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Windows&Officeという基礎、目先のクラウド、将来のAIでMicrosoftは楽しみです(分析記事を読んで)

12/29付のSeeking Alphaの記事を読みました。Microsoftの分析記事です。同社を推す内容です。以下要約です。 

 

◆要約

・ノートPC、デスクトップPCの約78%がWindows OSを使用。Windowsが活躍する主要三分野は、①生産性とビジネスプロセス> Office、LinkedIn、Dynamics(ERPCRM)含む。②インテリジェントクラウド> クラウドストレージ、及びその他サービス含む。③PC> Windows、ハードウェア、その他(検索連動型広告含む)。

過去2年間、Microsoftの年間売上成長率は14%。主な要因は、①クラウド事業の成長、②サブスクリプションモデルへの変更、③他社買収の成功(LinkedinとGitHub)。

・その他ハイテク企業と異なり、Microsoftは安定した収益を得ている。Windows、Office365のサブスクリプションがあるため。同社のD/Eレシオ(=負債/株主資本)は0.69、Debit interest coverageレシオ(=EBIT/支払い利息)は17、短期借入金もなしと財務面は相当堅実。

Microsoftはかなりバランスの取れた製品ポートフォリオを構築(下記表参照)。

<表>セグメント別売上

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(出典:Microsoft 10-K Form) 

 

・2019年、Microsoftは19の企業を買収。特にソフトウェア、AI事業に比重を置く。

MicrosoftはAIに多くの金額を投資。Ericssonとコネクテッドカーの分野で提供した。

・同社はクラウド事業へも投資しており、規模だけでなく、同事業分野でベストのサプライヤーになることを目指している。

Microsoftの現成長の柱はクラウド事業。2018年~2022年のクラウド市場の年平均成長率は12.5%。インフラとクラウドプラットフォームが市場を引っ張る(下記グラフ1参照)。

<グラフ1>クラウド市場の年平均成長率、分野別

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(出典:Statista)
 

Microsoftは最も成功しているPaaSとSaaSWindowsとOfficeを保有する。

・AzureとAmazonAWSを比較すると、前者は全ての面で有利にみえる。Azureは、より安価で安全、能力が高い。

・現時点で、Microsoftクラウド市場で勝者側(下記グラフ2参照)。ただし、今後は変わる可能性あり。最も大きな脅威はGoogle(Alphabet)。Googleは世界中に多くのユーザーを抱えており、市場独占を狙える良い位置にいる。

クラウド市場での勝者は最も安全なテクノロジー保有する企業になるだろう。Googleはデータ収集方法の評判が良くないので、Microsoftにアドバンテージあり。

<グラフ2>主要企業のクラウド市場シェア

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 (出典:Statista)

 

MicrosoftのPERは現在30程度と市場平均よりかなり高い。

・DCF(Discounted Cash Flow)分析によると、現在の株価($158)で年6.65%のリターンが見込める。つまり、今の株価は妥当で今後の成長も期待できる。同社事業には信頼と耐性があり、不況にも強い銘柄。我々の判断は買い。

・(売り上げの年間成長率が7.5%前後と)この分析結果はかなり保守的な数字。クラウドビジネスの行く末がどうなるかわからないが、過去2年間、Microsoftの売上は年14%成長しており、分析結果以上のリターンとなる可能性もある。

 

Microsoftの特徴をぎゅっと詰めて解説してくれる記事でした。数字を使った解説も少なめで、私にはこのくらいの記事がちょうどいいです。

 

WindowsとOffice、私も当然のように会社で使っています。記事によると、両製品から得られる安定した収益も強みとのこと。この強みは大きそうです。将来もこの事業からはほぼ確実に収益が期待できるため、投資も思い切ってできそうです。

 

クラウド事業も将来楽しみです。Amazon、Alphabet、Alibabaと競争相手が何れも強力なため、楽観はできませんが。

 

AIというキーワードも出てきました。他社買収含め、AIへの投資比重が大きいとのこと。ソフトウェア企業として、将来、AI搭載製品は主力となりそうなので、優先順位が高いのは安心できます。

 

その他、Gamingや買収したLinkedinとGitHub、それからSearch Advertisingなど、気になる事業がありますが、この記事ではほとんど触れられていませんでした。これらはまたの機会に調べてみます。

 

AI分野が楽しみです。Windows、Officeと超強力なバックグラウンドを活かして、今後も成長し続けてほしいです。Microsoftを買いたい候補に入れます。現在の株価はここ10年で過去最高水準にあり、ちょっと手を出しにくいですが。 

以上

 

◆参考文献

Seeking Alpha, "Microsoft: 2-In-1 Growth And Value Opportunity"

https://seekingalpha.com/article/4314447-microsoft-2-inminus-1-growth-and-value-opportunity