アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

今週の評価益は4.9%下落。一部の半導体銘柄、NTR、ABBVなどが下げる。S&P500、ナスダック指数は今年最安値。

22年4月30日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。

ポートフォリオSBI証券、22年4月30日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

評価損益

AAPL

320

$52.50

$157.65

-2.56%

$33,648.00

ABBV

40

$104.07

$146.88

-5.23%

$1,712.40

AMAT

39

$128.00

$110.35

-2.17%

-$688.35

ASML

8

$630.00

$563.77

-7.22%

-$529.84

AVGO

33

$277.03

$554.39

-5.55%

$9,152.88

CDNS

38

$129.77

$150.85

1.88%

$801.04

CSCO

112

$42.07

$48.98

-4.63%

$774.26

CVX

40

$107.55

$156.67

-2.66%

$1,964.80

HD

33

$184.39

$300.40

0.10%

$3,828.33

INTC

71

$63.48

$43.59

-6.34%

-$1,412.19

JNJ

61

$141.50

$180.46

-0.59%

$2,376.56

LRCX

8

$606.29

$465.76

0.57%

-$1,124.24

MA

42

$207.36

$363.38

3.47%

$6,552.84

MCD

48

$180.03

$249.16

-0.40%

$3,318.24

MO

192

$58.85

$55.57

0.07%

-$629.76

MRK

120

$72.91

$88.69

4.85%

$1,893.60

NTR

230

$38.68

$98.25

-5.36%

$13,701.10

OGN

12

-

$32.33

0.22%

$387.96

PG

96

$90.77

$160.55

-0.43%

$6,698.88

SNPS

20

$245.06

$286.79

0.63%

$834.60

TSM

40

$110.00

$92.93

-2.87%

-$682.80

USB

132

$35.20

$48.56

-4.47%

$1,763.52

V

62

$139.80

$213.13

2.38%

$4,546.46

VOO

51

$264.13

$378.70

-3.31%

$5,843.07

       

合計

$94,731.36

 

評価益は先週(4/23)比で-$4,855.63(-4.88%)です。24銘柄中、15銘柄が下落しました。以下、主要株価指数です。ナスダックは4週連続の大幅下落です。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

4月23日

$33,811.40

4,271.78

12,839.29

4月30日

$32,977.21

4,131.93

12,334.64

先週比

-$834.19

-139.85

-504.65

先週比(%)

-2.47%

-3.27%

-3.93%

 

今週は上下に大きく動く1週間となりました。アメリ長期金利原油先物価格の下落、一部企業の良好な決算、その決算結果がその他銘柄に波及するなどして、株価の上昇に繋がりました。

しかし、今週も下げた日の下落幅が大きく、週単位でも大きく下げて終わりました。中国でのロックダウン拡大懸念、アメリ長期金利の上昇、一部銘柄の決算結果などが下落要因でした。

ASMLが今週は一番下げました。先週比-7.22%です。4/26、4/29に大きく下落しています。固有のニュースは見当たらず、ナスダックが大きく下げた日に併せて下落しています。

同じく半導体銘柄のインテル(-6.34%)、ブロードコム(-5.55%)も大きく下げました。何れも4/26、4/28の下げ幅が大きいです。

インテルの下げは同社が4/28に発表した四半期決算も影響しています。EPS、売上、共に市場予想を上回りましたが、PCの需要減が進行中であると見込まれています。

ニュートリエンは先週比-5.36%でした。4/25、4/29に大きく下落しました。特にニュースは見当たりません。5/2に同社の四半期決算を控えており、利益確定売り、調整で売られた可能性があります。

アッビィは先週比-5.23%です。4/29に大きく下げています。同日、アッビィは2022年Q1の決算結果を発表、EPSは市場予想越え、売上は下回りました。同社は2022年のEPSの見通しを下方修正しています。

一方で上昇した銘柄もあります。メルクは先週比+4.85%でした。4/28に大きく上昇しています。同日、メルクは2022年Q1の決算を発表、EPS、売上共に市場予想を上回りました。売上は前年同期比で50%増、新型コロナウイルス治療薬(経口薬)の売上が大きく寄与しています。

