複数の証券会社が一部ETFの購入手数料を無料にすると発表しました。マネックス証券、auカブコム証券、SBI証券、楽天証券などです。以下は、私が利用するSBI証券の発表内容です(おそらくどの証券会社もほぼ同じ条件だと思います)。
日本の株式市場では97のETF銘柄が対象です。20年1月14日より無料化がスタートします。
なんとアメリカ株も今回対象です。20年1月2日より有効となります。以下、9つの銘柄が対象です。
<アメリカ市場のみ対象>
①VOO(バンガード、S&P500 ETF)
②VTI(バンガード、トータルストックマーケットETF)
⑤DHS(ウィズダムツリー、米国株高配当ファンド)
⑥DLN(ウィズダムツリー、米国大型株配当ファンド)
⑦DGRW(ウィズダムツリー、米国株クオリティ配当成長)
<その他市場含む>
⑧VT(バンガード、トータルワールドストックETF)
⑨EPI(ウィズダムツリー、インド株収益ファンド)
(長期投資家にとって)株価の評価損益、配当金と比較すると手数料は大した額ではありません。ただし、株式市場の世界から離れて、日常使うお金と比較すると、手数料は無視できません。日々の無駄な支出を抑えるのも重要なので、この無料化は非常にありがたいです。しかも年明け早々から。
S&P500 ETFのVOO、IVV、SPYも含まれているのがありがたいですね。これらの銘柄は長期的には株価が上昇し続ける可能性が高い、(統計データによると)個別株運用よりもリターンが高い、しかも手数料が無料に。今後も株価上昇が期待できそうです。
アメリカに倣い、日本の証券会社も手数料を無料にするというニュースが11/1付の日経新聞にありました(以下ブログ記事のURLです)。
https://www.investmentandownbusiness.com/entry/2019/11/03/110804
それから約40日ほど。こんなに早く始めてくれるとは意外でした。いい時代ですね。この調子で個別株の手数料無料化にも突き進んでほしいです。
ただ、上の記事を読み返すと、SBI証券は3年後の手数料無料化を目標にしているそうです。まだまだ先ですね(^ ^; 完全無料でなくてもよいので、例えば年10回までの取引無料とかを先行して実施してほしいです。
以上
◆参考文献
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53224060R11C19A2EE9000/
2)SBI Holdings, "SBI証券、各種手数料の無料化および引き下げの範囲拡大のお知らせ"