アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

長期投資開始から2年11か月でリターンは50.73%。今月はAAPL、半導体銘柄などが下落。S&P500指数との差は縮まる。

21年9月末時点の銘柄毎のリターンです。「持ち株の評価額と受け取り済み配当金(税引前)を足したもの」を「取得金額」で割っています。

◆銘柄毎のリターン 

銘柄

取得金額

現在値+配当金

リターン

先月比

APPL

$16,800.00

$45,988.00

173.74%

-19.68

HD

$6,084.87

$11,373.45

86.91%

2.02

AVGO

$9,141.99

$16,680.84

82.46%

-4.43

NTR

$8,896.40

$15,577.00

75.09%

10.70

USB

$4,646.40

$8,067.84

73.64%

5.82

MA

$8,709.12

$14,785.08

69.77%

0.70

PG

$8,713.92

$14,246.73

63.49%

-2.85

V

$8,667.60

$14,026.26

61.82%

-4.31

VOO

$13,470.63

$20,586.00

52.82%

-7.82

MCD

$8,641.44

$12,283.68

42.15%

2.74

CSCO

$4,711.50

$6,259.68

32.86%

-10.91

JNJ

$8,631.50

$10,568.86

22.45%

-7.47

SNPS

$4,901.20

$5,988.20

22.18%

-13.40

ASML

$5,040.00

$5,960.88

18.27%

-13.96

CDNS

$4,931.26

$5,754.72

16.70%

-9.28

MRK

$8,749.20

$10,134.84

15.84%

-1.73

ABBV

$4,162.80

$4,366.80

4.90%

-12.41

TSM

$4,400.00

$4,483.82

1.91%

-6.69

AMAT

$4,992.00

$5,039.19

0.95%

-4.81

CVX

$4,302.00

$4,165.20

-3.18%

5.60

LRCX

$4,850.32

$4,563.60

-5.91%

-5.88

MO

$11,299.20

$10,375.04

-8.18%

-8.00

INTC

$4,507.08

$3,832.22

-14.97%

-0.68

 

23銘柄中、17銘柄のリターンが下落しました。メルクからスピンアウトされたオルガノン(OGN)はメルクの中に含めて算出しています。構成比率の高いアップル、アルトリア、S&P500 ETFや、半導体関連銘柄が下落しています。

以下、主要株価指数です。何れも4~5%ほど下げています。月単位でここまで下げるのは20年10月以来とのこと。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

8月31日

$35,360.73

4,522.68

15,259.24

9月30日

$33,843.92

4,307.54

14,448.58

先月比

-$1,516.81

-215.14

-810.66

先月比(%)

-4.29%

-4.76%

-5.31%

 

今月は終わってみれば、歴史的に1年で一番パフォーマンスが悪い月らしい結果となりました。新型コロナウイルス(デルタ型)の感染拡大、21年1~12月期のアメリGDP成長率見通しの下げ、恒大集団(中国の不動産開発大手)のデフォルト懸念、アメリ長期金利の急上昇など、懸念材料には事欠きませんでした。

株高、テーパリング(段階的な金融緩和縮小)が意識される状況下、各種懸念事項に市場が反応したようです。

 

アップルが今月は大きく下落しました。リターンは先月比で-19.68ポイントです。9/10、カリフォルニア州連邦地裁が、課金ルールを見直すようアップルに命令を下したことが響いています。同社は控訴する予定ですが、もし訴えを認めてもらえなければ、App Storeの売上が減少する可能性があると報道されています。また、9/27週のアメリ長期金利の急上昇も下落に影響しています。

次にASMLが先月比-13.96ポイントの下落です。New Street Research(イギリスの調査会社)がASMLを買いから中立へ格下げしています。景気サイクルからみて、収益が伸びる余地があまり残っていないと判断されています。アメリ長期金利の急上昇も影響しています。