マスターカードは先週比+3.47%です。4/28に大きく上げました。同日、マスターカードは2022年Q1の決算を発表、EPS、売上、共に市場予想を上回りました。同社は今年、国際間取引の見通しがかなり良好とみており、これはウクライナ紛争の影響を相殺し、余りあるものになるとのこと。

同業のビザも先週比+2.38%と上昇しました。4/27に上げています。こちらは4/26の取引終了後に2022年Q2の決算を発表、EPS、売上共に市場予想を上回りました。消費者の旺盛な需要が続き、また、旅行需要も回復してきていることが背景にあります。

 

◆通算損益、及び利回り

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥34,288,389

現金(ドル、円換算)

¥570,092

通算損益

¥15,643,862

利回り

81.42%

②持株会

投資金額

¥-695,000

現在値

¥1,541,282

繰越金

¥29

通算損益

¥846,311

利回り

121.77%

①+②

評価額

¥36,399,792

通算損益

¥16,535,478

利回り

83.05%

 

利回りは先週比で-0.9ポイントです。また円安が進み、利回りの低下が抑えられています。

最近の株価はボラティリティが高いです。今は株価が上昇したら売った方が良いと推奨する機関投資家がいますが、その助言が機能する状況になっています。

株価が下がってきている銘柄もありますが、円安が進みすぎてあまり買う気にはなれません(^^; 円安はさらに進むと見込まれています。$1=115円くらいになるまで待ちたいですが、いつになるのか。もしくは、もう2度と来ないかもしれませんので、悩ましいです。

来週はいよいよFOMC(5/3~5/4)です。株価調整を少し期待しています。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NYダウ反発、238ドル高 金利低下でハイテク株に買い"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_W2A420C2000000/

2)日本経済新聞、"NYダウ続伸、614ドル高 メタ急伸でハイテク株に買い"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_Z20C22A4000000/

3)日本経済新聞、"米国株、ダウ大幅反落し809ドル安 中国の都市封鎖拡大を警戒 ナスダック年初来安値"

https://www.nikkei.com/article/DGXZASB7IAA05_X20C22A4000000/

4)日本経済新聞、"NYダウ、一時1000ドル安 景気懸念で売り加速"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN294W60Z20C22A4000000/

5)Seeking Alpha、"Intel slumps as outlook suggests PC weakness may be in the works"

https://seekingalpha.com/news/3828995-intel-slumps-as-outlook-suggests-pc-weakness-may-be-in-the-works

6)Seeking Alpha、"AbbVie down 8% after lowering full-year guidance, quarterly revenue miss (updated)"

https://seekingalpha.com/news/3829360-abbvie-down-5-premarket-after-lowering-full-year-guidance-quarterly-revenue-miss

7)Seeking Alpha、"Merck 1Q revenue jumps 50% as COVID pill generates over $3 billion sales"

https://seekingalpha.com/news/3828472-mrk-stock-higher-as-1q-revenue-jumps-50

8)Seeking Alpha、"Mastercard stock climbs after Q1 earnings, call shows 'overwhelming positives'"

https://seekingalpha.com/news/3828799-mastercard-stock-q1-earnings-overwhelming-positives

9)Seeking Alpha、"Visa fiscal Q2 earnings climb on robust spending, travel recovery"

https://seekingalpha.com/news/3827179-visa-fiscal-q2-earnings-climb-on-robust-spending-travel-recovery

ネットフリックスの大幅下落が、ハイテク銘柄の選別につながりそうです

4/21付の日経新聞の記事を読みました。4/20、ネットフリックスが四半期決算を発表、結果、同社の株価は大きく下落しました。この下落がハイテク銘柄全体に及ぼす影響について、記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・4/20、ネットフリックスは2022年1~3月期の決算を発表。この発表を受け、同日、同社の株価は35%下落。年初来では60%超の下落。過去10年で会員数が初めて減少となったことが主な下落要因。

・ネットフリックスは(1億世帯はいると想定する)1つのアカウントを共有しているユーザーに対し、追加料金を課すことや、広告付きプランの導入を計画中。

・追加料金を課すことで、解約が促進される可能性あり。また、広告付きプランは同社サービスの質を低下させることになり得る(ピボタル・リサーチ・グループ、アメリカの調査会社)。

