アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

半導体メーカーのブロードコム、ソフトウェア、クラウド事業を取り込み、さらなる成長を目指す

5/27付の日経新聞の記事を読みました。半導体メーカーであるブロードコムによる、ソフトウェア企業のVMウェア買収について解説されています。以下要約です。

 

◆要約

ブロードコムはソフトウェア企業であるVMウェアの買収を発表。金額は610億ドル、買収完了時期は2023年10月の予定。

VMウェアは(複数のハードウェアを統合し、効率的にコンピュータシステムを稼働させる)仮想化技術を他社に先駆け、世の中に出した企業。アマゾンドットコム、マイクロソフトとも提携し、クラウド業界を支えている。

クラウド市場の成長率は年20%が今後も見込める(ガートナー、アメリカの調査会社)。ブロードコムはこの点に注目。

ブロードコムの主要戦略はM&A。同社のCEOであるホック・タン氏は、2006年にブロードコムの前進でるアバゴテクノロジーのCEOに就任。売上高は2011年10月期に23億ドル、2021年11月期には275億ドルまで拡大。

・2018年、ブロードコム(当時、本社はマレーシア)はクアルコムの買収を図ったが、アメリカ政府の介入でとん挫。以降、同社はソフトウェア業界に注目し、買収を継続。

<図>ブロードコムのソフトウェア企業のM&A推移

(出典:日本経済新聞

VMウェアの技術は、企業が(自社サーバーとクラウドを併用する)ハイブリッドクラウドを運用する際によく使われる。同社はアマゾン、マイクロソフトとも提携しており、今回の買収により両社との事業に影響が出る可能性も。

VMウェア買収が完了することで、ブロードコムの売上高は1.5倍、金額は400億ドル、ソフトウェア事業の売り上げ構成比は約半数に。

・ここ数年、ブロードコムだけでなく、クラウド関連事業の買収が続いている(下記表参照)。

<表>クラウド関連事業の買収例

(出典:日本経済新聞

ブロードコムは、買収した企業にかなりのコスト削減を課す。そのため、投資に十分な費用をかけない可能性があるという声もある。同社の優先事項は短期的な利益。長期投資はその次(アメリカの政府機関)。

・5/26の会見で、CEOのホック・タン氏はR&Dへの継続投資を明言。ただ、市場がどう受け止めるかは不透明。

 

アメリカ株への投資を始めてから、私はブロードコムに関心を持ち始めました。ただそれは、同社の事業内容というよりも、リターンの高さからですが(^^; 増配率も相当高いです。

半導体業界での買収継続は簡単ではないようで、代わりにソフトウェア企業を買収しています。半導体事業との相乗効果があるかはわかりませんが、ブロードコムとして成長が続くなら大歓迎です。

気になるのが、記事内で解説されている「必要な投資まで削減する」という指摘です。これが事実なら、長期的には不安が残ります。この指摘は心に留めておきます。

また、今回のような報道をきっかけに、ソフトウェア業界の知識も深めたいと思っています。私は同業界には疎いため、まずは企業名から学び、視野を広げていきたいです。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"ブロードコムソフト会社足場に 「買収王」9兆円投入"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN274ZC0X20C22A5000000/

2)FUJISOFT、仮想化の基礎知識、"仮想化とは"

https://www.fsi.co.jp/solution/vmware/knowledge/virtualization.html#:~:text=%E4%BB%AE%E6%83%B3%E5%8C%96%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2,%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%81%9B%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

世界、アメリカ経済の減速、それにより株式市場が影響を受けることが予想されています

6/2付、及び6/3付のBloomberg日経新聞の記事を読みました。世界経済、アメリカ経済の減速、及び株式市場への影響について記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

<6/2付、Bloomberg>

・現在のアメリカ経済はまずまず順調。課題にもFRBは対応できるとみられている。ハリケーンは我々の近くまで迫っている。小型か、あるいは超大型なのかはわからないので、準備をしておいた方がよい(JPモルガンチェースCEO)。

