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経済活動停滞だけでなく、企業の財務状況悪化からもたらされる影響にも注意

3/20付のReutersの記事を読みました。2008年の金融危機時は金融システムの崩壊から経済の悪化に繋がりました。新型コロナウイルスの影響がはびこる現在は、人々の移動制限、企業の活動制限から、金融危機のような信用収縮、景気後退に繋がる可能性があると記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・市場はリスク資産を売却、恐怖(VIX)指数は2008年秋以来の高数値、アメリカ国債も売られている。中央銀行は利下げ、債券購入、金融緩和と、リーマンショック時と似たような状況。

・異なる点もいくつかある。金融危機時は金融機関の資本比率が低く、高リスクの債務比率が高かった。サブプライムローンバブルが弾けたことにより、金融システムも崩壊。

・現在の金融機関は健全。中核的自己資本(返済義務のない普通株や利益剰余金等から構成される)比率は金融危機時の2倍以上。

・一方、企業の財務状態は当時より弱い。長く続いている低金利中央銀行による債券購入により、企業の債務は増えている。

・投資適格の(投機的でない)アメリカ企業の債務比率は4割程度。2002年、2009年よりも高い数値(ソシエテ・ジェネラル。フランスの銀行)。

・(EUの上場企業の上位600社から構成される)STOXX600指数内の8%の企業は、利息の支払いを営業利益で賄えない状況(バンクオブアメリカ・メリルリンチ)。

・このような状況下では、財務状態が弱い企業は新型コロナウイルスの影響を吸収できず、コスト削減が必要となる。

・ファンドが社債を売却するリスクも高まる。これも金融危機時とは異なる点。

・企業が発行する社債の多くは、最終的にファンドが抱えている。資金の返却を要望する投資家が増えた場合、ファンドは社債のような流動性の低い資産まで売却することになり、取得価格を下回ることも。

・また、金融危機当時よりも社債は信用格付けへの依存度が高い。投資適格の社債の半分はBBB。格付けが下がると、社債の売りに繋がる。

・もう一つの懸念は8,200億ドルという規模のローン担保証券。こちらも格付けが下がると、売り、価格の下落に繋がるリスクあり。

新型コロナウイルスが発生した時点ですでにかなりの低金利で、中央銀行ができることは限られる。各国政府は金融危機時ほど、行動に協調性がないため、今回は当時よりも悪い結果になる可能性あり。

 

私は経済活動の停滞からもたらされる経済への影響ばかりに目が行っていました。各企業の財務状況にも気を付けないといけません。

 

なんとか各企業には倒産しないようがんばってもらいたいです。企業が倒産してしまうと、失業者が増加、その分経済にお金が回らなくなるので、より景気回復に時間がかかってしまいます。

 

自分が保有している銘柄の企業だけ無事であればOK、というわけではないんですね。単純なことですが、今まであまり気にしていませんでした。

 

万が一、企業の信用収縮で金融危機が起こったら、第2弾の株価大暴落が来ますね。ここまで来てしまうと、景気回復にかなり時間がかかりそうな気がします。

 

なんとか第2弾は避けてほしいです。株価はいずれ元通りになるので心配はしていませんが、世界経済が心配です。私の賞与も大きく影響を受けるでしょう(^^; 

以上

 

◆参考文献

Reuters、"コラム:08年より企業脆弱、「新ルート」で迫りくるコロナ危機"

https://jp.reuters.com/article/coronavirus-economy-breakingviews-idJPKBN2150AT