・ウォルトディズニー(-6%)、ワーナーブラザーズ(-6%)、パラマウントグローバル(-9%)など、4/20はその他動画配信銘柄も下落。

・メタ(-8%)、アマゾンドットコム(-3%)、テスラ(-5%)など、ネットフリックスの大幅下落はその他ハイテク銘柄にも影響を及ぼしている。

FRBによる金融引き締め加速が意識される中、市場はこれまで以上に企業収益の成長見通しに注目するだろう(ブライトン証券、アメリカ企業)。

・ハイテク銘柄は、今後選別が進むと市場はみる。

・DX需要は強い。クラウド、セキュリティなどの事業は有望。(ネットフリックスなどの)動画配信サービス銘柄、(ズームビデオコミュニケーションズなどの)ビデオ会議銘柄など、コロナ特需の恩恵を受けた事業は衰退する。ハイテク銘柄は二極化が進む(ウェドブッシュ証券、アメリカ企業)。

・4/20、IBMは2022年1~3月期の決算を発表、前年同期比で売上高は+8%。同日、同銘柄の株価は+7%。4/25週、アップル、メタ、ツイッターなど、ハイテク企業の決算発表が続く。今後のハイテク銘柄選別のため、ハイテク企業の決算発表には注目すべき。

 

ネットフリックス株の35%下落は驚きました。まさか、大手ハイテク銘柄の株価が1日でここまで下げるとは。。投資家が同社の成長を見限っているということでしょうか。

1日でここまで株価が大きく動くと、素人の私は付いていけません。改めて銘柄選定の大切さに気付かされました。良い例となりました。

今、メタの株価もかなり下げています。2020年3月初旬と同じ水準です。PERも13.37倍と割安感があります。そろそろ買ってもいいかなと思っていたのですが、今回のネットフリックスの大幅下落があったので、もう少し様子を見ようと思います。

経済が日常に戻るにつれ、動画配信サービスだけでなくその他にも、成長が止まり利益が縮小していく事業があるかもしれません。銘柄選定の際には意識したいと思います。

以上

 

◆参考文献

日本経済新聞、"Netflix急落にみるハイテク株の先行き(NY特急便)"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN20EJ20Q2A420C2000000/

NTR、CVX、ABBV等の下落で評価益は-4.6%。S&P500、ナスダック指数は今年の最安水準に。

22年4月23日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。

ポートフォリオSBI証券、22年4月23日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

評価損益

AAPL

320

$52.50

$161.79

-2.12%

$34,972.80

ABBV

40

$104.07

$154.99

-4.51%

$2,036.80

AMAT

39

$128.00

$112.80

-0.49%

-$592.80

ASML

8

$630.00

$607.61

1.63%

-$179.12

AVGO

33

$277.03

$586.95

2.28%

$10,227.36

CDNS

38

$129.77

$148.07

-1.15%

$695.40

CSCO

112

$42.07

$51.36

0.37%

$1,040.82

CVX

40

$107.55

$160.95

-6.20%

$2,136.00

HD

33

$184.39

$300.11

-1.45%

$3,818.76

INTC

71

$63.48

$46.54

1.90%

-$1,202.74

JNJ

61

$141.50

$181.54

0.91%

$2,442.44

LRCX

8

$606.29

$463.13

1.53%

-$1,145.28

MA

42

$207.36

$351.18

-1.86%

$6,040.44

MCD

48

$180.03

$250.17

-0.14%

$3,366.72

MO

192

$58.85

$55.53

1.00%

-$637.44

MRK

120

$72.91

$84.59

-2.67%

$1,401.60

NTR

230

$38.68

$103.81

-7.31%

$14,979.90

OGN

12

-

$32.26

-7.56%

$387.12

PG

96

$90.77

$161.25

1.69%

$6,766.08

SNPS

20

$245.06

$285.00

-3.31%

$798.80

TSM

40

$110.00

$95.68

-2.72%

-$572.80

USB

132

$35.20

$50.83

-3.57%

$2,063.16

V

62

$139.80

$208.17

-2.17%

$4,238.94

VOO

51

$264.13

$391.66

-2.70%

$6,504.03

       