半導体ソフトウェア開発のシノプシスは-13.40ポイントの下落です。同銘柄は9月中旬以降、下落基調です。旬が過ぎたのと、長期金利上昇から売られているようです。

アッビィは-10.91ポイントです。JAK阻害剤(炎症や関節破壊を抑える薬の1種)で心臓発作、血栓などのリスクが増加する可能性があるとFDAが警告したというニュースが報道されています。また、バイデン政権が薬価引き下げ案を計画していることも影響しています。

シスコシステムズも先月比-10.91と下げています。モルガンスタンレーが同銘柄を買いから中立へ格下げしています。モルガンスタンレーは同社の成長に自信は持っているが、同ソフトウェア事業の成長が物足りないと判断しています。

一方、上昇した方はニュートリエンが先月比+10.70です。肥料価格の上昇が見込まれたり(バンクオブアメリカJPモルガン)、窒素の原料となる天然ガスの価格がヨーロッパで上昇したりなど(北米のニュートリエンは影響なし)、追い風が吹いています。

 

◆全銘柄合計のリターン(起点は18年11月1日)

f:id:investmentandsecondjob:20211002223611p:plain

全銘柄を合計したリターンは50.73%でした(S&P500指数は58.85%)。S&P500指数のリターンはMorningstarのサイト(下記URL)を使い調べています。 https://quotes.morningstar.com/indexquote/quote.html?t=0P00001G7J

S&P500指数との差は縮まりました。正直ほっとしています(^^; 

各種懸念事項をたくさん残したまま、例年パフォーマンスが悪い9月は終わりました。

10月は歴史的にボラティリティが高い月とのこと。ボラティリティが高い状況下、これだけ懸念事項があると、株価調整も起こる可能性が高いのではと推測します。テーパリング(段階的な金融緩和縮小)も間近に迫ってきましたし、株価調整をますます期待してしまいます。

以上

 

◆参考文献1

1)Seeking Alpha、"Apple's App Store hit with permanent injunction as judge sides with Epic Games"

https://seekingalpha.com/news/3738769-apple-denies-app-store-return-for-epic-games-in-south-korea

2)Seeking Alpha、"Applied Materials, ASML sink as New Street sidelines semicaps"

https://seekingalpha.com/news/3745465-applied-materials-asml-sink-as-new-street-sidelines-semicaps

3)Seeking Alpha、"AbbVie defended on Wall Street after FDA update on Rinvoq sparked selloff"

https://seekingalpha.com/news/3736262-abbvie-defended-on-wall-street-after-fda-update-on-rinvoq-sparked-selloff

4)Seeking Alpha、"Big pharma extends losses as drug pricing debate heats up"

https://seekingalpha.com/news/3738423-abbott-stock-and-big-pharma-extends-losses-as-drug-pricing-debate-heats-up

5)Seeking Alpha、"Cisco Systems downgraded at Morgan Stanley as multiple gap closes"

https://seekingalpha.com/news/3738256-cisco-systems-downgraded-at-morgan-stanley-as-multiple-gap-closes

6)Seeking Alpha、"BofA bullish on fertilizer, raising PTs for CF, Mosaic and Nutrien"

https://seekingalpha.com/news/3739638-bofa-bullish-on-fertilizer-raising-pts-for-cf-mosaic-and-nutrien

7)Seeking Alpha、"Nutrien, CF poised to gain on Europe's 'emerging nitrogen crisis,' analyst says"

https://seekingalpha.com/news/3742890-nutrien-cf-poised-to-gain-on-europes-emerging-nitrogen-crisis-analyst-says

8)Seeking Alpha、"CF Industries surges to six-year high as J.P. Morgan raises stock target"

https://seekingalpha.com/news/3747242-cf-industries-surges-to-six-year-high-as-jp-morgan-raises-stock-target