・同CEOは5月に、アメリカ経済の中に大きな暗雲があると表現。今回、その予想を改めたとのこと。

JPモルガンチェースはバランスシートを保守的にすることで、ハリケーンに備えている(JPモルガンチェースCEO)。

・明るい雲もある。堅調な個人消費、賃金上昇、十分な雇用がそれ(JPモルガンチェースCEO)。

<6/3付、Bloomberg>

・今、我々が置かれている環境はかなり複雑、また、ダイナミック。私の人生の中でもかなりのもの。世界経済がここまで多くの大きな困難に直面するのは過去に例がない(ゴールドマンサックスCEO)。

・経済はさらに厳しくなる。資本市場もさらに厳しい環境下に置かれる(ゴールドマンサックスCEO)。

・弊社はどんな環境下でもうまく事業を進められると考える(ゴールドマンサックスCEO)。

<6/3付、日本経済新聞>

ドイツ銀行アメリカ株が約3割、バンクオブアメリカは約2割下落する可能性があると見込む。

・クレスキャット・キャピタル(アメリカのヘッジファンド)は、アメリカ株は最大78%下落する可能性があると見込む。GDP、株式時価総額、及び過去のスタグフレーション実績(1970年代)から算出したとのこと。

 

程度は不明ですが、景気が減速しているのは間違いないようです。強気のJPモルガンチェースも警戒しています。人員採用抑制、削減のニュースも見かけるようになってきましたので注意したいと思います。

株価の大幅下落を期待したいですが、2022年内に株価上昇を予想する専門家もいますので、どうなるかわかりません。

投資資金だけは準備し、動向を見守りたいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)Bloomberg、"経済の「ハリケーン」に備えよ、JPモルガンのダイモン氏が警告"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-01/RCT1RWT0AFB701

2)Bloomberg、"ゴールドマン社長も警告、経済に「前代未聞」の衝撃-ダイモン氏に同調"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-02/RCURXHT1UM0Y01

3)日本経済新聞、"「米株8割下落」は誇張か"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB037F00T00C22A6000000/

テクノロジー銘柄、MRK等の下落で評価益は5%下落。インフレ、金融引き締め懸念が影響する。

22年6月4日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。

ポートフォリオSBI証券、22年6月4日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

評価損益

AAPL

320

$52.50

$145.38

-2.85%

$29,721.60

ABBV

40

$104.07

$147.17

-1.89%

$1,724.00

AMAT

39

$128.00

$114.96

-3.78%

-$508.56

ASML

8

$630.00

$563.65

-3.38%

-$530.80

AVGO

33

$277.03

$563.32

-3.42%

$9,447.57

CDNS

38

$129.77

$158.56

1.48%

$1,094.02

CSCO

112

$42.07

$45.25

-0.81%

$356.50

CVX

40

$107.55

$177.60

-0.38%

$2,802.00

HD

33

$184.39

$305.08

-1.10%

$3,982.77

INTC

71

$63.48

$43.39

-2.60%

-$1,426.39

JNJ

61

$141.50

$176.42

-2.58%

$2,130.12

LRCX

8

$606.29

$513.98

-3.21%

-$738.48

MA

42

$207.36

$357.82

0.01%

$6,319.32

MCD

48

$180.03

$248.36

-1.39%

$3,279.84

MO

192

$58.85

$53.82

-1.12%

-$965.76

MRK

120

$72.91

$89.91

-3.41%

$2,040.00

NTR

230

$38.68

$93.50

-2.17%

$12,608.60

OGN

12

-

$37.18

-4.42%

$446.16

PG

96

$90.77

$145.89

-1.90%

$5,291.52

SNPS

20

$245.06

$327.68

1.46%

$1,652.40

TSM

40

$110.00

$93.77

0.00%

-$649.20

USB

132

$35.20

$51.94

-1.07%

$2,209.68

V

62

$139.80

$212.65

-0.11%

$4,516.70

VOO

51

$264.13

$377.44

-1.14%

$5,778.81

       