合計

$99,586.99

 

評価益は先週(4/16)比で-$4,839.60(-4.63%)です。24銘柄中、16銘柄が下落しました。先週より下げた銘柄数は減りましたが、評価益の下げ幅は今週の方が大きかったです。以下、主要株価指数です。ナスダックが大きく下げるのは3週連続となりました。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

4月16日

$34,451.23

4,392.59

13,351.08

4月23日

$33,811.40

4,271.78

12,839.29

先週比

-$639.83

-120.81

-511.79

先週比(%)

-1.86%

-2.75%

-3.83%

 

今週は後半に下落する展開でした。アメリカ経済への期待から消費関連株、景気敏感株が、好決算を発表した企業銘柄が前半は買われました。後半、アメリ長期金利の上昇、FRBパウエル議長の発言からの金融引き締め加速懸念、決算前の利益確定売りなどで、株価下落に繋がりました。

今週大きく下落したのはニュートリエンでした。先週比-7.31%です。4/21、4/22に大きく下げました。この下げと関係あるかわかりませんが、中国が肥料の輸出量を増やす可能性があるというニュースが4/19に報道されていました。中国は窒素、リン酸塩の世界最大の生産者ですが、2021年、同国は輸出を禁止していました。

シェブロンも大きく下げました。先週比-6.20%です。4/21に大きく下落しています。4/21、RBC(カナダの銀行)がシェブロンの格付けをダウングレードに引き下げました。ここ数か月間、シェブロンの株価は同業他社をアウトパフォーム、バリュエーションが高いと判断したためです。RBCの同銘柄プライスターゲットは$165です。

アッビィは先週比-4.51%です。4/19に大きく下げています。同日J&Jは(抗がん剤である)イブルチニブの売上が、21年Q4、22年Q1と2四半期連続で下がったと発表しています。アッビィは同抗がん剤をJ&Jと共同で開発しており、この発表後、アッビィの株価が下がっています。

USバンコープは先週比-3.57%です。4/22に下落しています。FRBによる金融引き締め加速により、景気に下押し圧力がかかると見込まれ、金融銘柄も売られています。

一方、上昇した方はASMLが先週比+2.28%と上げています。4/18~4/20に上昇しています。4/20、同社は2022年Q1の決算結果を発表、EPS、売上、共に市場予想を上回りました。2025年までの見通しも良いとのこと。

P&Gは先週比+1.69%です。4/19、4/20に上昇しています。同社は4/20に2022年Q3の決算を発表、EPS、売上、共に市場予想を上回りました。株価上昇に影響しています。

 

◆通算損益、及び利回り

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥34,470,323

現金(ドル、円換算)

¥545,587

通算損益

¥15,801,291

利回り

82.24%

②持株会

投資金額

¥-695,000

現在値

¥1,562,688

繰越金

¥29

通算損益

¥867,717

利回り

124.85%

①+②

評価額

¥36,578,627

通算損益

¥16,714,313

利回り

83.95%

 

利回りは先週比で-0.4ポイントです。さらなる円安で、アメリカ株の下落幅ほどには利回りは悪化しませんでした。

S&P500、ナスダック指数が再び下落基調になってきました。S&P500指数は、今年一番に下げた3月中旬の水準まで来ました。ナスダック指数は今年の最安値を更新しました。

市場はFRBによる金融引き締めを警戒しているようです。次回のFOMCは5/3~5/4です。すでに市場は同FOMCの予想結果を織り込んでいるはずですが、3月のFOMC後は株価がそこそこ下落しました。

ですので、5月のFOMC後も株価が下落するかもしれません。少し期待しています。ここで(物足りないですが)10%程度の調整があれば、買いたい銘柄が出てくるかもしれません。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NYダウ反発、499ドル高 消費関連や景気敏感株に買い"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_Q2A420C2000000/

2)日本経済新聞、"NYダウ続伸、249ドル高 好決算銘柄がけん引"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_R20C22A4000000/

3)日本経済新聞、"NYダウ反落、368ドル安 金融引き締めを警戒"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_S2A420C2000000/