半導体関連銘柄、MOが大きく下落。評価益は6%の下げ。ボラティリティの高い10月が始まります。

21年10月2日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。

ポートフォリオSBI証券、21年10月2日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

損益

AAPL

320

$52.50

$142.65

-2.91%

$28,848.00

ABBV

40

$104.07

$109.09

1.89%

$200.80

AMAT

39

$128.00

$129.13

-9.01%

$44.07

ASML

8

$630.00

$741.81

-14.62%

$894.48

AVGO

33

$277.03

$487.35

-3.48%

$6,940.56

CDNS

38

$129.77

$153.01

-6.44%

$883.12

CSCO

112

$42.07

$55.14

-2.80%

$1,464.18

CVX

40

$107.55

$104.33

3.71%

-$128.80

HD

33

$184.39

$329.86

-2.26%

$4,800.51

INTC

71

$63.48

$53.86

-0.66%

-$683.02

JNJ

61

$141.50

$160.47

-2.37%

$1,157.17

LRCX

8

$606.29

$569.73

-6.98%

-$292.48

MA

42

$207.36

$360.18

0.56%

$6,418.44

MCD

48

$180.03

$242.93

-1.42%

$3,019.20

MO

192

$58.85

$45.86

-5.37%

-$2,494.08

MRK

120

$72.91

$81.40

10.58%

$1,018.80

NTR

230

$38.68

$67.20

3.53%

$6,559.60

OGN

12

-

$33.33

-1.07%

$399.96

PG

96

$90.77

$139.58

-2.77%

$4,685.76

SNPS

20

$245.06

$302.49

-6.04%

$1,148.60

TSM

40

$110.00

$111.56

-3.53%

$62.40

USB

132

$35.20

$60.76

1.62%

$3,373.92

V

62

$139.80

$230.46

-0.49%

$5,620.92

VOO

51

$264.13

$399.12

-2.53%

$6,884.49

       

合計

$80,826.60

 

評価益は先週(9/25)比で-$5,193.90(-6.04%)です。24銘柄中、18銘柄が下落しました。もう少し下げたかなと思いましたが、10/1の反発で下げ幅は少なくなっています。以下、主要株価指数です。ナスダックの下げ幅が大きいです。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

9月25日

$34,798.00

4,455.48

15,047.70

10月2日

$34,326.46

4,357.04

14,566.70

先週比

-$471.54

-98.44

-481.00

先週比(%)

-1.36%

-2.21%

-3.20%

 

投資家が警戒する中、また四半期末という状況下、アメリ長期金利の急上昇、アメリカ政府の債務問題、サプライチェーン懸念、インフレ加速、インフラ法案の先行き不透明感など、懸念材料が多く出たことにより、株価は大きく下落しました。

月が変わった10/1は、メルクが発表した新型コロナウイルス治療薬の緊急使用許可申請、9月のISM製造業景況感指数が市場予想を上回ったこと、大幅下落の反発などにより、大きく上昇しました。

 

今週は半導体関連銘柄が大きく下落しました。私のポートフォリオの中で、下落率トップ5は全て同銘柄です。アメリ長期金利の急上昇から、PERの高いテクノロジー銘柄は大きく売られているようです。

ASMLは先月比-14.62%です。1週間右肩下がりで、9/27~9/29の下げ幅が特に大きいです。New Street Research(イギリスの調査会社)が、ASML、アプライドマテリアルズ(先週比-9.01%)を買いから中立へ格下げしたと、9/28に報道されていました。景気サイクルからみて、収益が伸びる余地があまり残っていないと判断されています。

同業のラムリサーチも-6.98%と先週比で下げています。9/28、9/29に下落です。半導体ソフトウェア開発のケイデンスデザインシステムズ、シノプシスもそれぞれ-6.44%、-6.04%と大きく下げています。個別のニュースはありません。先の2社と同様、旬が過ぎたのと、長期金利上昇から売られているようです。

私が保有する全てのテクノロジー銘柄が下落する中、アルトリアも先週比-5.37%です。9/30に大きく下落しています。IQOS(加熱式タバコ)が競合のR.J. Reynoldsの特許を侵害しているという判決が出たと、同日に報道されています。

