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McCormickはここ10年間増配傾向も、今はちょっと株価が高い(分析記事を読んで)

McCormickの分析記事を読みました。9/13付の記事です。事業も安定して成長、33年間連続配当で、ここ10年間は特に高配当、しかし、今は株価がちょっと高すぎるよという主張です。 

 

◆要約

・調味料、香辛料業界で、McCormickは20%のシェアを持つ。

・FY19Q2決算発表によると、売上は$1.3Bと前年同月比でほぼ同じ、予想を$10M下回る。為替変動の影響が要因に(為替変動がなければ、売り上げは2.8%アップ)。

・McCormickの売り上げの3分の2をコンシューマー事業が占める(為替変動の考慮無しで売上2%増、考慮すると2.6%減)。同事業の成長はアメリカが貢献しており、数量ベースで2.2%増。アジア、太平洋地域では価格を5.7%アップ。これにより、数量ベースで3.1%減、為替で6.3%の売上減となった。

・別事業であるフレーバーは、為替変動の考慮無しで売上4%増。コンシューマー事業部門と同様に、フレーバー部門の売上には製品ラインナップの豊富さ、各製品の出荷数量の多さが貢献している。

・McCormickはEU、中東、アフリカでも事業を展開する。数量ベースで7.2%増、価格も1.7%増。成長はしているが、為替変動を考慮すると9.7%の売上減。これらの地域では、クイックサービスレストランの増加が売上増に貢献。

・McCormickは33年間、配当増を継続。一方、リターンは1.4%/年。そのため、利益目的の投資家は別の銘柄を選ぶ場合も。しかし、ここ最近は配当率が増加(過去3年は9.1%増/年、過去5年は8.9%増/年、過去10年は9%増/年)。この増配傾向は、同社財務データの安定的な成長が背景にある。

・McCormickのEPS、Free cash flow payout ratioはとても低い。

・McCormickの事業はとてもうまくいっている。配当の歴史と安定した増配はとても魅力的。しかし、同社株のバリュエーションをみると、現時点での追加購入はためらってしまう。

・株価の上昇ペースに、売上増のペースは追いついていない。今のPERは29.6と高すぎる(同社の5年平均のPERは23.4、10年平均のPERは20.3)。29.6はグロース株の数値で、McCormickのような企業のものではない。

・企業のバリュエーションを算出する世の中のツールをいくつか使い、平均値をとるとMcCormickの株価は$141。これまでの配当実績を考慮すると、5%高い$147であれば追加購入する。 

 

私は確か、過去10年をみるとS&P500 indexよりリターンが大きいということで、McCormickの株を購入したと思います。

 

私も今はMcCormick株を追加購入しようとは思いません。調味料、香辛料という今後大きな成長はあまり期待できない事業を担う企業で、かつ配当率も1.5%を切っています。

 

安定した事業は魅力的ですね。調味料、香辛料の需要は変動も少なそうです。今回読んだ記事には書いていませんが、McCormickの事業は世界のどの地域まで進出しているんですかね。まだ成長は期待できるのかな。

 

配当率はもうちょっと高いとうれしいです。2.5%くらいにならんかな。。ちなみに、私の購入価格で計算すると、配当率は1.55%(=2.28/147.16)です。あまり、今と変わりませんね。。2.5%なんか、はるか先ですね。仮に、McCormickの株価が$147だったとしても、今なら買わないかも(^ ^;

以上

 

◆参考文献

Seeking Alpha, "McCormick & Company: Great Business, But Spicy Valuation"

https://seekingalpha.com/article/4291444-mccormick-and-company-great-business-spicy-valuation