4)日本経済新聞、"NYダウ続落、下げ幅一時1000ドル超 金融引き締め警戒"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN230060T20C22A4000000/

5)Seeking Alpha、"China tells steel industry to cut production, adding to industrial export restrictions"

https://seekingalpha.com/news/3824375-china-tells-steel-industry-to-cut-production-adding-to-industrial-export-restrictions

6)Seeking Alpha、"RBC upgrades Exxon on refining exposure, downgrades Chevron on valuation"

https://seekingalpha.com/news/3825312-rbc-upgrades-exxon-on-refining-exposure-downgrades-chevron-on-valuation

7)Seeking Alpha、"AbbVie falls as partner Johnson & Johnson cites pressure on Imbruvica sales"

https://seekingalpha.com/news/3824338-abbv-stock-falls-as-johnson--johnson-as-imbruvica-sales-drop

8)Seeking Alpha、"ASML Holding GAAP EPS of €1.73 beats by €0.05, revenue of €3.5B beats by €20M"

https://seekingalpha.com/news/3824554-asml-holding-gaap-eps-of-173-beats-by-005-revenue-of-35b-beats-by-20m

9)Seeking Alpha、"ASML rises 5% as outlook bodes well for chip equipment stocks"

https://seekingalpha.com/news/3824688-asml-rises-5-as-q1-tops-estimates-boding-well-for-other-semiconductor-equipment-stocks

アメリカ株の見通し、専門家の間で意見が分かれています。

4/19付の日経新聞の記事を読みました。アメリカ株の見通しに関する機関投資家の見解を解説しています。以下要約です。

 

◆要約

アメリカ株の見通しは機関投資家の中で意見が分かれる。下記表は主要機関投資家アメリカ株の見通し。年末予想はS&P500指数(クレディスイスのみ、1年後の予想)。

<表>主要機関投資家アメリカ株見通し

(出典:日本経済新聞

モルガンスタンレーは弱気派。債券、及びリスクの低い株式銘柄への投資を推奨。22年1~3月期の企業業績は市場予想未満と見込む。

・3月のISM製造業景況感指数は、在庫が新規受注を上回った。これは2年ぶりのこと。需要に供給が追い付いており、企業は値上げしにくくなる。これから値は下がるだろう(モルガンスタンレー)。

<グラフ1>ISM製造業景況感指数の新規受注、及び在庫推移

(出典:日本経済新聞

・インフレ進行、世界経済の成長率低下見通しによりS&P500指数は4700へ、また、アメリカ株のEPSを下方修正(ゴールドマンサックス)。

・一方、強気派の存在も。3月以来、アメリカ株をオーバーウエイトへ。消費者、企業は十分な現金を保有しており、サービス企業の回復も期待できる。しばらくは世界経済の成長は続く(クレディスイス)。

・2022年末までにS&P500指数は2割超上昇すると予想。労働環境、経済成長の強さが背景にある(JPモルガン)。

・株価見通しは各社で異なるが、ヘルスケア銘柄を支持する企業は多い。

<グラフ2>S&P500指数、及び同ヘルスケア銘柄指数推移

(出典:日本経済新聞

・ヘルスケア銘柄はディフェンシブ(モルガンスタンレー)。ヘルスケア銘柄は今後も成長が期待できる(クレディスイス)。

・債券、為替に対する市場の見方は一致。しかし、株式は強気、弱気派に分かれている。これは異常(JPモルガン)。

機関投資家の発言にも株価は影響を受ける。その株価の変動をみて、機関投資家が行動を起こすこともある。しばらくはボラティリティが高い状況が続く可能性あり。

 

記事で挙げられている機関投資家のS&P500指数見通しは2022年末に4400~5500と、4/22の終値(4271)よりは高い数値です。弱気派でも年末にかけ、下がり続けるとは予想していないようです。

ウクライナ紛争を発端とする地政学リスクの上昇は高まり続け、収まりがつく様子はありません。私は弱気派なのでかなり不安です。

専門家の中には、2023年の景気後退入りを予想している方もいらっしゃいます。今年は乗り切っても、2023年から株価が下落することも想定し、投資を続けたいと思います。

以上

 