これによりアルトリアはアメリカへのIQOSの輸入、同国での販売が禁止されます。IQOSを製造するフィリップモリスは控訴する意向とのこと。

多くの銘柄が下げる中、メルクが大きく上昇しました。先週比+10.58%です。10/1に大きく上げています。メルクが開発中である新型コロナウイルスの治療薬が、入院、死亡を最大50%減らすことがわかったと、同日発表されています。

ニュートリエンは先週比+3.53%です。10/1に大きく上昇しています。窒素肥料の供給不足で価格、利益率の上昇が期待されています(JPモルガン)。株価は8月後半から上昇基調にあり、過去最高値を更新しました。

 

◆損益通算結果

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥27,816,056

現金(ドル、円換算)

¥248,859

損益通算

¥8,850,296

利回り

46.06%

②持株会

投資金額

¥-687,000

現在値

¥1,175,140

繰越金

¥35

損益通算

¥488,175

利回り

71.06%

①+②

評価額

¥29,240,090

損益通算

¥9,383,776

利回り

47.15%

 

利回りは先週比で2.45ポイント下落しました。

先週は恒大集団の影響により大幅下落から始まり、すぐに反発。今週も9/30までは大幅下落でしたが、10/1に大きく反発しました。ボラティリティが高いです。

今後の展開がわかりませんが、10月は1年で一番ボラティリティが高い月とのこと。株価調整が起こるかもしれませんので、期待して待ちたいと思います。目先は、10/8に発表予定である9月のアメリカ雇用統計に注目したいと思います。大きく株価が動くかもしれません。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NYダウ反落569ドル安 ナスダックは今年3番目の下落率"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_Z20C21A9000000/

2)日本経済新聞、"NYダウ反落546ドル安 債務問題や供給網混乱が重荷"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_R01C21A0000000/

3)日本経済新聞、"NYダウ反発、482ドル高 コロナ治療薬への期待で"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_S1A001C2000000/

4)Seeking Alpha、"Applied Materials, ASML sink as New Street sidelines semicaps"

https://seekingalpha.com/news/3745465-applied-materials-asml-sink-as-new-street-sidelines-semicaps

5)Seeking Alpha、"Altria, Philip Morris banned from selling IQOS tobacco heating device after court ruling"

https://seekingalpha.com/news/3746611-altria-phillip-morris-banned-from-selling-iqos-tobacco-heating-device-after-british-american-tobacco-wins-court-ruling

6)Seeking Alpha、"Merck gains after molnupiravir reduces risk of hospitalization/death due to COVID-19 by 50%"

https://seekingalpha.com/news/3746855-merck-ridgebacks-molnupiravir-reduces-risk-of-hospitalizationdeath-due-to-covid-19-by-50

7)Seeking Alpha、"CF Industries surges to six-year high as J.P. Morgan raises stock target"

https://seekingalpha.com/news/3747242-cf-industries-surges-to-six-year-high-as-jp-morgan-raises-stock-target

市場は神経質に。10月にかけボラティリティが高い状況が続くと見込まれています。

9/24付のCNBCの記事を読みました。10月にかけ、アメリカ株式市場はボラティリティが高くなる可能性があると解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・市場の混乱はまだ終わっていないと考える。今年の9月は例年通りの月で、投資家をイライラさせている(CFRA Reserch、アメリカの投資調査会社)。

アメリカの10年国債利回りは、9/22には1.31%だったが、9/24には1.46%に急上昇。

<グラフ>アメリカ10年国債利回り推移

f:id:investmentandsecondjob:20210928075625p:plain

(出典:FactSet)

・10月も例年通りの月になると考える。つまり、ボラティリティが高くなる。10月のボラティリティは、その他月(11か月)平均のボラティリティよりも36%高い。ボラティリティが高いということは株価下落、調整、下落相場の頻度も多くなる(CFRA Reserch)。

・多くの銘柄が200日移動平均線を下回っており、市場は悲観的。ニューヨーク証券取引所NYSE)に上昇している銘柄の59%だけが、同移動平均線を上回る(Wellington Shields、アメリカの投資管理会社)。

