6/19付のアメリカCNBCの記事です。CNBC(ニュース専門放送局)の番組に、Blackstone CEOであるSteve Schwarzman氏が出演しました。その内容が記事になっていました。以下要約です。
◆要約
・今月末のG20で米中首脳会談の開催が期待される。金融市場は歓迎ムード。
・その会談で何かに合意することは期待されていないと、BlackstoneのCEOであり共同創立者のSteve Schwarzman氏は述べる。5月に両国間が決裂してからほとんど何も起こっていないことがその理由。
・現場の担当者同士で協議を始める前に、どの程度概念的に前に進みたいかをトランプ氏と習氏は決める必要がある、とSchwarzman氏。
・同首脳会談では何の合意もないだろうが、取引への道筋が明確になる可能性はある、とトランプ氏に近い、現在及び前政府職員や貿易アドバイザーは忠告する。
要約の上から3つ目の文章内で、概念的に(conceptually)と表現(直訳)しましたが、あまりしっくりきません(-_-)
今回の首脳会談で何かに合意するとは多くの人が思っていないでしょうね。貿易戦争は激化する一方で、両国とも簡単に折れるとは思えません。
Appleが自社製品の生産場所を複数国へ分散するニュースも報道されましたし、この貿易戦争は長期化しそうです。
だったら、両トップは何の目的で今回会談するんでしょうか?「会談を行った」という事実があれば、両者ともそれぞれの国で面目が保てるのかな?お互いに「相手に言いたいことを言ってやったぜ!!」と自国で表明すれば、色々プラスに働くんでしょうか。
それとも、貿易戦争は両国にとってやっぱり厳しいので、今後の落としどころを探り始めるのかな?うーん、ちょっとこの選択肢は考えにくいかな。
アメリカや中国以外の国も両国にからんで、2つのチームに分かれるような動きもあり、もう複雑過ぎます(><)単純にアメリカと中国だけのことを考えればよいのか、それとも世界全体の動きを考えないと貿易戦争の行方は見通せないのか、、、難しいけど、世の中おもしろいなと思います。
少しずつでいいので、いろんな国の動きを追えるようにしたいです。株式投資に関係ある範囲で。ブログを書くのも、興味がある内容なので毎日続けることができています。始めた頃はどこまで続けられるのか全く見通せませんでしたが、今のところまだいけそうです。いつまでこの意思を保てられるかな(^ ^;
と、このあたりで記事を終えようと思っていたのですが、書いている最中にアメリカと中国の高官が通商協議を行うよというニュースが入ってきました。中国側が発表しています。協議の開始時期については記事内で触れられていません。
協議が始まっても何も進展しない、よね?両国のトップが国内にアピールする材料かな?なんか、こういった1つ1つのニュースに自分が踊らされていると感じます。もっと、大局を読む訓練が必要と感じます(-_-)訓練すれば、企業分析にもつなげられるかな。
以上
◆参考文献
1)CNBC, Blackstone’s Schwarzman says it’s ‘extremely improbable’ Trump-Xi meeting will lead to a trade deal
2)Reuters, "中国と米国、高官級通商協議を実施へ=中国商務省"