◆参考文献

日本経済新聞、"米株に悲観論じわり台頭 景気警戒、見通し引き下げも"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB190EU0Z10C22A4000000/

JPモルガンチェースCEO「9月頃までは成長が続く。10月以降は予測不可能」

4/13付のCNBCの記事を読みました。同日に行われたJPモルガンチェースの四半期決算発表での、同社CEOであるJamie Dimon氏の発表内容が記事になっています。今後の経済見通しについてコメントしています。以下要約です。

 

◆要約

Fedはインフレと格闘中。Fedが誤って、アメリカ経済を景気後退に突入させてしまうリスクは上昇している(Jamie Dimon氏)。

・少なくとも今年のQ3までは経済成長は続くだろう。十分な現金を持った消費者、企業が経済を押し上げ、また、負債も支払う(Jamie Dimon氏)。

・しかし、その後は予想するのが難しい。これらを相殺してしまうとても大きな要素を我々は抱える。それらはインフレと金融引き締め(Jamie Dimon氏)。

・我々は過去に一度も見たことがない。目の前にある嵐雲は消えるかもしれないし、消えないかもしれない(Jamie Dimon氏)。

・Jamie Dimon氏の意見は、大きな出来事がいかに速く経済見通しを変えてしまうかを語る。1年前同氏は、2023年まではアメリカはインフレを管理し、高い成長を謳歌すると述べていた。しかし、インフレ高進は止まらず、ウクライナ紛争の影響がこの展望を暗くしている。

・4/13、JPモルガンチェースは四半期決算を発表、利益は前年同期比で42%下落。これは、貸倒引当準備金、及び市場の大変動に備えたコスト増加によるもの。

・利上げ段階にも関わらず、今年に入り銀行銘柄は大きく下落。イールドカーブがフラット化し、さらに反転しようとしているため。これは将来の景気後退入りの可能性を示唆する。

JPモルガンチェースは、アメリカ経済が景気後退入りするとは思っていない。しかし、ウクライナ紛争の影響によりさらに進むインフレ、及びFRBによる金融引き締め政策が、以前よりも景気後退入りの可能性を高めている。

・結果がどうなるか誰もわからないので、景気後退入りは予想していない。しかし、可能性があるかと問われれば、答えは「Yes」(Jamie Dimon氏)。

・景気後退が明らかになると、銀行は貸引当準備金を増やすだろう(Jamie Dimon氏)。

・戦争は予想できない結果を生む。予想できない結果はどこかに行ってほしい。私はだた、予想できない結果に賭けたくない(Jamie Dimon氏)

 

2022年Q3までは経済は順調、Q4以降は不透明という、Jamie Dimon氏の意見でした。アメリカ経済は9月頃までは成長が続くようです。

その後は、結果がどうなるか誰にもわからないとDimon氏は述べています。プロも予想が難しいようです。

こういう意見を聞くと気持ちが楽になります。素人の私はあまり考えすぎないようにしたいと思います。

先の予想が難しい時は「プロでも予測するのは難しいはず」と考えれば、気持ちが楽になりそうです。今後の動向が読みにくい場合は、どうなっても納得できる判断をしたいと思います。

以上

 

◆参考文献

CNBC、"Jamie Dimon sees ‘storm clouds’ ahead for U.S. economy later this year"

https://www.cnbc.com/2022/04/13/jpmorgan-ceo-jamie-dimon-sees-storm-clouds-ahead-for-us-economy-.html?&qsearchterm=jamie%20dimon%20sees%20storm

世界の景気後退入りを予想し、ファンドマネージャーはかなり弱気になっています

4/12付のBloombergの記事を読みました。バンクオブアメリカが4月に行った調査結果が記事になっています。調査対象は292人のファンドマネージャー、292人分の運用資産合計は8,330億ドルです。以下、記事の要約です。

 

◆要約

・景気悪化予想は過去最高、スタグフレーション予想の水準の高さは2008年8月以来、金融政策もリスクが高いと指摘あり。これも過去最高水準。

FRBの金融政策がタカ派寄りになるに伴い、投資家の経済見通しが大きく弱気に傾く。バンクオブアメリカ基準だと、株式の買い(逆張り)サインが出ている。

<グラフ1>ファンドマネージャーの強気度推移

f:id:investmentandsecondjob:20220417142626p:plain

(出典:Bank of America)