・9/27週は、耐久消費財、ISM製造業景気指数、PCE(個人消費支出)価格指数など、各種経済指標が発表される。

・10/1の政府封鎖を避けるための議会の取り組みにも、投資家は注目している。

Fedは市場のかんしゃくなしで、ここまでテーパリングを達成したと考える。投資している人の多くは、危ない橋を渡っている感覚はあるはず。バリュエーションは高くなっており、彼らはかなり神経質になっている。突発的な乱高下も予想される(Bannockburn Global Forex)。

・市場は最近の市場の動きを消化する必要がある。我々は新しい均衡を探している。次のポイントは10/8に発表される9月の雇用レポート(Bannockburn Global Forex)。

アメリカ10年国債利回りを株式市場の先行指標とみるストラテジストもいる。同指数はテクノロジー、グロース株の動きにも連動している。

・グロース株、テクノロジー株は今、アメリカ10年国債利回りの動きに影響を受けやすい。S&P500セクターの中で、テクノロジーセクターは一番買われている(Fairlead Strategies、アメリカの調査会社)。

・ARKKなどグロースETFの割合を減らす。分散を重んじる(Fairlead Strategies)。

 

記事で解説されているように今はボラティリティが高いです。アメリカ10年国債利回りの上昇から、テクノロジー銘柄が下落しています。私も保有している半導体関連銘柄も下げています。

大きく下げ始めている銘柄もありますが、元がかなり高かったので、まだお買い得感は感じません。10月もボラティリティが高いようなので、さらなる下落を期待します。

目先は10/1のアメリカ政府封鎖の可能性、そして10/8に発表される9月の雇用レポートに注目したいと思います。これらをきっかけに株価調整が起こるかもしれません。

以上

 

◆参考文献

CNBC、"Stocks face another turbulent week as the third quarter winds down"

https://www.cnbc.com/2021/09/24/stocks-face-another-turbulent-week-as-the-third-quarter-winds-down.html?&qsearchterm=stock%20faces%20another

安定した経済成長から、リフレーショントレード再開が見込まれています

9/25付のReutersの記事を読みました。9/21~9/22のFOMCが終わり、FRBは早ければ11月よりテーパリング(段階的な金融緩和縮小)を開始することを表明しました。今後の市場動向について記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

リフレーショントレード(金融緩和、財政出動時に利益が出るトレード)は2021年の前半、国債利回り、及び銀行、エネルギー、景気敏感株の株価を上昇させた。

・同トレードは夏に失速したが、先のFOMCの結果(近いうちに債券購入プログラムを巻き戻すというFedのサインが出た結果)、再び動き出している。

・金融引き締めはよく株式の足を引っ張るとみられているが、投資家の中には、今のFedの方針はアメリカ経済に自信を持っている証拠と捉える人もいる。

・通常、タカ派的な行動はリスク資産、特に株式にとって悪いものとみられる。このサインをFedが市場に出しているということは、経済はかなり安定しているということ(Aberdeen Standard Investments、イギリスの資産運用会社)。

リフレーショントレードに適した銘柄が多く存在するRussel 1000 Value 指数は、この四半期が始まって以来、0.9%の上昇。対するRussel 1000 Growth指数は5.7%の上昇。年初来はそれぞれ、17%、19%の上昇。

アメリカの10年国債利回りは1.45%。7月初旬以来の最高値に近い。

・年内にアメリカの10年国債利回りは1.8%に達するだろう。これが株式市場を混乱させることはないと考える。上昇ペースがポイント(UBSグローバルウェルスマネジメント)。

・テーパリングは高利回り債券に利益をもたらすだろう。テーパリングは景気がより良くなることを暗示し、企業の破綻も減少する(ウェルズファーゴ)。

 

