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ゴールドマンサックス「化石燃料関連事業への融資は減らすよ」

12/17付の日経新聞の記事を読みました。ゴールドマンサックスがフィナンシャルタイムスに寄稿した記事が元ネタです。同社が石炭、石油関連事業への融資抑制を宣言したという内容です。以下、記事の要約です。

 

◆要約

・ゴールドマンサックスは(火力発電、採掘など)石炭関連事業への融資を削減する。この動きはEUの金融機関が先行していたが、アメリカ大手では同社が初。

・同社には環境政策構想があり、化石燃料事業への融資を削減、次の10年間、7,500億ドルを再生エネルギー開発などへ投じる。

・この方針は発展途上国も対象。徐々に投資を減らし、最後にはゼロに。

・北極での石油削減事業への融資も拒否。

・環境対策分野でゴールドマンサックスは世界のリーダーにはなっていない。ただ、アメリカ企業の中では一番手(環境保護団体シエラ・クラブ、レインフォレスト・アクション・ネットワーク)。

 

最近はやりのESGネタです。アメリカの大手で公式に宣言するのは初めてなんですね。

 

シェールガスの増産でアメリカは今年、(原油と石油製品の輸出量が輸入量を上回り)原油の純輸出国となりました。資源大国でもあるアメリカなので、アメリカの企業が化石燃料(石炭、石油、天然ガスなどの)事業から撤退していくというのは、まだ先になるのかなと感じます。

 

ただ、超大手のゴールドマンサックスが今回、公式に環境政策を述べたというのは、これから変化が少しずつ出てくるのではと思います。

 

ESGトレンドと関係しているかわかりませんが、アメリカのある企業が同社のシェール事業をタイの企業へ売却するという記事が、本日の日経新聞に掲載されていました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53512160Y9A211C1FFE000/

このタイ企業は石炭事業への依存度を下げるため、比較的CO2排出量の少ない天然ガス事業を強化するとのこと。

 

このアメリカ企業が事業を売却した理由はわかりませんが、価値の高いうちに化石燃料事業を他社へ売却するケースが今後出てくるかもしれません。

 

環境保護の声は世界的に大きくなっていますが、各国が足並みを揃えるのは難しい状況です。ただ、投資面ではESG投資が支持されてきており、環境対策が一足先に進んでいくかもしれません。化石燃料事業への資金流入が減る流れは続きそうです。 

以上

 

◆参考文献

1)日経新聞、"ゴールドマン、石炭関連の融資削減へ 米初の本格対策"

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53439890X11C19A2EE9000/

2)日経新聞、"タイ石炭バンプー、米シェールガス850億円で買収"

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53512160Y9A211C1FFE000/