ETF商品の資金流入&流出ランキングを掲載するサイトを見つけました。最初は、ETFファンドの資金推移を掲載するサイトを探していたのですが、前述のサイトに出合いました。
https://www.etf.com/etfanalytics/etf-fund-flows-tool
ETF.comというサイトです。下記のようなデータを見れます。
・2014年以降のデータ(上記ページ内の右下欄で選択可)。
・任意の期間の資金流量も確認できる(画面上部の空欄に、ETFの名前と期間を入力し、Submitを押します)。
このトップ10のETFの資金入出量を年推移で、グラフ化してみました。継続的に(資金流入の)トップ10に顔を出すETFを選択しています。
単位:M
安定しているものと、変動が大きいものに分かれていますね。SPY(SPDRのS&P500 ETF)の変動が大きいですね。2014年はNo.1なのに、翌年には$30Bを超えるマイナスです。さらに翌年の2016年に、またNo.1に返り咲いています。2017年は約$10Bのプラス、2018年は約$16Bのマイナスです。
他社のS&P500 ETFはどうなんでしょう。VOO(Vanguard)は対照的に安定しています。iSharesのIVVはマイナスにはならなかったものの、上記グラフの中では、動きの大きいETFです。
同じS&P500 ETFでもこれだけ違うんですね。ポートフォリオが大きく違うとも思えないし。。。大口顧客の方針が影響するんでしょうか。
その他のETFは、、、これから調べます。これまでVOO、VTI、IVV、VUGくらいしか調べたことがなかったので、その他のETFのことはよくわかりません(^ ^;
需要が大きいということは、株価が割高になっている可能性があるということですよね。個別株だと安易に飛びつかない方がよいと思いますが、ETFはどうなんでしょう。ETFは平均リターンを提供してくれるし、総資金が大きい方がリターンもより大きくなるから、ETFを購入する際はこのトップ10から選んだ方がよいのかな?
ちなみに、私が関心を持っているETFのVUG(米グロース株)は、トップ10に一度も入っていませんでした。S&P500の方が標準ですもんね。需要が大きいのも当然か。世の中にどんなETF銘柄があるか、もう少し視野を広げて調べてみます。
以上
◆参考文献
ETF.com