FRBが早期にテーパリングを開始する可能性が高くなっており、リフレーショントレードが復活するよという解説でした。

FOMC終了後、この先の株価動向を解説する記事をあまり見つけられていないので、今回読んだ記事を1つの参考にします。

記事が解説するように、今後リフレーショントレードが支持されていくのかもしれませんが、私はあまり意識しないようにします。プロに交じってうまくやる自信がありません(^^;

それよりも、金融引き締め、タカ派的な行動が株式市場に悪影響を及ぼす方に期待したいと思います(^^;

この悪影響がいつ起こるかわかりませんが、少なくとも年末までは追加投資せずにがまんできそうです。期待して待ちます。

以上

 

◆参考文献

1)Reuters、"Wall St Week Ahead Fed's coming taper fans talk of renewed 'reflation' trade"

https://www.reuters.com/business/wall-st-week-ahead-feds-coming-taper-fans-talk-renewed-reflation-trade-2021-09-24/

2)Money Square、"米長期金利、リフレ・トレードは終わったか"

https://www.m2j.co.jp/report/fundamental-point/10997

恒大集団要因で大幅下落を期待するも今週はプラスで着地。MA、V、USBなどが上昇。

21年9月25日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。

ポートフォリオSBI証券、21年9月25日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

損益

AAPL

320

$52.50

$146.92

0.59%

$30,214.40

ABBV

40

$104.07

$107.07

-0.61%

$120.00

AMAT

39

$128.00

$141.92

0.80%

$542.88

ASML

8

$630.00

$868.82

1.04%

$1,910.56

AVGO

33

$277.03

$504.92

-0.21%

$7,520.37

CDNS

38

$129.77

$163.55

-0.05%

$1,283.64

CSCO

112

$42.07

$56.73

-0.21%

$1,642.26

CVX

40

$107.55

$100.60

3.97%

-$278.00

HD

33

$184.39

$337.49

0.54%

$5,052.30

INTC

71

$63.48

$54.22

-0.07%

-$657.46

JNJ

61

$141.50

$164.36

-0.23%

$1,394.64

LRCX

8

$606.29

$612.48

0.57%

$49.52

MA

42

$207.36

$358.16

4.41%

$6,333.60

MCD

48

$180.03

$246.42

1.62%

$3,186.72

MO

192

$58.85

$48.46

-0.31%

-$1,994.88

MRK

120

$72.91

$73.61

2.69%

$84.00

NTR

230

$38.68

$64.91

2.95%

$6,032.90

OGN

12

-

$33.69

-1.00%

$404.28

PG

96

$90.77

$143.55

-0.55%

$5,066.88

SNPS

20

$245.06

$321.94

-1.11%

$1,537.60

TSM

40

$110.00

$115.64

-1.79%

$225.60

USB

132

$35.20

$59.79

4.88%

$3,245.88

V

62

$139.80

$231.59

4.44%

$5,690.98

VOO

51

$264.13

$409.46

0.58%

$7,411.83

       

合計

$86,020.50

 

評価益は先週(9/18)比で+$2,843.71(+3.42%)です。24銘柄中、13銘柄で上昇しました。以下、主要株価指数です。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

9月18日

$34,584.88

4,432.99

15,043.97

9月25日

$34,798.00

4,455.48

15,047.70

先週比

$213.12

22.49

3.73

先週比(%)

0.62%

0.51%

0.02%

 

今週は大幅下落から始まりました。FOMCが控える中、中国の恒大集団(不動産開発大手)の債務問題から、リスク回避姿勢が高まりました。その後、恒大集団は9/23が支払い期日である債券の利払いを行うことを発表し、また、9/21~9/22に開催されたFOMCの結果は、市場のほぼ予想通りであったことから、株価は反発しました。

 

今週一番大きく上昇したのはUSバンコープでした。先週比+4.88%です。9/20以外は上昇です。株式市場に、金融銘柄に資金が戻ってきているようです。株価が$59を超えたのも6月以来です。

