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米中貿易協議、市場の予想通り長期戦か。このまま大して何も決まらず進む可能性も。

12/14付の日経新聞、及び12/13付のCNBCの記事を読みました。米中合意内容を受けての記事です。合意内容に不確実性が残るよと言っています。以下、2つの記事の要約です。

 

◆要約

・米中貿易協議は第一段階に合意。しかし、双方の合意内容に対する説明は一部一致せず(下記表参照)。

<表>米中、お互いの主張比較

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(出典)アメリカ通商代表部、中国政府記者会見

 

・12/15に発動予定であった1600億円分の対中関税施行を無期限延期に。9月施行分の関税1200億円分も7.5%へ半減(ゴールドマンサックスが期待した半分の結果)。第1~3弾の関税(25%、2500億円)は撤回なし(アメリカ)。アメリカは各関税を段階的になくすことを約束(中国)。

・9月施行分をゼロにできるよう協議していたが、半減に留まる。これは、米中が協議継続よりも、現段階での一部合意を優先したと推測。

・合意文書への署名時期は、(アメリカ)1/6の週が目標、(中国)合意文書の審査、翻訳後、決定予定。

・第2段階の交渉は、(アメリカ)すぐに始める、(中国)第1段階の合意内容の履行を確認できてから。

・中国が合意内容を履行するかわからない(アメリカ通商代表部のライトハイザー代表)。米中間での合意内容の比較情報が、中国ネット上では削除されている。

・関税引き下げは中国経済にプラス、企業が設備投資を再開する可能性も。しかし、合意前の市場の楽観ムードはなくなり、結果12/13のNYダウ平均の上昇は$3に留まる。

・今回の合意内容は不確実性があり、同合意内容に関して改めて協議される可能性も(ゴールドマンサックス)。

・不確実性は残るも、一部合意は株式市場には朗報。企業の自信を高め、投資を増やし、利益増に繋がる可能性も(多くのアナリスト)。

 

両国間の話がまとまらない中、12/15の発動期限が迫ってきたため、合意を優先、結果、市場はがっがり、ということですかね。それでも合意したので、もう少し株価は上がってもいいんじゃないかと思いますが、それだけ市場の期待が大きかったということでしょうか。

 

逆に、私は今回の合意にあまり期待していませんでした。合意内容を見た感想も、こんなもんでしょう、という感じです。

 

週明けから株式市場はどう動きますかね。市場はまだ様子見を続けるとも感じますし、記事によると、株式市場は好意的に捉えていると多くのアナリストが言っています。

 

少なくとも、第一段階の合意内容に両国署名し、その合意内容が明らかになるまでは、株式市場は様子見が続くと私は思います。

 

両国の発表内容が一致しないのも、あまり心配していません。国内外に対し、カッコ悪いところは見せられないので、表現を変えているだけかもしれませんし。私は楽観視しすぎかもしれませんが(^ ^;

 

中国はできるだけ、どの要求も突っぱねたい、アメリカの共和党は次の大統領選挙にトランプ大統領に当選してもらいたい、アメリカ政府は上記表にある項目について、中国に承諾させたい、それぞれ思惑があるので、市場の予想通りすぐには解決するとは思えません。

 

なんか、このままずーっと米中貿易協議の動向を様子見する状況が続きそうと感じます(^ ^; 来年11月の大統領選挙までだけでなく、その後もずーっと。中国も簡単には折れないでしょうし、結局、大して何にも決まらず、このまま進むかもしれません。 

以上

 

◆参考文献

1)日経新聞、"米中、火種抱えた休戦 関税や農産物購入の説明にずれ"

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53378850U9A211C1MM8000/

2)CNBC、"Goldman is disappointed in trade deal: Tariff rollback ‘smaller than expected’"

https://www.cnbc.com/2019/12/13/goldman-is-disappointed-in-trade-deal-tariff-rollback-smaller-than-expected.html?&qsearchterm=goldman%20is%20disappointed