1/2付のCNBCの記事を読みました。現在は株高なので、2020年の株式市場には注意してねと、Bank of America Merrill Lynchが言っています。以下、記事の要約です。
◆要約
・2020年初期の株式市場は厳しくなる可能性あり。現在のブルマーケットはあまりに高すぎる。実際、19年11月~12月の間も、S&P500企業の業績予想はほとんど変更なし。言い換えると、企業の業績予想は改善していない(Bank of America Merrill Lynch、以下BAML)。
・初日の1月2日も株価は上昇し、最高値を更新。ただ、この高いパフォーマンスは企業にプレッシャーを与える。
・(企業収益を分析、予想する会社)Earnings Scoutが提供するデータによると、(最近2019Q4の決算を発表した)15社の内、10社は2020Q1に利益を落とすと予想。10社の中にはFedEx、Nike、Micron Technology(半導体メーカー)がある。
・BAMLは2020年の株式市場に対し、そこまで楽観的ではない。2020年末のS&P500 indexを3,300(1/4時点で3,234)と予想する。
・BAMLはまた、次の10年間、S&P500 indexは年間5%伸長し、2029年末に同indexは5,050に達すると予想する。
現在株価は高いから(調整に)気を付けてね、2020年末でもS&P500 indexは3,300程度だよとBAMLは注意を促しています。
確かに不安はありますが、追加投資は続けます。怖がって投資を止めていると、このまま株価がどんどん上昇してしまう可能性がありますので。2019年がそうでした。
2018年末に暴落し、2019年は景気後退だと宣言する専門家もいましたが、結果、2019Q1、株価は右肩上がりでした。2019年は途中、米中貿易戦争起因で比較的大きく下落することもありましたが、終わってみれば絶好調の年でした。わからないものです。
あと、今年はグレートローテーション(債券から株式への資金大移動)が起こるかもしれないと市場で期待されているので、乗り遅れたくありません。
ただ、今回の中東情勢の行く末だけはもうちょっと見届けますよ(^ ^; この週末のニュースは要チェックです。
以上
◆参考文献
CNBC、"Bull market ‘feels toppy’ and could have a weak start to the year, Bank of America says"