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社会正義意識の高い若者の行動で市場が変わる可能性あり。企業も変わらざるを得ないようです。

12/16付の日経新聞の記事を読みました。元ネタはThe Economistです。世界には環境保護を重視する人たちがいます。今は多くないですが、今後、世の中の価値観、市場を変える可能性があり、企業はこの人たちの主張を無視すべきではないということを解説しています。以下、記事の要約です。 

 

◆要約

 ・一部の若者は環境保護を意識しない人物、組織に対して恥や嫌悪などを表現するようになった。この若者の行動は、企業と政治家に影響を及ぼしている。

・このような若者の多くは欧米人、家庭は裕福、高等教育を受け、社会意識が強いというバックグラウンドを持つ。一方、その他多くの人々は日々の生活で精いっぱいで、環境問題を考える余裕なし。

新興国の消費者が、前述の若者の考えに追従するかは不明。ただ、プラスチックや毛皮への反対運動は中国でも一部みられる。

・次の機会を狙う投資家の動きも、環境重視の流れをバックアップする。ポーズだけの企業もいるが、世の中で創造的破壊は始まっている。

・飛行機は世界の温暖化ガス排出量の2%を占める。飛行機を利用する人々に「飛び恥」と呼び掛ける動きあり。この動きが生まれたスウェーデンでは、航空機の利用者が1年以上、減り続ける(景気後退も影響している)。

・KLMオランダ航空は、飛行機の利用者に責任を持つよう依頼する。同社はアムステルダムからブリュッセルへの移動は、より早い電車をユーザーへ推奨する。

・「飛び恥」を意識し、飛行機の利用を減らした人は、この1年間で37%(スイスの銀行UBS、主要8か国対象の調査)。交通手段としての航空機需要への懸念はかなり高い(シティバンク)。

・航空業界よりも温暖化ガス排出量が多いのが、アパレルと食品業界。

ファストファッションは使い捨て文化のため、反感が高まっている。世界の大手アパレル企業32社は協定を結び、環境負荷を減らす取り組みを開始。彼らは中古市場、レンタル市場が広がることを懸念している。

・肉を食べない、使わない動きあり。マクドナルド、バーガーキングは植物由来の材料でハンバーガーの提供を開始。スウェーデンでは、オートリー社が植物由来のミルクを提供中。

・消費者が倫理を主張するのは昔から存在する活動。昔は政府や権力者、業界などが非難対象、近年では特定企業にも。ナイキ、ギャップ、ネスレなどの大手企業や、19年12月にはペロトン・インタラクティブ(フィットネス事業運営)が女性差別的な広告を掲げたと非難された。

・今日ではそれがさらに進み、世界で常識となっている食肉や航空機利用などが批判されることに。この動きを続けることは難しいと考える。ただ、信念を貫く一部の人の行動が革命に繋がり、市場、価値観を変える可能性はあり、現在の運動を企業は無視すべきではない。

 

スウェーデン人のグレタ・トゥーンベリさんが20日間かけて、ヨットでポルトガルに到着しました。COP25に参加するためです。

 

初め、このニュースを聞いたときは、おいおい、ちょっとアピールが過ぎるんじゃないの?こんなことやるの彼女だけなのでは?と感じました。

 

ただ、今回の記事を読むと、飛行機を使いたくないというのが、グレタさん1人の主張ではないことがわかりました。環境保護のため、飛行機の利用を減らそうという動きが世界であるとのこと。全く知りませんでした。

 

正直、私は環境保護にあまり関心がありません。もちろん、社会のルールは守りますが、温暖化ガス削減のため、航空機利用を減らそうとか考えたこともありません。どの選択肢が自分の好みか、安くすむか、効率が良いかなどが優先です。環境保護が判断基準になることはほとんどないと思います(^ ^;

 

環境保護を極端に主張するのは一部の人だけと思いたいですが、少しずつ世の中も影響を受けていきそうです。環境保護新たな機会と捉えて事業を起こす起業家、投資家もいるでしょうし、今はESG投資の流れもあります。現存の企業は適応していかないといけないので、大変そうです。

 

このような運動があるということは頭に入れておきます。将来、この運動の影響で、需要が減っていく、消えていく企業、産業が出てくるかもしれません。 

以上

 

◆参考文献

1)日経新聞、"若者による創造的破壊に備えよ(The Economist)"

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53407140W9A211C1TCR000/

2)AFP BB News, "グレタさん、ヨットで大西洋横断しポルトガル到着 COP25参加へ"

https://www.afpbb.com/articles/-/3257962