上昇には関係ないと思われますが、同行がMUFG Union Bankの個人向け銀行部門を買収するというニュースが9/21に報道されています。

次にビザが先週比+4.44%の上昇です。同業のマスターカードも+4.41%と大きく上げています。固有のニュースはなく、市場平均株価が上昇した9/22~9/24に上げています。

シェブロンは先週比+3.97%です。9/22~9/24に上昇です。アメリ原油先物相場の上昇に伴い、上げています。約5週間ぶりに株価が$100を超えました。

ニュートリエンは+2.95%です。9/20以外、上昇しています。窒素の原料となる天然ガスの価格がヨーロッパで上昇しており、ヨーロッパの窒素メーカーには負担になっているとのこと。

ニュートリエンなど、北米に拠点を構える窒素製造メーカーは値上げの影響は受けておらず、この状況下では有利に販売活動を進めると、スコシアバンク(カナダの銀行アナリスト)は見込んでいます。

 

◆損益通算結果

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥28,181,878

現金(ドル、円換算)

¥235,198

損益通算

¥9,202,457

利回り

47.89%

②持株会

投資金額

¥-687,000

現在値

¥1,309,981

繰越金

¥35

損益通算

¥623,016

利回り

90.69%

①+②

評価額

¥29,727,092

損益通算

¥9,870,778

利回り

49.60%

 

利回りは先週比で2ポイント強改善しました。

株価の下落はひとまず2週間で止まりました。(恒大集団の影響で)もう少し下落が続くかなと思いましたが、1日で終わりました。

FOMCも終了しました。結果は市場の想定内だったのか、株価の下落はありませんでした。

もしかしたら大幅下落があるかもと期待していたのですが仕方がありません。また様子見を続けます。現金比率も高くはないので、現金積み増しを続けます。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NYダウ614ドル安 中国恒大不安、リスク回避広がる"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN204I40Q1A920C2000000/

2)日本経済新聞、"NYダウ反発、338ドル高 FOMC想定内で安心感"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_T20C21A9000000/

3)Seeking Alpha、"U.S. Bancorp acquires MUFG Union Bank in $8B cash and stock deal"

https://seekingalpha.com/news/3741682-us-bancorp-acquires-mufg-union-bank-in-8b-cash-and-stock-deal

4)Seeking Alpha、"Nutrien, CF poised to gain on Europe's 'emerging nitrogen crisis,' analyst says"

https://seekingalpha.com/news/3742890-nutrien-cf-poised-to-gain-on-europes-emerging-nitrogen-crisis-analyst-says

ウォール街の機関投資家、アメリカ株下落を警戒しています

9/8付のBloombergの記事を読みました。ウォール街機関投資家が、アメリカ株の下落の可能性を警告する内容です。以下要約です。

 

◆要約

・ゴールドマンサックス、シティグループモルガンスタンレーは、アメリカ株失速に言及したレポートを発表。新型コロナウイルス(デルタ型)の感染拡大、世界経済低迷、各中央銀行の刺激策終息がそのリスク。

・バリュエーションが高いということは、市場の脆弱性も高いということ。状況が悪いい方向に傾けば、成長に影響を及ぼし、投資家は急いでリスクを回避する(ゴールドマンサックス)。

・大事なのは、悪いサプライズが起きた場合、市場にはそれを受け止める余力が少ないこと(ゴールドマンサックス)。

・今、S&P500指数のショートポジション(売り持ち)に対し、ロングポジション(買い持ち)は10倍近い。市場は相当に強気ということ。この状況下、同指数が2.2%下落すれば、強気ポジションの半数が損失を被る可能性あり(シティグループ)。

・下落幅が少なくても(小規模の株価調整でも)、ロングポジションを解消することで、損失が増えることも(シティグループ)。

・9/7、アメリカ株をアンダーウェイトへ、世界株をイコールウェイトへ引き下げ。10月末まで、世界の経済成長に大きなリスクがあると判断しているため(モルガンスタンレー)。