合計

$90,582.42

 

評価益は先週(5/28)比で-$4,713.65(-4.95%)です。24銘柄中、20銘柄が下落しました。以下、主要株価指数です。揃って下落しました。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

5月28日

$33,212.96

4,158.24

12,131.13

6月4日

$32,899.70

4,108.54

12,012.73

先週比

-$313.26

-49.70

-118.40

先週比(%)

-0.94%

-1.20%

-0.98%

 

アメリ原油先物価格上昇からのインフレ懸念、アメリ長期金利の上昇、ISM製造業景況感指数が市場予想に反し上昇したこと、及び5月のアメリカ雇用統計が市場予想を超えて増加したことによる金融引き締めへの警戒などが理由で今週の株価は下げました。

今週下げ幅が大きかったのはアプライドマテリアルズで、先週比-3.78%でした。6/2以外は下げました。固有のニュースはなく、市場平均株価が下げた日に下げています。PERは15倍台と高くありませんが、先週の大幅上昇の反動もありそうです。

同業のASML(-3.38%)、ラムリサーチ(-3.21%)も同様に下げています。下落には関係ありませんが、バンクオブアメリカアプライドマテリアルズとラムリサーチを推奨するニュースがありました。半導体業界への投資金額上昇から恩恵を受けるとみられています。

半導体メーカーのブロードコムも先週比-3.42%と下落しました。6/2以外下げました。特にニュースはなく、先の半導体装置銘柄と同様、資金が流出しています。

メルクは先週比-3.41%です。1週間右肩下がりでした。新型コロナウイルスの(飲み薬の)治療薬の中では、ファイザー製品が一番アメリカで使われていると5/31に報道されていました。

また、今年は新型コロナウイルス感染拡大やウクライナ紛争関連への支出が、各国政府のかなりの負担になっており、さらには景気後退により、薬価の低下に繋がる可能性があるというニュースもありました。

これらのニュースが下落に影響しているかわかりません。先日、バリュー株の株価がこれから下がるという記事も読みましたので、メルク株の今後の動向が気になります。

アップルは先週比-2.85%です。6/3の下げ幅が大きいです。App Storeの売上の伸びが低下している可能性があると、同日の取引開始前に報道されていました。同社22年Q2のサービス部門の売上は下落する可能性があると、モルガンスタンレーが指摘しています。

インテルも先週比-2.60%と下げました。6/3に大きく下げています。同日の取引前、Piper Sandlerがメモリメーカーであるマイクロン(MU)の格付けをアンダーウェイトに引き下げました。この影響を受け、インテルを含む半導体銘柄の下落につながったとのこと。

 

◆通算損益、及び利回り

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥33,736,685

現金(ドル、円換算)

¥617,321

通算損益

¥15,139,387

利回り

78.79%

②持株会

投資金額

¥-695,000

現在値

¥1,897,168

繰越金

¥29

通算損益

¥1,202,197

利回り

172.98%

①+②

評価額

¥36,251,203

通算損益

¥16,386,889

利回り

82.31%

 

利回りは先週比で+1.29ポイント改善しました。アメリカ株は下落しましたが、円安が進み、利回りは上昇しました。

先週、株価は大きく反発しましたので上昇基調になるかなと思いましたが、今週は下げました。動向が読みにくいです。

最近、従業員の採用活動抑制、削減、また、景気後退の記事を見かけるようになってきました。企業にとってはよくありませんが、株価の下落に繋がるかもしれません。関連のニュースと、その後の株価動向には注目していきたいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NYダウ、7日ぶり反落 原油高でインフレ懸念"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_R00C22A6000000/

2)日本経済新聞、"NYダウ続落、176ドル安 長期金利上昇を嫌気"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_S2A600C2000000/

3)日本経済新聞、"NYダウ反落、348ドル安 FRBの金融引き締めを警戒"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_U2A600C2000000/?unlock=1

