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代替肉、代替食品の登場により、食肉業界が大きく変わろうとしています

12/2付の日経新聞の記事を読みました。代替肉、代替食品の研究が進んでおり、食肉業界を大きく変えようとしていると解説してくれる記事です。以下要約です。 

 

◆要約

・世界の食肉市場規模は1兆8,000億ドル(CBインサイツ)。人間は消費カロリーの3割を肉から取る。

・1960年、アメリカ人1人当たりの赤身肉、鶏肉の消費量は167ポンド。2018年には228ポンドに増加。食肉業界は農場、飼育場、食肉処理場、加工センター、貯蔵センター、物流から成り、需要増に対応する。

・食肉メーカーのトップ6企業の時価総額は600億ドル、1位のホーメルフーズ(アメリカ)が230億ドルをしめる(下記グラフ1参照、19年1月7日時点)。 

<グラフ1>食肉メーカーのトップ6

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(出典:CBインサイツ)

・業界のトレンドは買収、事業/倫理/環境に関する課題増加、そして代替肉。植物肉メーカーのビヨンドミートやインポッシブルバーガーはすでに上場。これらの新興企業は食肉産業を変える(農場、飼育場、食肉処理場は消滅する)可能性あり。食肉事業に大きく依存する企業は構造変化の影響を大きく受ける(下記グラフ2参照)。

<グラフ2>肉関連製品の売上高比率

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(出典:CBインサイツ)

・代替肉は水使用量の削減、温室ガスの削減、必要な土地の面積削減など、多くのメリットがあるが、まだコストが大幅に高いというデメリットあり(下記図1参照)。

<表>生産コスト比較(上が食肉、下が代替肉)

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(出典:CBインサイツ)

・ 置き換えを狙われているのは肉だけでなく、その他食品も。食べ物の代替となる飲料を提供するソイレント(アメリカ)、ヒュエル(イギリス)、植物由来食品を提供するアンプルフーズ(アメリカ)、粉末食品のフィード(フランス)、代替ミルク製品のリップルフーズ(アメリカ)、植物由来チーズのカイトヒルアメリカ)、卵不使用のマヨネーズを提供するノット(チリ)、牛不使用ミルクのパーフェクトデイ(アメリカ)など。

・昆虫も代替肉の1つ。昆虫を食する国は世界の8割、20億人、種類は1,000以上。大量生産可能なコオロギ、ミールワームが原材料。コオロギは牛の100の1のCO2排出量、牛肉、鶏肉よりも含有量が高いたんぱく質、家畜よりも高い生産効率という特徴を持つ。

・エクソ(アメリカ)はコオロギ原料のプロテインバー、ビッティフーズ(アメリカ)は昆虫原料のスナックを供給する。

・培養した肉(本物の肉)を研究するモサミーツ(オランダ)、メンフィスミーツ(アメリカ)、ニューエイジミーツ(アメリカ)という企業も。

・①(人口、中間層増加による)肉の消費量増加、②(CO2削減、農地削減、水使用量削減による)環境悪化の歯止め、③健康食品の需要増、④農業、技術、合成生物学の進歩、⑤肉に関する倫理問題軽減、⑥(抗生物質不使用による)汚染軽減、以上により代替肉、代替食品が期待されている。

・代替肉、代替食品業界は発展途上。これまで世の中になかったため、規制する側も発展途上。

 

私の知らないこと、盛りだくさんの記事でした。植物由来の肉くらいですかね、私が知っていたのは(^ ^; こんなにも代替肉、代替食品業界が進んでいたとは思いもしませんでした。世の中、どんどん動いているんですね。

 

食品、特に肉、の代わりになるものが、いろいろ研究されています。ルール作りさえしっかりできれば、確実に世の中に出てきますね。食肉産業は確かに変わりそうです。

 

もし、牛や豚、鶏などの家畜が減ると、肥料の需要はどうなりますかね?家畜は植物もえさにしているので、その植物を育てるために必要な肥料はやっぱり減りますよね。。肥料メーカーのニュートリエン(NTR)の株を保有しているので、気になります(^ ^;

 

ただ、代替肉、代替食品を作るために植物も使われたりするので、大丈夫かな?あまり、心配しなくてよいと個人的には判断しておきます(^ ^;

 

食肉産業の変化により、他にも影響を受ける産業があるかもしれません。このトレンドは頭にいれておきたいです 

以上

 

◆参考文献

日経新聞、"「ミートレス」の破壊力 200兆円食肉市場を脅かす"

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52666110X21C19A1000000/