6/15付のロイターの記事です。今週予定されているFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)について言及されています。
◆要約
・今週のFOMCはウォール街にとって極めて重要なものになってきている。FRBがハト派に傾かない(利下げに消極的)なら、株価は急落すると見込まれる。
・この1か月間でS&P500 indexは5%以上上昇。年内に少なくとも1回の利下げが期待されていることが背景にある。
・貿易戦争やその他のリスクに「適切に」対応するという、6/4のパウエル氏のコメントで、利下げの期待値が上がっている。
・多くの投資家は、月末のG20首脳会談の結果をもってFRBは利下げするかどうかを判断するとみている。
・ただし過去のデータでは、利下げは必ずしも株価の上昇にはならない。近場では2007年と2001年は利下げ後、株価は下落した。
・2019Q1のGDPは3.1%、失業率も記録的に低い。この状況下での利下げ願望はばかげていると発言する専門家も。
多くの人は利下げされると考えており、利下げが示唆されないと(一部反対派もいますが)株価は急落すると見込まれています。最近、ちょっと上がりすぎですもんね。利下げ姿勢が見えない場合、私も株価は大きく下がると思っています。
今回のFOMCではこれまでと変わらず利下げの可能性をちらつかせ、G20会合後の行く末をもって判断、来月のFOMCで利下げを決定する、という流れでしょうか。完全に私(素人)の推測ですが(^ ^;
こうやって、世の中がどうやって動いているのかを学ぶのも面白いです。先週末、池上彰さんのテレビ番組でG20が議題になっていましたが、私は知らないことばかりでした。
参加国やG20の様々な運営ルールなど。G20はGroup of Twentyの略なんですね、初めて知りました(-_-)
来月のFOMCは7月30日~31日とのこと。来月は株を買おうと考えていましたが、このFOMCの結果を待ちたいですね。となると、8月に入ってから。FOMC後の株価がどう動くか(上がるのか、下がるのか)を見届けてからかな(^ ^;
以上
◆参考文献
Reuters, "All eyes on Fed as stock market pines for rate cut"