4)Seeking Alpha、"Nvidia, On Semiconductor picked as top semiconductor stocks at BofA"

https://seekingalpha.com/news/3844306-nvidia-on-semiconductor-picked-as-top-semiconductor-stocks-at-bofa

5)Seeking Alpha、"Pfizer antiviral pill leads Merck’s as top at-home COVID-19 treatment"

https://seekingalpha.com/news/3843832-pfizer-antiviral-pill-leads-mercks-as-top-at-home-covid-19-treatment

6)Seeking Alpah、"Takeda CEO says drugmakers face pricing pressure due to global crises"

http://Takeda CEO says drugmakers face pricing pressure due to global crises

7)Seeking Alpha、"Apple's slowing App Store growth could lead to weak Services revenue, MS says"

https://seekingalpha.com/news/3845441-apples-slowing-app-store-growth-could-lead-to-weak-services-revenue-ms-says

8)Seeking Alpha、"Intel, Nvidia among chip stocks retreating in Micron's downgrade wake"

https://seekingalpha.com/news/3845544-intel-nvidia-among-chip-stocks-retreating-in-microns-downgrade-wake

景気回復ペースの鈍化から、バリュー株の下落が見込まれています

5/27、及び5/28付のBloombergの記事を読みました。バリュー株の下落と、アメリカ経済の減速に関する内容です。以下、記事の要約です。

 

◆要約

<5/28付>

・バリュー株の格付けをベンチマークへ引き下げ。オーバーウェイトから下げたのは2020年5月以来。景気回復ペースが鈍化する中、TIPS(アメリカの物価連動国債)の利回りがピークを迎えたと判断したことがきっかけ(クレディスイス)。

・今、バリュー株は買われ過ぎ。(企業の業績見通し下方修正など)悪い情報が出た時は、グロース株がアウトパフォームするようになっている(クレディスイス)。

・ヨーロッパのバリュー株、金融株をアンダーウェイトへ引き下げ。経済が減速することで、名目債券利回りも下落すると見込む。このため、2023年初めまでに、同銘柄は10%以上、グロース株をアンダーパフォームすると予想(バンクオブアメリカ)。

<5/27付>

・バブルは縮小中。長くアメリカ株の格付けをオーバーウェイトにしていたが、今回ニュートラルへ引き下げる。アメリカの中央銀行が同国の株式市場、成長鈍化に対応するまで時間がかかると予想するため。また、不確実性の高い懸念事項も多い(シティグループ)。

FRBによる金融引き締めに伴うアメリカ経済の成長鈍化を懸念する(ブラックロックモルガンスタンレー)。

・景気後退入りに備え、クレジット商品はアンダーウェイトのまま、アメリカ国債ニュートラルへ引き上げ(シティグループ)。

 

経済成長率が鈍化するので、バリュー株も下落するという理屈、解説でした。理解はできます。ただ、バリュー株の支持は少なくともあと半年くらいは続くと思っていました。息切れが速いです(^^;

私はNISA枠で購入したアルトリア株を保有していますが、これをいつ売却しようか悩んでいます。非課税期間は23年末までなのですが、それまで保有していると株価が下がり、(今、ぎりぎり黒字の同銘柄を)損切りすることになるかもしれません。

これからバリュー株の株価が下落基調になる可能性があることを考慮し、売却時期を考えたいと思います。

また、グロース株が上昇基調になる可能性も頭に入れます。

景気後退を心配するニュースが増えてきたように感じますので、株価の動向には注意したいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)Bloomberg、"バリュー株の判断を引き下げ、リターン疑問視-クレディSとBofA"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-27/RCJSNNDWLU6901

2)Bloomberg、"米国株の投資判断下げ、リセッションリスクを指摘-シティグループ"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-27/RCIVZBDWLU6B01

