アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

インテルの四半期決算は市場予想越え。FY21通期見通し上方修正も、市場の満足度は低く、株価は5%超下落。

4/22付のCNBCの記事を読みました。同日、インテルが2021年Q1の四半期決算を発表、その内容が記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

・売上は市場予想の$17.90Bに対し、$18.57B。EPSは市場予想の$1.15に対し、$1.39。これはインテルの見込みよりも大幅に高い。しかし、同社の株価は時間外取引で3%超下落。

・2021Q2の売上見込みは市場予想が$17.55Bであるのに対し、インテルは$17.8Bと予想。一方、EPSは市場予想の$1.09に対し、インテルは$1.05と見込んでおり、市場予想を下回る。これは製造設備へ投資することが要因。

・先月、インテルは$20Bを製造設備へ投資し、半導体チップの受託製造業者になることを表明。

・今年はインテルにとって極めて重要な年となる(インテル)。

・しかし、この計画が完了するまでは数年を要する。現在、世界中で半導体需要が急増しているが、インテルが今回発表した四半期決算結果は、本質的には1年前と何も変わらない。

・世界のPC売上は、ここ数年の第一四半期の売上としては過去最高。これはインテルの業績を押し上げた。インテルのノートPC向け売上は過去最高。前年同期比では54%増、PC向け全体の売上としては38%増。

・1年前、インテルの(PC含む)クライアントコンピューティング向け売上は$9.78B。これはインテルの売上の59%超を占める。

・しかし、多くのノートPC、デスクトップPCは安価なChromebookで、それらはインテルよりも安価なチップを採用。(インテルの顧客でもある)アップルは自社製チップの採用数を増やす。対アップルの売上減少を覗いても、インテルのPC向け売上は減少している。

インテルのデータセンター向け売上は昨年上昇。世の中で在宅勤務が増え、企業がクラウド利用を増やしたため。しかし、2021Q1のデータセンター向け売上は$5.56Bと減少(前年同期比は$6.99B)。

・自動運転車事業を担う子会社、モービルアイの売上は昨年から48%上昇し、$377M。

インテルは、(7nmの製造プロセスを使う)最先端チップの分野で後れを取っている。また、エヌビディア(データセンター向け)、AMD(PC向け)などとの競争が激化。

インテルが計画するアメリカでの生産能力増強は安くない。同社は2021年に$19B~20Bを設備投資へ費やす計画。

・21年3月、インテルはFY2021のEPSを$4、売上を$72Bと予想。今回の四半期決算では、EPSは$4.6、売上は$72.5Bへ引き上げ。

 

今回の四半期決算は市場予想を超え、FY21通期のEPS、売上は上方修正しており、良いニュースはあります。

 

一方で、製造設備への巨額投資はリスクあり、競合も強敵、最先端チップの技術ではここ数年、他社に後れを取っており、業界は絶好調にも関わらず、インテルの四半期決算内容は驚きもそうないと、記事では悪い点をたくさん挙げています。

 

今回の四半期決算は市場には印象が良くないようです。決算発表の翌日である4/23、インテルの株価は前日比で5.32%下落しました。

 

この記事で挙げられている悪い面を聞くと、確かにこの先不安です。競合も手ごわいです。チップの受託製造事業へ再参入するニュースが報道された後、株価はほとんど反応しなかったため、同事業に対する市場の期待度の低さが感じ取れます(^^;

 

チップ製造工場の能力を、そう簡単に増強できるとは私も思っていません。(別の記事によると)台湾セミコンダクターの創業者は、優秀な人材確保、コスト高がインテルにとってハードルになると、コメントしています。

 

私はインテルの自社半導体販売ビジネスではなく、受託製造の将来に期待しています。どうなるかわからないので、賭けのようなものです(^^;

 

4/23に5%ほど下げましたが、これからまだ下げる可能性はありますので、追加投資はせず、静観します。 

以上

 

◆参考文献

1)CNBC、"Intel revenue and profit drop slightly from last year"

https://www.cnbc.com/2021/04/22/intel-intc-earnings-q1-2021.html?&qsearchterm=intel%20revenue%20and%20profit

2)日経新聞、"台湾TSMC創業者「米国はコスト高」 誘致活動をけん制"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM213MP0R20C21A4000000/

