アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

サブプライム住宅ローンの低格付け企業版から資金が流出しています

サブプライム住宅ローンはリーマンショックの引き金になったものです。本来、住宅を購入できない層に住宅を販売し、その債権を証券化し販売、その証券価格が下落し、最終的にはリーマンショックに至りました。

 

このローンの低格付け企業版があるとのこと。レバレッジド・ローンと呼ばれています。そういえばどこかで聞いたことのあるような気がします。日経の記事になっていました。9/22付のものです。以下要約です。

 

◆要約

レバレッジドローンは低格付け企業向けの融資。対象はダブルB格以下の企業。新規融資額は2017年が6,169億ドル(ピーク)、2018年が5,280億ドル。主にアメリカで広がっている。

・しかし、19年4~6月は約900億ドルと前年同期比で半減。貸し倒れリスクの回避、(変動金利のため)利回りの低下、及び質の低下(借り手に有利なローンの増加)が背景にある。

レバレッジドローンは証券化され、CLO(Collateralized Loan Obligation、ローン担保証券)という商品になり、世界で販売されている。

・複数の債券を組み合わせ、そこから切り分け、別の商品として販売する階層化という仕組みを使っている。これはサブプライム住宅ローンの証券化と同じ仕組み(下記表参照)。

サブプライム住宅ローンの証券発行残高は2007年に1兆7,800億ドルまで達した。まだかなり差はあるものの、CLOは6,000億ドルを超えている。

・世界の企業債務は167兆ドルと2008年比で約50%増。大手企業の社債発行が続く中、CLOからの資金流出が始まっている。膨張した債務に対する警戒が強まっていることを示す。 

        <表>

f:id:investmentandsecondjob:20190923101559p:plain

(出典)日経新聞

 

私はレバレッジド・ローンのことはよくわかりません。ただ、レバレッジド・ローンを階層化し販売するという仕組みが、あのサブプライム住宅ローンの証券化と同じ構図であるということは頭に入れておきます。

 

サブプライム住宅ローン証券の価格下落は、住宅価格が値下がり始め、(住宅を担保にした借り換えもできなくなり)住宅購入者が借金を返せなくなってきたことが発端でした。今回のレバレッジド・ローンに関する記事は、この住宅購入者を企業に置き換えると、話は全く同じことになります。

 

私はレバレッジド・ローンに関するニュースに初めて目を向けるので、今回の資金流出がどの程度珍しいものなのか、警戒すべきなのかわかりません。ですので、今後レバレッジド・ローンという言葉がニュースに出てきたら、チェックするようにしたいです。

 

サブプライム住宅ローンと比較し、レバレッジド・ローンの証券発行残高は三分の1です。少ない分、仮にレバレッジド・ローンを基にした証券の価格が暴落しても、混乱はその分少なく済むのかな。

 

ただ市場は、小、中パニックくらいに陥る可能性があるかも。そのため今後は、レバレッジド・ローンに関するニュースには注目し、多少は身構えておこうと思います(^ ^;

以上

 

◆参考文献

日経新聞、"「債務の宴」静かな異変 米低格付け融資、資金流出続く"

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO5009511021092019MM8000?unlock=1&s=5