長期投資開始から3年7か月、リターンは+62.74%。5月はほぼ変動なし。目先はバランスシート縮小の影響が心配です。

22年5月末時点の銘柄毎のリターンです。「持ち株の評価額と受け取り済み配当金(税引前)を足したもの」を「取得金額」で割っています。

◆銘柄毎のリターン 

銘柄

取得金額

現在値+配当金

リターン

先月比

APPL

$16,800.00

$48,551.20

189.00%

-16.34

NTR

$8,896.40

$23,341.80

162.37%

-2.74

AVGO

$9,141.99

$20,211.84

121.09%

9.29

PG

$8,713.92

$15,277.09

75.32%

-12.95

MA

$8,709.12

$15,268.08

75.31%

-2.42

HD

$6,084.87

$10,648.77

75.00%

1.27

CVX

$4,302.00

$7,204.00

67.46%

16.73

USB

$4,646.40

$7,409.16

59.46%

12.81

V

$8,667.60

$13,416.80

54.79%

-0.69

MCD

$8,641.44

$12,948.96

49.85%

1.69

VOO

$13,470.63

$20,050.25

48.84%

0.37

ABBV

$4,162.80

$6,111.60

46.81%

1.83

MRK

$8,749.20

$12,477.60

42.61%

5.00

SNPS

$4,901.20

$6,384.00

30.25%

13.23

JNJ

$8,631.50

$11,798.01

36.69%

-0.66

CDNS

$4,931.26

$5,841.74

18.46%

2.22

CSCO

$4,711.50

$5,334.56

13.22%

-8.44

MO

$11,299.20

$12,538.88

10.97%

-0.99

ASML

$5,040.00

$4,658.17

-7.58%

2.61

AMAT

$4,992.00

$4,611.75

-7.62%

5.42

TSM

$4,400.00

$3,888.37

-11.63%

2.15

LRCX

$4,850.32

$4,206.64

-13.27%

8.95

INTC

$4,507.08

$3,253.75

-27.81%

1.31

 

23銘柄中、15銘柄のリターンが上昇しました。メルクからスピンアウトされたオルガノン(OGN)はメルクの中に含めて算出しています。以下、主要株価指数です。NYダウ、S&P500はほぼ変動なし、ナスダックは下げました。もっと下げた印象でしたが、5月後半の大幅上昇が効いたようです。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

4月30日

$32,977.21

4,131.93

12,334.64

5月31日

$32,990.12

4,132.15

12,081.39

先月比

$12.91

0.22

-253.25

先月比(%)

0.04%

0.01%

-2.05%

 

5月は月初から下落基調、5/23週の大幅上昇でその下落分を取り戻すという展開でした。アメリ長期金利の上昇、(コロナ規制強化、及び4月の輸出金額の前年同月比伸長率が、3月比で大幅下落したことによる)中国経済減速への懸念、4月のアメリ消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったこと、ターゲットの決算内容によるその他銘柄への波及などが下落要因となりました。

5/23週は、JPモルガンが業績見通しを上方修正したことによる投資家心理の改善、バイデン政権が対中国の関税引き下げを検討していること、公開された5月のFOMCの議事要旨が市場の想定内であったこと、メーシーズ、ダラー・ツリーの四半期決算結果が市場予想を上回り、アメリカ経済への安心感が広がったこと、4月のアメリ個人消費支出(PCE)の前年同月比の伸長率が鈍化したことによる金融引き締めに対する警戒感の低下などが影響し、株価上昇となりました。

リターンの変動が大きかったのはシェブロンで先月比+16.73ポイントです。原油先物価格の上昇が背景にあります。また、5/2、バークシャーハサウェイがシェブロン銘柄を追加で購入していたことが報道されましたので、これも影響していると思います。

シノプシスは先月比+13.23ポイントです。同社は5/18の取引終了後にFY22Q2の四半期決算を発表、EPS、売上共に市場予想を上回りました。全ての製品カテゴリ、地域で通期の収益見通しも上昇修正しています。

USバンコープは先月比+12.81ポイントです。5/23、JPモルガンが業績見通しを上方修正したことにより、USバンコープ含むその他金融銘柄にも買いが入りました。