バンクオブアメリカ「ニコチン規制が強化されても、PM、MOは大丈夫」

4/20付のSeeking Alpahの記事を読みました。4/19、紙巻タバコに含まれるニコチンレベルの規制をバイデン政権が検討しているというニュースが報道されました。この報道後の、アルトリアとフィリップモリス株に対するバンクオブアメリカの見解が記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

・タバコに含まれるニコチンレベルの引き下げをバイデン政権が計画していると報道された後も、バンクオブアメリカは、アルトリアとフィリップモリスの買いの格付けを維持。

・タバコ、ニコチン規制に対するFDA(Federal Food and Drugs Act)の計画は数年間に渡るもの。今以上に子供を守るため、そしてタバコに関連する病気、死を大きく減らすことが目的。

フィリップモリスは、タバコ、その他関連製品において、最も強い成長が見込める企業の1社。より害の少ない製品にシフトすることを同社は宣言しており、この宣言が成長を助ける可能性がある。

・アルトリアには、変化するアメリカの規制に長い間適応してきた歴史がある。ここ数年、アルトリアは非燃焼製品の割合を増やしている。10年という時間軸で、タバコ製品に限定せず、成人喫煙者を非燃焼の将来に責任をもって導いていくという同社の取り組みを、我々は前向きに捉える。

 

今回、タバコ規制に関するニュースが報道されましたが、ごく普通の事として捉えました。株式投資を始めたばかりの時であれば、動揺したかもしれません。

 

株式投資を始めて以来、日々、ニュースに触れるようになりました。世の中の動きを少しずつ理解するようになり、中長期的な視点で物事を捉えようと試みています。

 

ですので、今回のニュースも落ち着いて捉えることができました。規制の話はこれまでもありましたし、これからも出てきますので、タバコ企業も、いつもの事と捉え、乗り切ってくれると思います。

 

ただ、タバコ企業の将来に自信があるわけではないですけどね(^^; 同じ業界でプレイヤーが限られるので、(配当支払いは継続しつつ)なんとか生き残っていけるのではという期待だけです(^^;

以上

 

◆参考文献

1)Seeking Alpha、"No nicotine slump seen for Altria or Philip Morris by BofA"

https://seekingalpha.com/news/3683522-no-nicotine-slump-seen-for-altria-or-philip-morris-by-bofa

2)Seeking Alpha、"Tobacco stocks fall on widely-anticipated move by Biden Administration to cut nicotine levels in cigarettes"

https://seekingalpha.com/news/3683122-tobacco-stocks-volatile-on-widely-anticipated-move-by-biden-administration-to-cut-nicotine-levels-in-cigarettes

ゴールドマンサックスの業績が絶好調。ただし、長続きはしない見込み。

4/15付のReutersの記事を読みました。4/14、ゴールドマンサックスが四半期決算を発表しました。その内容について記事は解説しています。

 

◆要約

・4/14、ゴールドマンサックス(以下、ゴールドマン)は2021年Q1の決算結果を発表。ROEは(2009年Q4期以来の高い数値となる)31%、(証券トレーディングが含まれる)グローバル市場部門の収入は76億ドルと市場予想の+50%。

・競合のJPモルガンも同じような状況で、収入はトレーディング事業が+25%増、債券発行関連が+64%増。 

・ゴールドマンの自己資本は2009年時で約640億ドル、現在は880億ドルと大幅増。そのため、現在のROEの数値は、より際立つ。

・ただ、この好業績は今だけ。2009年当時もそうだった。同社の経営陣も否定しない。2021年Q1の収入の内、55%はトレーディングと投資関連。両事業はその他事業と比較し、安定しない。融資、預金など安定事業を強化したい(ゴールドマン)。

・しかし、これらの安定した事業の業績は今、良くない。JPモルガン(融資残高は前年同期比で4%減)、ウェルズファーゴ(融資残高は前年同期比で15%減)も同様。

・投資家は銀行銘柄の株価推移には要注意。過去と同様、トレーディング事業の好調さがいつまでも続くことはない。

 

新型コロナウイルスの感染が世界に広がってからでしょうか、銀行のトレーディング事業が好調です。現在は特別な状況で、今の各銀行の業績は良すぎると考えておきます。

 

