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トレーディング業務の外注が加速しているそうです

機関投資家が行うあのトレーディング、 それが今は外注される世の中になっているとのこと。ロイターの記事です。

 

◆要約

・資産運用会社がトレーディング業務を外部に委託する動きがある。新たな規制に伴う負担増、技術の進歩により、コスト削減が必要となっていることが背景にある。

・昨年、EUが設けた新ルールにより、トレーディング業務における書類手続きが増加したことが、この動きに拍車をかける。

・現在は25社がトレーディングの請負業務を実施。ウェルズファーゴもこの内の1社。請負会社は各種分析、管理、法令順守業務も行う。

・銀行、証券業界には、この流れは大歓迎。ニッチだが、利益を生み出す新たなビジネスとみている。

・2022年までに、500億ドルを超える資産を運用する会社の5社に1社は、この外注サービスを利用すると見込まれる。現在の外注ビジネスの市場規模は年4.5億~5億ドルほど、20~30%/年のペースで規模が大きくなると予想される。

・トレーディングは外注に任せ、資産運用会社は戦略的課題に注力(クラックス・アセット・マネジメントのCOOコメント)。

 

資産運用の業界にも外注するという考えがあるんですね。初めて知りました。株式を売り買いするあのトレーディングが対象になっています。

 

トレーディング業務って資産運用会社の肝だと思っていたんですけど、そうでもないんですかね。ノウハウが詰まっているものだと思っていましたが、外注するということはそうでもないのか。。今の時代、あまり差別化要因にはならないと判断されているんですね。

 

トレーディングを外部に委託してしまったら、資産運用会社は何をするんでしょう?今回の記事の中では、ある資産運用会社のCOOのコメントとして、戦略的な問題に注力すると記載がありました。運用資金さえあれば、数十人くらいで会社を経営できそうですね。

 

このトレーディング業務ですが、AIでは代替えできないんでしょうか?(もう2年前のNewsweekの記事によると)ゴールドマンサックスはトレーディングをAIに任すことで、600人いたトレーダーを2人まで削減したそうです。

 

AIでの代替えが難しい業務が外部委託されているのかな。書類作成とか。近い将来、AIで代替えできるような業務を請け負っても、衰退する一方ですしね。

 

今回の記事によると、トレーディング業務を請け負う会社は現在25社あり、その中にはあのウェルズファーゴもあり、元ゴールドマンサックスの方が立ち上げた会社もあります。各社生き残っていけると判断しているんでしょう。

 

今回、コストを削減したいから外部に委託するということですが、請け負う会社の社員の給料は、委託元の会社よりは安いですよね(^ ^; トレーダーの方は会社を変われば職はありますが、給料は減るので辛いところです。自分がやっていた仕事は、価値が低くなったと判断されたことになりますので。アメリカは時代の先端を行く半面、働く方は大変です。

 

私もできるだけ、価値の高い仕事に関わり続けたいです。大したことはできませんが(^ ^; 世の中の動きだけは掴んでおきたいです。アメリカはやっぱり参考になりますね。アメリカで起こったことが、何れ日本でも起きる(輸入される)と言われているので、ビジネスの面に関しては良い先生です。

以上

 

◆参考文献

1)ロイター、"焦点:中小運用会社のトレーディング外注化加速、新たな商機に"

https://jp.reuters.com/article/us-markets-assetmanagers-insight-idJPKCN1UW08R

2)ブルームバーグ、"資産運用会社がトレーディング業務を外注化-高まるコスト圧力で"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-05/PSKOVM6JTSEJ01

3)Newsweek, "ウォール街を襲うAIリストラの嵐"

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/ai-17.php