リターンの下げ幅が大きかったのはアップルで、先月比-16.34ポイントです。アメリ長期金利の上昇や、FRBによる金融引き締めへの警戒から売られています。

(アップル製品の受託製造を請け負う)フォックスコンは2022年Q2の売上が減少する可能性があると見込んでいます。インフレ、中国での需要低下、中国のロックダウンなどが理由です。5/12に報道されています。このニュースも影響しているかもしれません。

P&Gも先月比-12.95ポイントと下げています。5/18のターゲットの四半期決算発表による大幅下落が小売セクターに波及し、P&Gも下げています。市場はインフレ、コスト増が同セクターに悪影響を及ぼすことを懸念しています(ウェルズファーゴ)。

 

◆全銘柄合計のリターン(起点は18年11月1日)

全銘柄合計したリターンは+62.74%でした(S&P500指数は+52.38%)。S&P500指数のリターンはMorningstarのサイト(下記URL)を使い調べています。 https://quotes.morningstar.com/indexquote/quote.html?t=0P00001G7J

リターンは先月から0.15ポイントの下落です。ほぼ変動なしでした。5月はリターンが上昇した銘柄数の方が多かったですが、構成比率の高いアップルが大きく下げたこと、上昇した銘柄の構成比率が低かったことが影響しました。

5/23週のアメリカ株は大幅に上昇しましたが、5/30週は下落からスタートしています。今後もどうなるかわかりません。

6月からFRBによるバランスシート縮小が始まります。目先はこの影響を注視したいと思います。株価が下がることを期待し、動向を見守ります。

以上

 

◆参考文献

1)Seeking Alpha、"Buffett buys oil equities in Q1"

https://seekingalpha.com/news/3829979-buffett-buys-oil-equities-in-q1

2)Seeking Alpha、"Synopsys jumps on beating FQ2 estimates, raised guidance"

https://seekingalpha.com/news/3841021-synopsys-jumps-on-beating-fq2-estimates-raised-guidance

3)日本経済新聞、"NYダウ続伸、618ドル高 銀行株高で心理改善"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_U2A520C2000000/

4)Seeking Alpha、"Apple supplier warns revenue could slow due to inflation, slowing demand"

https://seekingalpha.com/news/3837610-apple-supplier-warns-revenue-could-slow-due-to-inflation-slowing-demandv

5)Seeking Alpha、"Household products stocks are getting pummeled because consumers may be pulling back"

https://seekingalpha.com/news/3840590-household-products-stocks-are-getting-pummeled-because-consumers-may-be-pulling-back

株価が上昇基調になるかは?企業が人員抑制計画を実行中。

5/27付の日経新聞の記事を読みました。企業が景気後退に備え準備していると、記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・5/26のNYダウは大きく上昇。5/25に公開されたFOMC議事要旨が市場の想定内だったこと、及び5/26に発表のあった小売企業の四半期決算結果が良好であったことなどが背景にある。

・しかし、この上昇を一時的と考える専門家が大半。目先、景気後退の兆候が出始めており、企業が対策に動いている。

・アマゾンドットコムは現在、倉庫スペースを余剰に抱えている状況。人員も余剰。物流拠点で人があまり、生産性低下に繋がっている(5/25に開催された同社の株主総会より)。

・メタは採用活動を一時休止中。エンジニアが一番影響を受ける見込み(インサイダー、アメリカのメディア企業)。

・ウーバーテクノロジーズ、リフト(何れもライドシェア企業)なども採用計画を縮小、見直すと報道あり。

ロビンフッドマーケッツ(オンライン証券会社)、ペロトンインタラクティブ(家庭用フィットネス企業)はすでに人員削減済み。

アメリカ企業、行政機関は、3月、4月と2か月連続で人員縮小計画を増加させた(Challenger, Gray & Christmas、アメリカの雇用調査会社)。

・2023年以降のアメリカ経済景気後退入りの意見も増加中。

・2023年にアメリカ経済は浅い景気後退に陥る可能性あり。確率は50~60%(プリンストン大のアラン・ブラインダー教授)。

・現在の企業の対応は短期的な業績悪化の歯止めが主な理由。今後は、中長期的な変化への対応が必要になる可能性あり。

 