このトレーディング事業の好調さはいつまで続くんでしょうか。今の各中央銀行の金融政策が変わらない限り続きそうですが、今後の銀行の四半期決算内容が気になります。

 

銀行銘柄の株価は今、好調だと思いますので、しばらくは手を出さないようにしようと思います。

 

トレーディングの収入が下がってきた時の銀行の業績が心配です。これから、フィンテック、大手ハイテク企業とも競争していくことになるので、行く末は楽観視はできません。今後、銀行の収益の構成比率がどうなっていくのか、関心を持ちたいと思います。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"コラム:ゴールドマン大幅増益、手放しで喜べないのが過去の教訓"

https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2C134T

HD、NTRなどが上昇し、評価益は4週連続プラス。各種経済指標も良く、株価上昇は続くと期待します。

21年4月17日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。


ポートフォリオSBI証券、21年4月17日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

損益

ABBV

40

$104.07

$107.91

0.34%

$153.60

APPL

320

$52.50

$134.16

0.87%

$26,131.20

AVGO

33

$277.03

$478.79

-1.30%

$6,658.08

CSCO

112

$42.07

$52.80

1.36%

$1,202.10

CVX

40

$107.55

$102.96

0.04%

-$183.60

HD

33

$184.39

$328.08

2.77%

$4,741.77

INTC

71

$63.48

$64.75

-5.14%

$90.17

JNJ

61

$141.50

$162.24

0.61%

$1,265.14

MA

42

$207.36

$386.17

1.60%

$7,510.02

MCD

48

$180.03

$233.08

0.69%

$2,546.40

MO

192

$58.85

$52.31

1.59%

-$1,255.68

MRK

120

$72.91

$77.47

1.52%

$547.20

NTR

230

$38.68

$56.02

2.00%

$3,988.20

PG

96

$90.77

$137.25

0.65%

$4,462.08

TSM

40

$110.00

$118.84

-3.22%

$353.60

USB

132

$35.20

$57.86

0.99%

$2,991.12

V

62

$139.80

$226.41

1.75%

$5,369.82

VOO

51

$264.13

$383.63

1.42%

$6,094.50

       

合計

$72,665.72

 

評価益は先週(4/10)比で+$1,761.55(+2.48%)です。18銘柄中、15銘柄で上昇しました。各銘柄とも上げ幅が少なく、15銘柄が上昇したわりには、評価益の増加幅が少ないです。以下、主要株価指数です。どの指数も先週比で同じくらい上昇しています。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

4月10日

$33,800.60

4,128.80

13,900.19

4月17日

$34,200.67

4,185.47

14,052.34

先週比

$400.07

56.67

152.15

先週比(%)

1.18%

1.37%

1.09%

 

今週は、(3月のアメリカ小売り売上高、3月のアメリカ住宅着工件数、4月のアメリカ消費者態度指数など)各種経済指標が市場予想を上回ったこと、及び長期金利低下などが株価上昇に繋がりました。

 

今週の上昇率1位はホームデポでした。先週比で+2.77%です。今週1週間は右肩上がりですが、特に4/16に上昇しています。4/16に発表された3月の米住宅着工件数が影響しています。

 

ホームデポは3/5から上昇を続けています。そろそろ止まるかなといつも思っているのですが、ついに上昇が1か月半続きました。株価は同期間で30%ほど上昇しています。

 

次にニュートリエンが+2.00%の上昇です。4/14に大きく上昇しています。特にニュースはありません。景気敏感株が上げた日に併せて上昇しています。

 

シスコシステムズは先週比で+1.36%の上昇です。4/16に大きく上昇しています。4/16、Wolfe Research(アメリカの投資調査会社)がシスコシステムズの格付けを買いに引き上げたというニュースが報道されています。同社がソフトウェアの販売も含めた事業を推進していること、及び景気回復に伴う設備投資増加への期待が背景にあります。

 

メルクは先週比で+1.52%です。同社は新型コロナウイルスの治療薬を開発中ですが、2つの内、1つの開発を諦めたというニュースが報道されました。4/15、メルクの株価は大きく上昇していましたが、このニュースにより、下げました。ただ、翌日は値を戻しています。

 

