03

$319.44

1.26%

$1,399.53

HD

33

$184.39

$250.11

0.65%

$2,168.76

JNJ

61

$141.50

$142.37

0.99%

$53.07

MA

42

$207.36

$295.68

-2.23%

$3,709.44

MCD

48

$180.03

$184.88

0.74%

$232.80

MKC

60

$146.80

$185.91

2.37%

$2,346.60

MO

192

$58.85

$40.27

2.21%

-$3,567.36

MRK

120

$72.91

$76.73

-2.60%

$458.40

NTR

230

$38.68

$31.76

-2.46%

-$1,591.60

PG

96

$90.77

$123.89

2.49%

$3,179.52

SCI

195

$44.85

$37.40

-4.66%

-$1,452.75

V

62

$139.80

$192.55

-1.59%

$3,270.50

VOO

51

$264.13

$291.80

1.74%

$1,411.17

       

合計

$25,512.48

 

評価益は先週(7/4)比で+$1,605.04でした。14銘柄中、9銘柄が上昇です。今週は銘柄によって、動きに差がありました。

 

今週は1日毎に上げて下げてを繰り返す1週間でした。上げ要因は中国経済回復、(次週以降に決算発表を行う)アメリカ主要企業の業績回復、新型コロナウイルス治療薬、ワクチンの早期開発への期待などです。

 

下げた要因は、新型コロナウイルスの感染再拡大による経済回復速度の減速、利益確定売りなどです。

 

以下、主要株式指数の動きです。特にナスダックが飛び抜けて上昇した1週間でした。ここまで上げが続くと引いてしまいます(^^; 今週もアマゾンは絶好調で$250超の上昇です。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

7月4日

$25,827.36

3,130.01

10,207.63

7月11日

$26,075.30

3,185.04

10,617.44

先週比

$247.94

55.03

409.81

先週比(%)

0.96%

1.76%

4.01%

 

ナスダックの上昇に伴い、アップルもまた今週も上昇しました。+5.37%です。6月以降、同銘柄は上昇一辺倒です。7/6、7/8に大きく上げています。レイモンドジェームス(投資銀行)、ドイツ銀行がアップルのプライスターゲットを上げました。収益改善、及び新iPhoneへの期待が理由です。

 

あと上昇で目立ったのはP&G、マコーミック、アルトリアです。それぞれ、+2.49%、+2.37%、+2.21%です。何れも7/10に特に大きく上げています。7/30に控えるP&Gの決算発表に市場が注目しているというニュースがありました。

 

包装食品の6月の売上が伸びています。スープやチーズ、加工肉が特に大きく上昇です。新型コロナウイルスの影響で、内食需要は底堅く上昇していくと見込まれており、マコーミックも恩恵を受けています。

 

アルトリアの上昇理由はわかりません。バークレイ(イギリスの金融グループ)がアルトリアを買いから中立へ下げたという悪いニュースはありました。新型コロナウイルスの影響、及び新経営陣への不安からです。

  

下げた方はサービスコーポレーションインターナショナルが-4.66%で一番です。7/7~7/9に下げています。特にニュースはありません。3月後半に底をついて以来、同銘柄は上下を繰り返しつつ、低空飛行を続けています。新型コロナウイルスが終息する兆候がない限り、株価が上向きそうにありません。

 

あと下げたのはメルク(-2.60%)、ニュートリエン(-2.46%)、マスターカード(-2.23%)、ビザ(-1.59%)です。何れも1週間右肩下がりですが、特に7/9に下げています。メルクは先週大きく上げた反動でしょうか。

 

ニュートリエンは3月後半の底から少しは戻していますが、上下を繰り返し、低空飛行を続けています。景気が上向くまで回復しそうにありません。

 

マスターカード、ビザはそろってマイナスです。両銘柄とも6月に入ってから株価が上がらなくなりました。新型コロナウイルスの感染再拡大が影響しているのだと思われます。

 

◆損益通算結果

SBI証券

投資金額

¥-16,849,553

現在値

¥17,210,090

現金(円)

¥67,142

現金(ドル、円換算)

¥811,946

損益通算

¥1,239,625

利回り

7.36%

②持株会

投資金額

¥-663,000

現在値

¥545,932

繰越金

¥15

損益通算

¥-117,053

利回り

-17.66%

①+②

評価額

¥18,635,125

損益通算

¥1,122,572

利回り

6.41%

 

アメリカ株が上昇し、利回りは0.3ポイントほど改善しました。

 

今、銀行株の購入を考えています。7/9に同銘柄が下げたので、7/10に買おうと思ったのですが、止めました。同日、銀行株がそろって5%前後以上上昇したためです。

 

来週、主要銀行の決算発表があるため、銀行株の購入を専門家が推奨していたニュースを見かけましたが、その影響もあるのでしょうか。銀行の決算内容が期待されているようです。うまいこといきませんね(^^; 近いうちに下げることを期待します。

 

ハイテク株が変わらず上昇を続けています。経験したことのない株価の動きなので、戸惑っています。個人的にはおかしいとしか思えません(^^; とても手を出す勇気はないので、変わらずハイテク株の購入は見送る姿勢です。

 

できれば近いうちに銀行銘柄を買い、また様子見する形を続けたいです。

以上 

 

◆参考文献

1)Seeking Alpha, "Apple price target raised despite forecast concern"

https://seekingalpha.com/news/3589113-apple-price-target-raised-despite-forecast-concern

2)Seeking Alpha, "Apple price target raised despite rally nervousness"

https://seekingalpha.com/news/3589478-apple-price-target-raised-despite-rally-nervousness

3)Seeking Alpha, "Procter & Gamble guidance expected to steal the show on earnings day"

https://seekingalpha.com/news/3590288-procter-gamble-guidance-expected-to-steal-show-on-earnings-day

4)Seeking Alpha, "Consumers still stocking up on packaged food"

https://seekingalpha.com/news/3589207-consumers-still-stocking-up-on-packaged-food

5)Seeking Alpha, "Altria downgraded by Barclays on rising concerns over management"

https://seekingalpha.com/news/3589532-altria-downgraded-barclays-on-rising-concerns-over-management