最近、景気後退の可能性や、企業の人員抑制に言及する記事を見かけるようになりました。市場には様々なリスクが残る中、新たなリスクが増えた感じです。

今後の株価動向予測は、強気派、弱気派で見方が分かれています。記事に掲載される機関投資家の間でもそうですし、5/30のテレビ東京のモーニングサテライトでも専門家の間で意見が分かれていました。

人員抑制のニュースには今後、留意します。あまり続くようだと景気後退が現実になりそうです。私は弱気派なので、年後半の株価下落を期待しています。

以上

 

◆参考文献

日本経済新聞、"景気減速の足音、縮小急ぐ米企業(NY特急便)"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN26EJX0W2A520C2000000/

大半の銘柄が大きく反発、評価益は18%弱上昇。現金比率20%までもう少しです。

22年5月28日現在の私のアメリカ株ポートフォリオです。

ポートフォリオSBI証券、22年5月28日時点)

銘柄

数量

取得価格

現在値

先週比

評価損益

AAPL

320

$52.50

$149.64

8.76%

$31,084.80

ABBV

40

$104.07

$150.00

-0.67%

$1,837.20

AMAT

39

$128.00

$119.48

12.23%

-$332.28

ASML

8

$630.00

$583.38

9.49%

-$372.96

AVGO

33

$277.03

$583.28

7.38%

$10,106.25

CDNS

38

$129.77

$156.24

6.58%

$1,005.86

CSCO

112

$42.07

$45.62

6.24%

$397.94

CVX

40

$107.55

$178.28

6.23%

$2,829.20

HD

33

$184.39

$308.46

7.41%

$4,094.31

INTC

71

$63.48

$44.55

6.96%

-$1,344.03

JNJ

61

$141.50

$181.09

2.32%

$2,414.99

LRCX

8

$606.29

$531.02

12.00%

-$602.16

MA

42

$207.36

$357.78

6.43%

$6,317.64

MCD

48

$180.03

$251.87

7.68%

$3,448.32

MO

192

$58.85

$54.43

6.54%

-$848.64

MRK

120

$72.91

$93.08

-0.50%

$2,420.40

NTR

230

$38.68

$95.57

-1.49%

$13,084.70

OGN

12

-

$38.90

3.35%

$466.80

PG

96

$90.77

$148.72

4.89%

$5,563.20

SNPS

20

$245.06

$322.96

5.29%

$1,558.00

TSM

40

$110.00

$93.77

3.29%

-$649.20

USB

132

$35.20

$52.50

6.69%

$2,283.60

V

62

$139.80

$212.88

6.96%

$4,530.96

VOO

51

$264.13

$381.80

6.64%

$6,001.17

       

合計

$95,296.07

 

評価益は先週(5/21)比で+$14,400.49(+17.80%)です。24銘柄中、21銘柄が上昇しました。1週間で評価益は5月初旬の水準まで戻しました。大幅上昇でした。以下、主要株価指数です。

 

NYダウ平均

S&P500

ナスダック

5月21日

$31,261.90

3,901.36

11,354.62

5月28日

$33,212.96

4,158.24

12,131.13

先週比

$1,951.06

256.88

776.51

先週比(%)

6.24%

6.58%

6.84%

 

今週はNYダウは5日間連続で上昇、S&P500、ナスダック指数は5/24のみ下落、残りは上昇するという展開でした。

JPモルガンが業績見通しを上方修正したことによる投資家心理の改善、バイデン政権が対中国の関税引き下げを検討していること、公開された5月のFOMCの議事要旨が市場の想定内であったこと、メーシーズ、ダラー・ツリーの四半期決算結果が市場予想を上回り、アメリカ経済への安心感が広がったこと、4月のアメリ個人消費支出(PCE)の前年同月比の伸長率が鈍化したことによる金融引き締めに対する警戒感の低下などが上昇理由です。