・買いのサインが出ているが、今回、バンクオブアメリカのストラテジストは売りを推奨する。これから本格的な下落が来ると予想しているため。

・株式と世界の成長、内訳をみると、資金配分が相当大きくずれている。

<グラフ2>ファンドマネージャーが考えるテールリスク

f:id:investmentandsecondjob:20220417181523p:plain

(出典:Bank of America)

・現在、ファンドマネージャーが考える最も大きなテールリスク(発生確率の低いリスク)は世界的な景気後退。

・以下、その他の調査結果。

>2022年の予想利上げ回数は、3月の調査結果であった4回から増加し、7回。金融引き締めは23年4月で終了。

>一般消費財銘柄、EU圏銘柄(何れも株式)、債券への投資を控える。資金はヘルスケア銘柄、エネルギー銘柄、素材銘柄(何れも株式)、コモディディ、現金へシフト。

>一番多い取引はコモディティと石油。コモディティには過去最高に資金を投入。次にテクノロジー銘柄、及びアメリカ国債のショート。

>S&P500指数が4000を割ると予想する投資家は64%。その内26%は、その後同指数が5000超になると予想。

 

これが今の共通認識かはわかりませんが、記事は弱気な内容でした。

バンクオブアメリカは、これから本格的な株価下落がやってくると予想しています。私は弱気派なので、この言葉に期待し、待ちの姿勢を続けたいと思います。

待つことに慣れてきましたので、仮に今年、大幅下落が来なくても、来年大幅な下落が予想されていれば、今年は追加投資なしで過ごそうと思います。

調査結果では、多くのファンドマネージャーがS&P500指数が4000を下回ると予想していますが、私はあまり惹かれません。できれば3500くらいまで下げてほしいです。ここまで下げたら、迷わず買うと思います。

以上

 

◆参考文献

1)Bloomberg、"ファンドマネジャーの悲観度は過去最悪-BofA顧客調査"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-12/RA7XOEDWRGG201

2)野村証券、証券用語解説集、"テールリスク"

https://www.nomura.co.jp/terms/japan/te/A01943.html#:~:text=%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%8B%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84,%E3%82%84%E8%A3%BE%E9%87%8E%E3%82%92%E6%84%8F%E5%91%B3%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82

半導体関連銘柄、ABBV、CSCOなどが下げ、評価益は-3.6%。4月に入り株価は再び下落基調に。

22年4月16日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。

ポートフォリオSBI証券、22年4月16日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

評価損益

AAPL

320

$52.50

$165.29

-2.82%

$36,092.80

ABBV

40

$104.07

$162.31

-7.23%

$2,329.60

AMAT

39

$128.00

$113.36

-5.50%

-$570.96

ASML

8

$630.00

$597.87

-2.14%

-$257.04

AVGO

33

$277.03

$573.85

-2.24%

$9,795.06

CDNS

38

$129.77

$149.80

-5.33%

$761.14

CSCO

112

$42.07

$51.17

-5.73%

$1,019.54

CVX

40

$107.55

$171.59

0.98%

$2,561.60

HD

33

$184.39

$304.52

-2.12%

$3,964.29

INTC

71

$63.48

$45.67

-2.87%

-$1,264.51

JNJ

61

$141.50

$179.90

-1.22%

$2,342.40

LRCX

8

$606.29

$456.16

-7.22%

-$1,201.04

MA

42

$207.36

$357.82

1.58%

$6,319.32

MCD

48

$180.03

$250.51

-0.38%

$3,383.04

MO

192

$58.85

$54.98

1.61%

-$743.04

MRK

120

$72.91

$86.91

-0.88%

$1,680.00

NTR

230

$38.68

$112.00

5.64%

$16,863.60

OGN

12

-

$34.90

-2.70%

$418.80

PG

96

$90.77

$158.57

-0.96%

$6,508.80

SNPS

20

$245.06

$294.77

-7.84%

$994.20

TSM

40

$110.00

$98.36

-0.94%

-$465.60

USB

132

$35.20

$52.71

0.88%

$2,311.32

V

62

$139.80

$212.79

-1.93%

$4,525.38

VOO

51

$264.13

$402.52

-2.19%

$7,057.89

       

