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GPIF(年金運用法人)のポートフォリオは、保守的な投資家に参考になりそうです

先日、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)に関するニュース記事を読みました。同法人のESG(Economic, Social, Governance)投資が3.5兆円に達したよという内容でした。私は株式投資を始めてからようやくGPIFという言葉に目が留まるようになりました。

 

GPIFは我々の年金積立金を運用している法人です。国の代表がどんな投資を行っているのか、覗いてみようと思い、GPIFのウェブサイトをチェックしてみました。

 

◆運用資産額 159兆2,154億円(2018年度)

◆運営方針

・年金財政上必要な利回りを、最低限のリスクで確保することが目標。

・資産、地域、時間などを分散して投資。

・年金給付に必要な流動性を確保。

・パッシブ運用とアクティブ運用を併用。

・市場平均収益率を確保。

・スチュワードシップ(コーポレートガバナンスの向上を目的とした機関投資家の行動規範)責任を果たすような活動。

・運用は99.4%を外部委託(34社、115ファンド)。

◆資産構成(2018年度)

 

構成比

国内債券

27.11%

国内株式

24.28%

国債

17.47%

外国株式

26.32%

短期資産

4.82%

合計

100%

◆リターン (市場運用開始後:2001~2018年度)

全資産

3.03%

国内債券

1.66%

国内株式

2.91%

国債

4.80%

外国株式

5.74%

◆その他

・ウェブサイトには委託先名、及び(委託先が保有する)保有銘柄も記載。

・直近10年の管理運用委託手数料は0.02~0.03%で推移。

・年金財政上求められる運用利回りは上回っている(GPIFコメント)。

 

まず資産構成ですが、日本商品が多いですね。半数の51.39%を占めています。GPIFは日本の法人だから日本の商品を買わざるを得ないのかな。。本当は、リターンがより高いアメリカ株の構成比を上げたいのだと思うんですけど(^ ^;

 

次に債券。日本、外国と併せ44.58%です。債権の割合もかなり高いです。年金積立金の運用は半永久的に続けていく必要があるので、株式の比率がもっと高くてもいいと思うんですけどね。

 

年金財政上必要な利回りを確保するため取るリスクはこの程度でよい、というGPIFの判断ですかね。あと、国民のお金を預かっているので、高いリスクは取りにくいというのもあるのかな。

 

リターンは悪くないような気がします。S&P500 indexの平均リターンが6%~7%なのに対し、GPIFの外国株式リターンは5.74%です。

 

国債券のリターンは4.8%とすごい高いですね。いや、私はアメリカ株しか見ていないので債券のことはさっぱりですが、こんなにリターンが大きいとは思いませんでした。保守的に運用したい投資家には向いていそうです。

 

これらの結果、トータルリターンは約3%です。「年金財政上求められる運用利回りは上回っている」というGPIFの主張は横に置いて、国内株、国内債券の比率が高いわりには、結構リターンは高いんじゃないのと私は思います。私は日本商品の比率は下げたいですけどね(^ ^;

 

最後に管理運用委託手数料です。0.02~0.03%と低いです。バンガードのVOOの手数料が0.03%なので、かなり低い数値です。

 

運用を外部に委託する際の手数料はもっと高いイメージなのですが、GPIFはお得意様なんですかね?まあ、例え0.03%でも運用金額がでかいから、手数料も膨大です。2018年度は295億円!

 

今回、GPIFの資産運用内容を少し調べてみましたが、思ったより参考になりました。私も年齢が高くなってきたら、ポートフォリオに債券を組み入れ、その後比率を増やしていくのも選択肢だなと感じました。日本の株式、債券はハードルが高いですけどね(^ ^;

以上

 

◆参考文献

1)GPIF、前年度の運用状況

https://www.gpif.go.jp/operation/last-years-results.html

2)GPIF、Annual Report 2018

https://www.gpif.go.jp/operation/annual2018_report_q4.pdf