下げた方はインテルが先週比で-5.14%と下落しました。4/12に大きく下げています。同日、エヌビディアがデータセンター向けCPUをリリースしたという報道がありました。同用途のCPUは同社としては初めての製品で、この報道でインテルの株価が下落しました。

 

台湾セミコンダクターは-3.22%の下落です。4/15に下げています。同日、同社が四半期決算を発表しました。EPS、売上、共に市場予想を上回りました。一部の投資家には物足りなかったのでしょうか。

 

前日、同社の工場の1つが一時停電したというニュースがありました。これが影響しているのかもしれません。最近、半導体工場の事故が多く心配です。 

 

◆損益通算結果

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥23,642,361

現金(ドル、円換算)

¥2,778,965

損益通算

¥7,206,707

利回り

37.51%

②持株会

投資金額

¥-679,000

現在値

¥829,788

繰越金

¥32

損益通算

¥150,820

利回り

22.21%

①+②

評価額

¥27,251,146

損益通算

¥7,402,832

利回り

37.21%

 

利回りは先週比で0.5ポイントほど上昇しました。円安になりましたが、アメリカ株の上昇で利回りも上げています。

 

企業の四半期決算発表が始まりました。今のところ、良さそうな感じです。同時に発表されている各種経済指標も市場予想を上回っており、今後も株価上昇が続くと期待してしまいます。

 

目先は、企業の四半期決算発表を眺めます。発表内容によっては、株価が割と下落する時もありますので、それに期待します。昨年、シスコシステムズも決算内容が市場に好まれず、$5以上下げました。関心のある銘柄が大きく下げたら、買うことを検討したいと思います。 

以上

 

◆参考文献

1)日経新聞、"NYダウ305ドル高 初の3万4000ドル台、小売売上高好感"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_W1A410C2000000/

2)日経新聞、"NYダウ続伸164ドル高 経済正常化期待で連日の最高値"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_X10C21A4000000/

3)Seeking Alpha、"Cisco rises 1.1% as Wolfe adds to upgrade train"

https://seekingalpha.com/news/3682596-cisco-rises-11-as-wolfe-adds-to-upgrade-train

4)Seeking Alpha、"Merck hurt by another setback in its battle against COVID"

https://seekingalpha.com/news/3682287-merck-hurt-by-another-setback-in-its-battle-against-covid-19

5)Seeking Alpha、"Nvidia launches first data center CPU, sending Intel and AMD stock prices lower"

https://seekingalpha.com/news/3681070-nvidia-launches-first-data-center-cpu-and-next-gen-bluefield-dpu

6)Seeking Alpha、"TSMC lifts capex target, warning that chip shortage could stretch into next year"

https://seekingalpha.com/news/3682107-tsmc-lifts-capex-target-warning-that-chip-shortage-could-stretch-into-next-year

7)Seeking Alpha、"TSMC hit with temporary power outage at semiconductor facility"

https://seekingalpha.com/news/3681658-tsmc-hit-with-temporary-power-outage-at-semiconductor-facility

専門家「アメリカの増税は頭に入れておいてね。 今は浮かれすぎ」

4/12付の日経新聞の記事を読みました。バイデン政権が増税を計画しています。そのリスクを忘れないようにと、専門家が投資家に注意を促す内容です。以下要約です。

 

◆要約

長期金利の上昇、高いバリュエーション、新型コロナウイルスの感染再拡大など、リスクは残る中、4/5の週の株価は上昇、最高値も更新した。

・今、法人税の引き上げが新たなリスクとしてある。バイデン政権は、アメリカの法人税引き上げ(21%→28%)、そして世界共通の最低法人税率導入を提案中。当リスクがアメリカ株の上昇基調を妨げる可能性ありと、複数のアナリストは提言。

・現在、投資家は株価上昇を楽しんでいる。一方で、増税の到来も見据えている。増税の影響で株価の調整が2021年、2022年に起こるのか、もしくは株価にはあまり影響しないのか、投資家は動向を注視している(ウェルズファーゴ)。

・投資家は楽観視しすぎ。増税の可能性が高いことを忘れている(シティグループ)。

・S&P500を構成している企業の法人税率は、より低い傾向にある。(税制が優遇されている)海外でも事業を展開している企業が多いため。20年Q3期のS&P500企業の平均法人税率は17.5%。テクノロジー企業に限定すると、14.8%(S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズ)。

