Home Depotの分析記事を読みました。9/17付のSeeking Alphaの記事です。
◆要約
・Home Depotは世界最大のホームセンター。リフォーム用資材や建設資材、ガーデン用品、及び(製品設置、レンタルなどの)各種サービスを提供。世界で2,000を超える店舗を構える。
・Home Depotは建築用資材、装飾、ハードライン(ハードウェア)の3つの事業部門から成る(下記表1参照)。
・FY19Q2、Home Depotの需要は伸び、新製品や新制度を提供した。同四半期の業績押上要因は木材価格の下落、フロントの自動化、オンライン事業の成長(前年比20%の成長)を含む。
・財務諸表の観点からみると、ここ数年は年1桁%の安定した成長を見せている。借入金は大きいが、負債比率は持続可能なように見える(下記表2参照、青が負債比率)。
・Home Depoは財務政策、友好的な株主政策(増配、及び自社株買い)を統制した(下記表3参照)。
・同社の株価はかなり過小評価されていることをバリュエーションは示す。今後5年間は、売上は年7%成長、14%の営業利益率が期待できる。
<表1>
(出典)Home Depot's 10-K filing
<表2>
(出典)Seeking Alpha
<表3>
(出典)Seeking Alpha
Home Depoじゃなくて、Home Depotと最後に"t"が付くんですね。今回の記事を読んで初めて気が付きました(^ ^;
Home Depotは今後も安定した業績が出せると私は信じています。経済が世界No.1のアメリカにあって、業界No.1、土地も山ほどあるので、人口が増えてもまだまだ住宅を建てる余地があるためです。
家をリフォームするという文化があることも貢献しているのでしょうか。その他各国と数値で比較したわけではないので、アメリカにはそういう文化がありそうというイメージで話していますが(^ ^;
一般的に新築住宅の方が価値が高い日本と比較し、アメリカは居住年数が長いほど家の価値が上がっていく傾向にあるそう。これは、居住年数が長い=その地区は安全と考えられる構図があるためです(昔、ある本から得た知識です)。
居住年数が長いほど安全、わからないこともないですが、基本的に経済が右肩上がりのアメリカだから成り立つ論理かもしれません。
今回の記事のデータを見ても、Home Depotには今後も安定した業績が期待でそうです。配当率も現時点で2.3%程度と悪くないです。また、私の保有銘柄で一番構成率も低いので、追加購入したいです。
ただ、ちょっと高いんですよね。ここ1か月で$20くらい上がっていますし。でもほっといたら、まだ上がる可能性も。今後5年間は年7%の成長をこの筆者は期待しており、やっぱり上がりそう。次の株価調整が来たら買いかな?
以上
◆参考文献
Seeking Alpha, "Home Depot: Accelerating Demand To Drive New Growth"
https://seekingalpha.com/article/4291991-home-depot-accelerating-demand-drive-new-growth