アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

政治がアメリカ企業の競争力を低下させているようです(ハーバードの調査結果)

1/6付の日経新聞の記事を読みました。元ネタはFinancial Timesです。アメリカの競争力は低下していると主張し、それをハーバード大の 研究結果を基に解説する記事です。以下要約です。

 

◆要約

・この度、ハーバード大ビジネススクールが研究結果を発表。アメリカ企業の競争力が低下しており、その要因が政治と産業間の癒着であると主張した。同スクールの卒業生からの聞き取りや、8年間の調査結果が基。

・競争力を維持するにはインフラへの投資、教育改革、優秀な外国人の受け入れなどが必要。しかし、アメリカ政府はこれらが必要だという意識が低い。景気拡大が続く現在のアメリカを無駄にしている。

・1960年以来、共和党民主党、それぞれの党派色が強くなり、競争力への意識が欠けるようになった。

・政治の機能不全は企業にも責任がある。自らが所属する産業、企業が有利に事業を行えるよう、政府、役人へ献金。結果、できあがった法案や制度は特定の組織のみが恩恵を受けるものになり、政治の機能不全を増長することに。企業から政治への献金が結果的にアメリカの競争力を弱体化させている。

・回答者の25%だけが、自社がロビー活動を行っていると返答(卒業生へのアンケート結果より)。この結果より、自社の活動が政治にどのような影響を及ぼしているか、経営陣は正確に把握していないとハーバードは判断する。

・(この記事の)筆者は前述のハーバードの結論に異論を唱える。企業は全てを理解し、ロビー活動の必要性を判断していることを。

・2016年の大統領選挙時、多くの企業がトランプ氏を財政面で支持。見返りに、減税、資産価値の上昇を得られるとわかっていたため。

・政府、官僚と企業の間の癒着は危機的。経営者には改善を図ってもらいたい。

 

アメリカで政府と企業間の癒着が問題になっているとのこと。日本やその他国だけではないんですね。個人や組織にメリットがあれば支持する、これは人間であれば避けられそうにありません。長らく世界No.1の座に就いているアメリカ人も普通の人間で安心しました。

 

Financial Timesは有名な経済紙でもであり、癒着は非難せざるを得ないと思いますが、私は世の中から癒着を無くすのは難しいと思います。個人や組織が成功するために、他者を出し抜くために、障害があれば権力者の力を利用するのは昔からの常套手段ですからね(^ ^; 癒着は残っていくと思います。犯罪はだめですが。

 

ただ、競争力が低下していくのは困りますね、アメリカ株に投資している身としては。この点だけはアメリカに失敗してほしくないです。中東地域、中国からも優秀な学生、人材を招きたいですが、現在の情勢ではある程度規制をかけざるを得ないのも理解できます。難しいですね。

 

アメリカの政府、議会にはうまく立ち回ってほしいです。癒着はいいですが、世界No.1の経済だけは維持することを願います(^ ^; 

以上

 

◆参考文献

日経新聞、"[FT]米の競争力低下 真の要因"

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53901290X21C19A2TCR000/