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インデックスファンドが非難されています

10/8付のロイターの記事をよみました。インデックスファンドの問題点を指摘する内容です。以下、記事の要約です。 

 

◆要約

・インデックスファンドは、今やアメリカの株式投資ファンドが保有する半分の資金を運用する(下記グラフ1参照)。その金額は数兆ドル。企業に対し影響力も大きく、意思決定する力もある。

アメリカの大手インデックスファンド、ブラックロック、バンガード、ステートストリートの3社はこの力をほとんど使わない。逆に、(業績が悪い企業だろうと)各企業の判断を支持する(下記グラフ2)。各種指数に沿うという同ファンドのルールがあるため。

・アクティブファンドも同様に(代理投票で)企業の意思決定に同意する。ただし、支持できない行動があれば、株を売却することで、反意を示す。

・インデックスファンドは市場指数を上回る成績を収める必要がないため、各企業がどう事業を運営しているかを監視する動機がない。一方、同ファンドのビジネスモデルは資金の大きさに大きく依存しており、日々資金集めを行う。同ファンドにとって、保有する銘柄(企業)は顧客のようなもの(南カリフォルニアロースクールの教授コメント)。

・2008年の金融危機後、多くの投資家は市場平均に勝つのは諦め、手数料の安価なパッシブファンドを選択する。

・インデックスファンドは経営者に敵対することはしない。なぜなら同経営者が経営する従業員にも、(退職年金制度を通じ)同インデックスファンドに投資してもらいたいため(ハーバード大の学者)。

・インデックスファンドは、(同じ株を保有するので)同業者とリターンで勝負できない。差別化は手数料。企業を調査、監視しようすると(人件費含む)コストがかかる。そのため、同ファンドのビジネスモデルでは企業調査、監視にコストを割けない(コロンビア大、スタンフォード大の教授)。

 <グラフ1>運用資金(19年8月末時点)

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(出典:Morningstar)

<グラフ2>株主投票での賛成率

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(出典:Reuters)

 

元ネタは長い記事でした(^ ^; ただ、細かいデータで文章量が多くなっており、要点は上記の通りです。

 

インデックスファンドが非難されていますね。経営者案に反論しようとすると、説得力のある論理を構築しないといけないので、時間(コスト)を要します。コストは投資家が負う手数料に上乗せされるので、投資家の負担になります。結構、厳しいところをついてきますね(^ ^;

 

私の株式運用は個別株が中心ですが、(市場平均に近いリターンを得る)確実性を高めるため、ETF(VOO)を購入しています。これがETFを購入する一番の理由ですが、次に手数料が格安(VOOは年0.03%)なためです。

 

この格安手数料は本当に助かります。日本の企業のものと比較すると別格です。私は会社を通して確定拠出年金制度を使い、投資信託商品を購入していますが、手数料は年0.2%台と高いです。

 

このVOOの手数料が高くなると、いくらETFが優秀でもちょっと考えます。インデックスファンドは強くなり過ぎましたかね。今後攻撃されることが増えると、アメリカの事なので規制が入る可能性があります。

 

長期では一番リターンが高く、かつ確実に勝てるとされているインデックスファンドでしたが、安泰ではなくなりそうです。手数料が高くなると、投資家が得られるリターンは 減っちゃいますね。

 

この影響が日本まで来ると、日本企業が提供するETFの手数料も上がるのかな。今回の記事の主張は無視できない内容です。

以上

 

◆参考文献

Reuters, "Index funds invest trillions but rarely challenge management"

https://www.reuters.com/article/us-usa-funds-index-specialreports/special-report-index-funds-invest-trillions-but-rarely-challenge-management-idUSKBN1WN107