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ピーター・リンチ「やっぱりETFよりも個別株」

ピーター・リンチ氏のインタビュー記事を読みました。SBI証券のサイトからアクセスできる「バロンズ拾い読み」の12/24付のものです。

 

同氏はアメリカの投資家で、1977年~1990年の間、マゼランファンドのマネージャーとして活躍されました。同期間のリターンは年率29%ととんでもない数値です。バリュー投資家で、「ピーター・リンチの株で勝つ」という本を出版されています。以下、記事の要約です。 

 

◆要約

・ピーター・リンチ氏の投資方針は、①優良株を長期間保有すること。②今後の見通しを気にせず投資する。アメリカ経済は今後も問題なし。③人気セクター内の人気株は避ける。

・同氏は①PEGレシオ(=PER/1株当たりの利益成長率)、②在庫の増加率、③DEレシオ(=有利子負債/株主資本)を重視。①が1未満の株は価値あり。②、③は業績が悪い時に乗り切るための余剰金があるかどうかを判断する。

個人投資家の強みは、ファンドマネージャーよりも先にトレンドを発見できること。アパレルのギャップ(GPS)を発見できたのは妻のおかげ、ディスカウントストアTJX(TJX)を発見できたのはお世話になった看護師さんのおかげ(リンチ氏)。

・ピーター・リンチ氏はインデックス投資サステナブル投資に関心なし。サービスがない市場に一から参入し、大手に成長するであろう企業を探すのが同氏(アウレウス・アセット・マネジメントCEO)。

・同氏がマゼランファンドを辞めた後の30年間、投資の世界は変わる。インデックス投資に勝てるマネージャーが減り、個別株運用の人気も減少。

・反対派もおり、個別株運用を批判する。リンチ氏の投資方針は時代遅れ、インターネット時代以前のもの(投資アドバイザーでETF派のバリー・リソルツ氏)。

ETFは企業調査しない人向け。株式を手当たり次第に購入するインデックスファンドの手法はアクティブファンドにとってプラス。インデックス投資だけでは不十分。今後、リターンが下がった時、個別株運用が重要となる(リンチ氏)。

・2019年の市場平均リターンは29%だが、リンチ氏のリターンは遠く及ばず、同氏にとって過去50年で最低の年。

・50年、投資家を経験した結果、グロース株(売上高が年15%以上のペースで増加している銘柄)の方が良いという考えが以前より強まった。成長市場ではない中にあるグロース株が優良株。何年成長が続くかということが重要(リンチ氏)。

・現在はグロース株が不足(リンチ氏)。

・うまくいっていない業界を探す。そのうち改善する。船舶業界、エネルギー業界など(リンチ氏)。

・個別株運用を行う場合、その企業が成功する理由を5つ挙げられるようになるべき。また、財務諸表を見ないで買うべきでない(リンチ氏)。

 

現在、ETFが大人気です。個別株運用よりもリターンが高いということを専門家も認めているので、実力も申し分ありません。(どっちが正しいかは別にして)その中でも、ピーター・リンチ氏のように反対意見があるのは、固定観念を持つことを妨げてくれるのでありがたいです。色んな意見があるアメリカの良いところです。

 

ETFと個別株、どっちが良いか、今、私は考えません。今は自分で考えるのが好きなので、個別株を選択しています。そして、確実性を上げるため、(少しですが)ETF銘柄も保有しています。

 

50年間、プロとして投資を行ってきたピーター・リンチ氏が、グロース株の重要性をますます認めるようになってきたというのは説得力があります。ポートフォリオには株価が上昇するグロース株と、配当狙いの配当株、私は両タイプを取り込んでおきたいです。

 

今回の記事は、今のピーター・リンチ氏の考えがまとめられていておもしろかったです。個人投資家はトレンドを先に掴めるとか、うまくいっていない業界を探すとか、その企業を選ぶ理由を5つ挙げよとか。大変ですが、私も参考にしたいです。

以上

 

◆参考文献

1)SBI証券、バロンズ拾い読み、Week of December 22

https://global.sbisec.co.jp/Fpts/tsj/invInfTop/toUsAnaReport

2)Wikipedia, Peter Lynch

https://en.wikipedia.org/wiki/Peter_Lynch