今週大きく上昇したのはアプライドマテリアルズでした。先週比+12.23%です。5/24以外は上昇しています。特にニュースは見当たりません。

同業のラムリサーチ(+12.00%)、ASML(+9.49%)も大きく上げました。半導体製造装置銘柄は1月中旬から下落基調にありましたが、今週は資金が戻ってきました。

アップルは先週比+8.76%です。5/24以外は上昇です。テクノロジー銘柄へ資金が戻ってきていることが大幅上昇の一番の理由だと思いますが、UBSが最近行った調査結果が5/23に報道されていました。中国でのiPhoneの購入意思が、過去6年間で最高になったとのこと。これも影響しているかもしれません。

マクドナルドは先週比+7.68%です。5/25以外は上昇です。こちらも固有のニュースではなく、資金が戻ったことから上昇しているようです。

また、UBSがマクドナルドを推奨する記事もありました。2022年~2023年、さらに2024年以降も同銘柄は期待できるとのこと。同社は複数の戦略を保有、ディフェンシブな事業を運営しており、かつ投資を継続していることを理由に挙げています。

ホームデポは先週比+7.41%です。5/23以外は上昇しました。固有のニュースは見当たらず、先の銘柄と同様、市場平均株価の上昇と共に上げています。

ブロードコムは先週比+7.38%です。同銘柄にも資金が戻ってきているようです。5/26、同社がVMware買収に合意したと報道されました。このニュースが株価にどう影響したかはわかりませんが、上昇にはあまり影響してないと推測します。その他銘柄と比較し、上昇幅は特に大きくありませんので。

下落したのはニュートリエン(-1.49%)、アッビィ(-0.67%)、メルク(-0.50%)の3銘柄だけでした。何れも3月以降に大きく上昇してきた銘柄です。今週は資金の動きがいつもとは異なっていました。

 

◆通算損益、及び利回り

SBI証券

投資金額

¥-19,214,619

現在値

¥33,544,484

現金(ドル、円換算)

¥598,373

通算損益

¥14,928,238

利回り

77.69%

②持株会

投資金額

¥-695,000

現在値

¥1,853,016

繰越金

¥29

通算損益

¥1,158,045

利回り

166.63%

①+②

評価額

¥35,995,902

通算損益

¥16,131,588

利回り

81.02%

 

利回りは先週比で+7.55ポイント改善しました。アメリカ株が大きく反発しました。

残念ながら株価は大きく反発してしまいました。そろそろ追加投資を意識しようと思ったところだったのですが(^^; うまくいきません。

上昇基調に戻るか、反落するかわかりませんが、弱気な私はひとまず目標の現金比率20%を目指します。7月の賞与をもらった時点でなんとか達成できそうです。

達成後、投資を再開するかはわかりません。ドル円の水準、株価次第かなと思います。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"NYダウ続伸、618ドル高 銀行株高で心理改善"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_U2A520C2000000/

2)日本経済新聞、"NYダウ続伸、191ドル高 FOMC議事要旨後に買い強まる"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_W2A520C2000000/

3)日本経済新聞、"NYダウ5日続伸、516ドル高 決算支えに消費関連に買い"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_X20C22A5000000/

4)日本経済新聞、"NYダウ、「9週連続下落」回避 週間で1951ドル高"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN27EGI0X20C22A5000000/

5)Seeking Alpha、"Apple rises as UBS sees highest iPhone purchase intent in six years on back of survey"

https://seekingalpha.com/news/3841639-apple-rises-as-ubs-sees-highest-iphone-purchase-intent-in-six-years-on-back-of-survey

6)Seeking Alpha、"Walmart, Mattel and McDonalds headline UBS' high-conviction picks list"

https://seekingalpha.com/news/3842663-walmart-mattel-and-mcdonalds-headline-ubs-high-conviction-picks-list

7)Seeking Alpha、"Broadcom confirms deal to purchase VMware for $61B in cash, stock"

https://seekingalpha.com/news/3843004-broadcom-confirms-deal-to-purchase-vmware-for-61b-in-cash-stock-deal