・2017年にトランプ政権が実施した法人税引き下げにより、S&P500企業の2018年のEPSが10%上昇した。1990年以降、S&P500企業の純利益率は4%上昇したが、その内2%は減税の効果。また、同年以降のS&P500企業の利益成長の内、24%が減税によるもの(ゴールドマンサックス)。

・バイデン政権の現増税案が実現した場合、2022年、S&P500企業のEPSは最大9%減。 仮に増税幅が現行案の7%から4%に抑えられたとしても、同EPSは3%減(ゴールドマンサックス)。

増税幅と企業の再雇用者数は連動する可能性があり、21年後半以降の大きなリスク(ジョン・ハンコック・インベストメント・マネジメント)。

・直近ではS&P500指数は過去最高値更新を継続。S&P500企業の21年第1四半期利益は、前年同期比で25%程度の増加が見込まれている。大規模金融緩和政策の維持、景気回復が背景にあり、投資家は慢心している(モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント)。

・現在、VIX指数(恐怖指数)もかなり低い。20年3月は85に達していたが、現在は20未満。これは長期平均未満の数値。
・今最も大きいリスクは、投資家がリスクゼロと思っている事(モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント)。

 

記事は私には耳が痛い内容でした(^^; 私も結構油断していると思います。近い将来、アメリカの法人税が引き上げられるのは理解していますが、大規模金融緩和の継続、景気回復が打ち消してくれるだろうと楽観視しています。

 

増税を市場はどこまで株価に織り込んでいるんでしょうか。記事内で専門家が警告しているのをみると、現時点ではあまり織り込まれていないのかもしれません。

 

記事内で解説されている増税、減税による利益の増減幅をみると、かなり大きいので、増税が決まると、株価には影響しそうです。

 

それでも、下げても5%くらいでしょうか。10%の下落は期待しないようにします。この下落は投資する良い機会になるかもしれません。

 

増税が今年になるか、来年になるかわかりませんが、増税関係のニュースにも、今後は注目したいと思います。

以上

 

◆参考文献

日経新聞、"[FT]迫る「税の嵐」を不安げに見つめる米投資家"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB123L20S1A410C2000000/

JPモルガンチェース「今の経済成長は2023年も続く可能性あり。政府の支援がある」

4/7付のCNBCの記事を読みました。JPモルガンの株主に向けた年次書簡の内容が記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

・現在の世界経済の成長は、最近では最も力強いもの。新型コロナウイルス感染拡大に対するアメリカ政府の対応に感謝する。同政府の対応により、消費者の貯蓄も増えている。

・今の経済成長は2023年も楽に続くかもしれない。現在進行中、これから出てくる支出が2023年までは続く可能性があるため。

・政府の財政支出が長期的にどのように影響してくるかは不透明。判断するには時間が必要。

フィンテックや大手ハイテク企業は銀行にとって脅威。

・現在の株式市場はかなり割高。一方で、ここから数年続くであろう経済成長が、現在の株高を正当化するかもしれない。市場はこれからの成長と(株式投資に向かうであろう)貯蓄の増加に値を付けている。

・一方、アメリカの債券価格を正当化するのは難しい。まず、現在かなりの債券が発行されている。そして、インフレ率の増加が一時的でないという合理的な可能性がある。

・今後数年間の経済には強気。しかし、政治や社会の機能不全など、アメリカには深刻な課題が残る。

南北戦争大恐慌、1960~1970年代の社会の激動などを通じ、アメリカは世界的な地位を高めてきた。今回は異なるかもしれない。

アメリカは最終的に、個人の違い、個人の利益を超えて、より良いことのために行動する必要がある。現在の課題には対処できる。

 

今後数年、経済成長が期待できるという記事を最近は読んできたので、今回読んだ内容に目新しいものはありません。ただ、アメリカで時価総額1位の銀行であるJPモルガンチェースの言葉なので、安心度が高まります。

 

これから数年、経済成長が期待できることはすでに株価に織り込まれている、ということは頭に入れておきます。株価は将来の展開も織り込んでいるので、当たり前のことなのですが、気を付けないと忘れてしまいそうです。