アメリカ株のアンダーウェイトを保持。バリュエーションが高いこと、及び行政による規制リスクなどが背景(クレディスイス)。

<グラフ>S&P500指数の過去20年間の月別変動率

f:id:investmentandsecondjob:20210923160812p:plain

(出典:Bloomberg

・株価が意図的に下げられる予測はない。ただ、夏の間も株価は大きく上昇しており、悪い材料が出てくれば、株価下落のきっかけになる。1年で一番リターンの低い9月、S&P500指数は7か月連続上昇という状況下のため、市場は警戒している。

・デルタ株の拡大、学校が始まるという状況で、9月に下落する時はあるだろう(モルガンスタンレー)。

 

株高、デルタ変異株、世界経済成長に対する懸念、各中央銀行の刺激策終息などで、機関投資家アメリカ株の下落を警戒しているとのこと。

中国恒大集団の債務問題に対する警戒感が和らいだのか、9/23のアメリカ株式市場は大きく上昇しました。

私もひとまず恒大集団のことは優先順位を下げます。それよりも、世界の景気減速が気になります。中国経済の成長鈍化予測も報道されています。

株価はこれから上昇基調に転じるかもしれませんが、私は世界経済の成長鈍化を発端とする株価調整に賭け、様子見を続けようかなと思います。

以上

 

◆参考文献

Bloomberg、"ウォール街で米国株高の失速観測広がる、モルガンSは投資判断下げ"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-09-08/QZ3OS6T1UM1101

S&P Global Ratings「恒大集団が潰れても市場は大丈夫」

9/21付のCNBCの記事を読みました。S&P Global Ratings(世界最大手の格付け機関)が、9/20に公開したレポートの内容が記事になっています。デフォルト危機にある恒大集団(中国の大手不動産開発)ついて解説しています。以下、記事の要約です。

 

◆要約

・中国政府は恒大集団を直接支援しないだろう。同社の問題が複数の同業他社の経営危機にまで波及し、経済にシステミックリスク(特定の問題がその他に波及するリスク)を引き起こさない限り。

・恒大集団だけの破綻では、先に述べた問題には至らないと見込む。

・恒大集団は世界で最も負債を抱える不動産開発企業。約3,000億ドルの負債を抱える。9/23より、債券の利息支払いが始まることになっている。債務不履行になりそうと我々は考える。

・連鎖反応には注意を払うが、中国の銀行セクターは大きな損害なしで、恒大集団のデフォルトを乗り切るだろう。

・恒大集団の経営危機は、Huarong Asset Managementのケースになぞらえることができる。今年の初め、Huarongは期日までの収益レポート開示に失敗し、同社のドル建て債券が急落、株式市場暴落の火付け役となった。

・政府による救済は、不動産セクターで、より重要な財政規律を植え付けるための組織的取り組みを弱体化させてしまうだろう。

・救済の代わりに、政府は個人投資家、及び住宅購入者を保証するため、交渉、及び資金調達を手助けするかもしれない。

・政府は手助けしたいだろうが、自然の流れにまかせたいとも考えている。恒大集団は広東省(同社の故郷)の経済にとって取るに足らない。

 

恒大集団が抱える懸念事項は現在進行形ですが、今週に入ってから公開されるニュース記事の内容、及びアメリカ株式市場の株価動向をみていると、ひとまず大丈夫かなと感じています。

恒大集団は最終的に倒産するかもしれませんが、そのこと自体はあまり問題になりそうにありません。

記事内でも解説されているように、その他企業、市場への波及には注意したいと思います。

残念ですが、株価の大幅下落はあまり期待できそうにありません(^^; 恒大集団のことは一旦忘れて、世の中の次の展開に目を向けたいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)CNBC、"China likely won’t bail out Evergrande directly unless there’s ‘far-reaching contagion,’ S&P says"

https://www.cnbc.com/2021/09/21/dont-expect-beijing-to-provide-direct-support-to-evergrande-says-sp.html?&qsearchterm=china%20likely%20won

2)日本銀行、公表資料・広報活動,、"システミック・リスクとは何ですか?"

https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/kess/i06.htm/