JPモルガン・チェース(以下JPM)の分析記事を読みました。JPMはバークシャーハサウェイも保有している銘柄です。以下、記事の要約です。株の購入を推奨する内容です。
◆要約
・JPMはアメリカの金融セクターの中で一番強い企業。競争力のある強みを持つ。19年Q2の決算結果もそれを証明する。
・アメリカの銀行の中で預貯金、売り上げは1番。クレジットカード発行企業としてもトップ。世界的に見ても投資、トレーディング業務に関してリーディングプレイヤー。
・金融サービス業界ではブランドは強みの1つ。JPMのブランドは同業界でNo.1。
・財務諸表上の各種指標と、増配、自社株買い方針を見れば、同社の株は買いと判断できる(過去5年間で配当は125%増、発行株式数は-13%減。下記グラフ参照)。
・JPMの配当率は同業界の平均レベルだが、増配率、配当を継続する能力の高さ、また減配リスクの低さは、平均よりかなり優秀(下記表参照)。
・金融業界は競争が激しく、飽和状態。JPMでも成長機会を見つけるのは簡単ではない。また、同産業の利益率は金利、及び金利の推移に依存するため、不確実性がある。
・ただし、これらのリスクはすでに投資家も理解しており、株価に反映されている。
・金融業界は短期的に見れば不安定だが、長期的に見ればJPMはかなり堅実的。
<グラフ>
(出典:YCharts)
<表>
(出典:Seeking Alpha Essential)
JPMは私が購入したい個別銘柄の1つです。バフェット氏が銀行株を買いまくっているからというのが理由です(^ ^; ビル・ゲイツ氏が所有するカスケードインベストメントも銀行株を持っています(U.S. Bancorp株の構成比率は同投資会社内で第3位)。
JPMは過去8年間、株価が右肩上がりですが、リターンはいまいちですかね。2015年以降はS&P500 indexを上回っていますが、それ以前は負けていますね。
今回の分析記事を読んで初めて知りましたが、JPMは銀行業界で1番なんですね。株価は$116くらいです。その他銀行の株価はBACで$30、USBで$57、WFCで$50でくらいです。
銀行株は安いですね。大丈夫なんかな(^ ^; これが今回の記事の筆者が言う「リスクはすでに株価に織り込まれている」ということなんですかね。
銀行なんて将来、どうなるかわからないというのが私の正直な気持ちです。バフェット氏やビル・ゲイツ氏のような私でも知っている有名な方が保有していなければ、おそらく買おうとは思わないでしょう。
銀行株を私は持っていないし、1銘柄くらいであればリスクも低いですし、試しに買ってみようかなと考えています。配当もなかなか良いです。今回のように、各銀行の記事を読んで少しずつ同業界のことを勉強していきたいと思います。
今、JPMの株価は高いですね。過去最高値くらいなのかな。うーん、ちょっと今すぐには手を出したくないですね。銀行株はボラティリティが高いので、下がった時を狙いたいです。
以上
◆参考文献
Seeking Alpha, "JPMorgan Is Undervalued"
https://seekingalpha.com/article/4275471-jpmorgan-undervalued