11/14付のブルームバーグの記事を読みました。11/13にアメリカで行われた上下両院合同経済委員会でのFRBパウエル議長の証言が基になった記事です。以下、記事の要約です。
◆要約
・中国の情報は入手できるが、同国経済の動きを理解するのはかなり難しい(FRBパウエル議長)。
・サンフランシスコ連銀のデーリー総裁も同様の意見。どこまでが経済の成熟化によるもので、また景気循環的な経済減速なのか、把握するのは困難(同氏)。
・中国は時間をかけてソフトランディングしようとしているはず。金融危機時のものと比べると、景気刺激策は限定的。慎重に対応している(FRBパウエル議長)。
・この1~2年、中国は過剰債務の削減を進めている。この対応も景気後退の一因。
パウエル議長のような超一流の方でも、理解するのは難しいんですね。正直に述べてくれるところに好感がもてます。
プロの方でも、まだまだわからないことはあるんですね。私のよくわからないとは比べ物になりませんが、少しは勇気づけられます。
プロの方たちでも経済の動きを予測するのが難しいはずです。それだけ様々な要素が影響し合っているということでしょうか。
最近、景気が悪いニュースによく目が行きます。海外だけでなく、日本国内も企業によってはかなり厳しかったりもします。人員削減の話もありますし。日本は今が景気の底と思っていたのですが、来年さらに落ち込むんでしょうか。中国がまだ下がる可能性があり、心配になってきました。来年夏の賞与はちょっとこわいです(^ ^;
以上
◆参考文献
ブルームバーグ、"パウエル議長、中国経済を理解するのは「至難の業」-議会証言"
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-14/Q0Y1D66K50XU01?srnd=cojp-v2