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配車、料理宅配、ビデオストリーミングサービスの今後

SBI証券のサイトで提供されているバロンズ拾い読みの記事を読みました。1月7日号のものです。現在も今までにない画期的なサービスが出てきていますが、株式市場では今後、サービスの規模だけでなく、収益性も注目されますよということを解説する内容です。以下、記事の要約です。


◆要約
・2019年代、投資家は規模の大きさでスタートアップ企業の成功を判断してきた。しかし、今後は収益性にも注目せざるを得ない時代になりそう。

・上場後のユニコーン企業の株価不振が背景にある。ウィーワークの上場失敗がきっかけ。同社の目論見書(投資判断の際、投資家に提供される企業の説明書)に記載されていた損失、支持されない経営判断が、投資家にインターネットバブルを思い出させた。

・ウィーワークの失敗が、市場に規律を復活させた(資産管理会社のMarathon Partners Equity Management)。

・収益性確保のため、スタートアップ企業は値上げも必要とされる。過去のインターネトテレビ産業がそうであった。同産業の事業者はケーブルテレビに対抗し、安価なサービス価格を提示、ユーザーを獲得。しかし、コンテンツ費用が重しとなり、結局、事業撤退や大幅値上げにより、ユーザー数の増加率も停滞した。

・今後、配車、料理宅配、ビデオストリーミング事業が同様のパターンになる可能性あり。

・配車サービス料金のさらなる値上げが予想される。ウーバー、リフトなど大手企業の株価が低迷しているため。リフトの19年7~9月期のEBITDA(税引き前、利払い前、償却前利益)はマイナス13%、前年同期比で32%の改善。

・料理宅配は大手4社の赤字幅が拡大。レストラン側も宅配業者に手数料引き下げを要求する。販促が減った場合、値上げとなると、ユーザー数減少につながる(ヘッジファンドのキニコス・アソシエイツ創業者)。

・同サービス利用者の58%が販促を重要視、1社だけ利用するユーザーは36%(モルガンスタンレーの消費者調査結果)。

・料理宅配各社は値引きなど販促を減らし、収益確保が必要。最終的には2社だけが生き残り、値上げとなるのでは(Marathon Partners Equity Management。同社はグラブハブを推奨)。

・ビデオストリーミング事業者はコンテンツ確保のため、今後数年、赤字が続く見込み。AT&T(HBOマックス)は2025年に、Disneyは2024以降に黒字化予定と発表。同業界はまた、競争激化によりサービス単価は下落中。

・一方、同業界はコスト増の傾向にある。コンテンツを入札で獲得する場合、前年比30%増(Netflix)。2019年、Netflixの株価は21%上昇。ただし、主要株価指数をアンダーパフォームしており、今後数年間のパフォーマンスは期待できない可能性あり。

 
各業界がこんなに赤字とは知りませんでした。元々、今のサービス価格では継続不可能なビジネスモデルなんですね。

 
配車、料理宅配サービスなんかは今までにない新しいサービスで、(初期投資が必要な)今は苦しいけど、将来安泰だと思っていました。値上げが必須となると、将来もどうなるかわかりません。ユーザー数が減ってしまうと、ビジネスの旨味も減ってしまいますし。

 

企業のことをよく理解するのは大事ですね。今までにない新しいサービスだから、規模が大きいから成功しそう、私が思いそうなことです(^ ^;

 

例え差別化ができたとしても、そのビジネスモデル(収益性)が持続できなければ、企業の経営はもちません。企業の収益性は大事ですね。今後、企業の決算情報を見る時は意識したいです。


新しい年になり、今のところ株価も大きく下げる様子はないように感じます。今回の記事は、その楽観的な私に注意を促してくれるものでした。タイミング的にはよかったです。 
以上
 
◆参考文献
SBI証券、バロンズ拾い読み1/7号、"ハイテク企業へのただ乗りは終わりが近い"

https://global.sbisec.co.jp/Fpts/tsj/usAnaReport/toReportPdf