アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

株式市場動向の予測は企業、産業よりも政治の動向が重要に(より影響が大きい)。

ロイターの記事を読みました。世の中も変化しており、株式アナリストの仕事が減っている、どう生き残っていくべきかを述べた記事です。 以下要約です。

 

◆要約

・これまで高額の報酬を得ていた株式アナリストの環境が大きく様変わりしている。

ETFなど、各種ベンチマークに追従させるパッシブ運用に資金が集まっており、株式のトレーディング収益は大幅に減少。

EUが規制を強化し、株式アナリストが投資家から資金を得るのも簡単ではなくなった。

・(株式アナリストが所属する会社の)コンプライアンスの強化により、目配せなどで投資家へ貴重な情報を伝えることもできなくなり、投資家と面談する必要性も低下。

・非上場の企業が増え、調査対象の企業も減少。

リーマンショックが起きた2008年以降、世界は今までと違った動きをする。市場の予測には、企業や産業の知識ではなく政治の動向が重要に(政府がいつ銀行を救済するのか、その策がどのようなものになるか、企業や産業の知識では対応不可)。

・株式アナリストに、政府の動きを予測することは不可能。同アナリストが判断できる範囲を超える。例えば、株式アナリストは金融規制、金利政策に精通していない。また、トランプ大統領の発言は、株価動向の予測をさらに難しくする。(正と負の両側面を抱える)中国、及び(ブレグジットが迫る)イギリスの予測も難しい。

・ただ、株式アナリストの職がなくなることはない。変わる環境に適応できるアナリストは、利益を稼ぐ新たな手段を確立し始めている(世の中の不確実性への対応方法を投資家に提案したりなど)。

・特に企業ロビイストとして活動することがお勧め。企業のことはもちろん、その企業にとってメリットの高い特権が何なのかを理解しているため。

 

環境が変わり、今までの株式アナリストの仕事は減少する一方。生き残り策の1つとして、筆者は企業ロビイストへの転身を勧めています。

 

私は株式投資を始めてから1年2か月が経過します。ニュースを読むようになったのはここ4か月ほどです。ですので、政治が株式市場に大きく影響するのはごく自然に捉えていますが、リーマンショックが起こるまではそうでもなかったというのが著者の見解です。なぜ株式市場は政治動向に大きく影響するようになってきたんですかね。。

 

リーマンショックが起きたのは2008年とまだ最近のことです。当時の惨事が市場関係者の記憶に刷り込まれており、政府の動きに市場関係者が敏感になっているのでしょうか?この思考がAIにも導入されていれば、AIが代わりに株式運用することも増えた今、株が政治動向に大きく影響を受けるというのも納得できます。

 

株式投資を始めて、私は政治や経済の動きを気にしすぎかなと感じていたのですが、今回の記事を読むと、あながちおかしなことはやっていないということですね。そう信じて、今後も政治や経済の動向も追っていきたいと思います。

 

ただ、株価には政治動向の影響が大きいですが、企業、市場分析の価値がなくなるとは筆者は言っていません。株価の本質はその企業の価値ですもんね。あんまり政治、経済動向を追いかけていると、本質を忘れてしまいそうです。本来の筆者の目的とは違いますが、私にとっては大事なことを気づかせてくれる記事でした。 

以上

 

◆参考文献

ロイター、"コラム:落日の株式アナリスト、厳しい現実と生き残りの方策"

https://jp.reuters.com/article/stocks-workers-breakingviews-idJPKCN1UZ074