合計

$104,426.59

 

評価益は先週(4/9)比で-$3,891.00(-3.59%)です。24銘柄中、19銘柄が下落しました。以下、主要株価指数です。2週連続でナスダックが大きく下げました。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

4月9日

$34,721.12

4,488.28

13,711.00

4月16日

$34,451.23

4,392.59

13,351.08

先週比

-$269.89

-95.69

-359.92

先週比(%)

-0.78%

-2.13%

-2.63%

 

アメリ長期金利の上昇、中国での新型コロナウイルス感染拡大起因による景気減速懸念、3連休前の持ち高調整などで、今週の平均株価は下落しました。四半期決算への期待などで上昇する日もありましたが、週単位では下げ幅が大きくなりました。

大きく下げたのはシノプシスで、先週比-7.84%でした。4/12以外は下げています。ナスダック指数が唯一上昇した4/13にも下落しました。シノプシスが中国のファーウェイとSMIC(中国最大の半導体メーカー)に同社の主要技術を供給した可能性があり、調査されていると4/13に報道されています。

アッビィは先週比-7.23%です。4/13に特に大きく下げています。同社のVice Chairman 兼PresidentのMichael Severino氏が退社すると、同日に報道されています。これが影響しています。

ラムリサーチは先週比-7.22%です。4/13以外は下落しています。特にニュースは見当たりません。ナスダックが下げているので、テクノロジー銘柄として売られたと思います。同社のPERは約14.21倍とかなり低くなってきました。

同業のアプライドマテリアルズ(-5.50%)も同じような株価の動きでした。こちらのPERも15.77倍と低いです。

シスコシステムズは先週比-5.73%です。4/13以外は下げています。4/12、シティがシスコシステムズの格付けを売りに引き下げました。競合よりもシスコシステムズは部材の調達に苦労すると見込まれています。

唯一大きく上昇したのがニュートリエンで、先週比+5.64%でした。1週間右肩上がりです。株価は過去最高値を更新しました。

4/12、3月のアメリ消費者物価指数(CPI)が発表されました。食品を除いた指数は前年同期比+6.9%、食品だけだと+10.0%でした。食料不足から肥料メーカーが恩恵を受けると期待され、株が買われています。

 

◆通算損益、及び利回り

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥34,606,447

現金(ドル、円換算)

¥545,587

通算損益

¥15,937,415

利回り

82.94%

②持株会

投資金額

¥-687,000

現在値

¥1,491,073

繰越金

¥35

通算損益

¥804,108

利回り

117.05%

①+②

評価額

¥36,643,142

通算損益

¥16,786,828

利回り

84.35%

 

利回りは先週から+1.1ポイントです。ポートフォリオの評価益は下がりましたが、円安がまた進み、利回りは上昇しました。

今月に入り、また株価が下落基調になりました。上がったり、下がったり、今年の株価はこれが続きそうです。

ロシアとウクライナの戦争は終わりが見えません。アメリカは、この戦争が年内は続くのではと言い出しています。

これが現実となると、世界経済はさらにダメージを受け、株式市場への影響も大きくなりそうです。世界情勢が一息つくまで様子見を続けようと思います。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NYダウ反落413ドル安 ハイテクと消費関連株に売り"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_S2A410C2000000/?unlock=1

2)日本経済新聞、"NYダウ反落、113ドル安 金利上昇でハイテク株に売り"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_V10C22A4000000/

3)Seeking Alpha、"Synopsys drops on probe it provided chip tech to Huawei, SMIC: report"

Synopsys drops on probe it provided chip tech to Huawei, SMIC: report (NASDAQ:SNPS) | Seeking Alpha

4)Seeking Alpha、"AbbVie down 6% following departure of president though presents buying opportunityv"

AbbVie down 6% following departure of president though presents buying opportunity (ABBV) | Seeking Alpha

5)Seeking Alpha、"Cisco dips as Citi cuts to sell on rivals' share grab"

https://seekingalpha.com/news/3822707-cisco-dips-as-citi-cuts-to-sell-on-rivals-share-grab