 

これからも株価は上昇基調だと思いますが、上げ幅はどうですかね。今後数年の期待がすでに織り込まれているので、あまり期待しすぎないようにします。

 

今週からアメリカ主要企業の四半期決算発表が始まります。市場がどう反応するか関心があります。市場の期待が高すぎて、下げるパターンもありますので、大きく下げる銘柄があれば購入を検討したいと思います。

以上

 

◆参考文献

CNBC、"Jamie Dimon says economic boom fueled by deficit spending, vaccines could ‘easily run into 2023’"

https://www.cnbc.com/2021/04/07/jamie-dimon-says-economic-boom-fueled-by-deficit-spending-vaccines-could-easily-run-into-2023.html?&qsearchterm=jamie%20dimon%20says

アメリカ株式市場で、個人投資家の売買高が減少中。資金は消費へ。

4/9付の日経新聞の記事を読みました。個人投資家からのアメリカ株式市場への資金流入が減っていることを解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・4/8のアメリカ株売買高(94億株)は今年の最低水準(下記グラフ1参照)。 

<グラフ1>アメリカ株売買高推移

f:id:investmentandsecondjob:20210411163853p:plain

(出典:リフィニティブ) 

・株式市場への個人投資家からの資金流入が減少していることが理由。3月に決定、すでに配布が開始されている給付金が、(これまでと違い)株式投資以外に使われている(外資系証券)。

Reddit(オンライン掲示板)での株式投資に関する情報交換頻度も減少。

・(オンライン上で投資家に関心を持たれている銘柄から成る)VanEck Vectors Social Sentiment ETFとNYダウ平均を比較すると、(前者の上場初日取引終了後を起点とすると)NYダウ平均の方がパフォーマンスが高い。上場時、同ETFには資金が流入していたが、3月下旬から資金流出が上回る。

アメリカでは活動制限が緩くなるにつれ、消費が増加(第一生命経済研究所)。

・21年2月の消費者信用(クレジットカード)残高は前月比で大幅増。これは2017年以来の増加率(下記グラフ2参照)。消費者は資金をレジャー、外食などに費やしている模様。

 <グラフ2>消費者信用残高推移

f:id:investmentandsecondjob:20210411163934p:plain

(出典:FRB) 

・今回のような個人投資家の動きは、(外部要因に関係なく、主に需要と供給で株価が決まる)需給相場から(経済状況、企業の業績動向によって株価が決まる)業績相場への移行時にみられる現象。

 

アメリカ株式市場で、個人投資家の売買高が減っているとは意外でした。3月に決定した給付金も、主に株式市場に向かうと思っていました。

 

最近のグロース株上昇は、個人投資家からの資金流入かなと推測していたのですが、どうやら違うようです。 

 

個人投資家から流入する資金が減ると、機関投資家はどう反応するんでしょうか。何もしないかもしれませんし、利益確定売りをするかもしれません(もう終わっているかもしれませんが)。

 

ここで、機関投資家が利益確定売りをし、株価が下落してくれるとありがたいんですけどね。それを期待し、グロース株の株価動向には注目したいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)日経新聞、"消える巣ごもりマネー 需給相場終わりの始まり"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB093AT0Z00C21A4000000/

2)大和証券、"金融・証券用語解説 [需給相場]"

https://www.daiwa.jp/glossary/YST0775.html#:~:text=%E9%9C%80%E7%B5%A6%E7%9B%B8%E5%A0%B4%20%EF%BC%88%E3%81%98%E3%82%85%E3%81%8D%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%B0%EF%BC%89&text=%E5%A4%96%E9%83%A8%E6%9D%90%E6%96%99%E3%82%84%E4%BA%BA%E6%B0%97%E3%81%AB,%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E7%8A%B6%E6%85%8B%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%82

3)大和ネクスト銀行、"「金融相場」「業績相場」「逆金融相場」「逆業績相場」って ? 4つの相場サイクルの連動と投資手法"

https://www.bank-daiwa.co.jp/column/articles/2020/2020_261.html

4)Bloomberg、"VanEck Vectors Social Sentiment ETF"

https://www.bloomberg.com/quote/BUZZ:US