4/5付のReutersの記事を読みました。新型コロナウイルスの被害が拡大する中、2番底はあるのか、専門家が意見を述べています。以下要約です。
◆要約
・S&P500指数は4/3の取引終了時点で2,488.65。2月中旬の過去最高値と比較し、26%安値。新型コロナウイルス感染拡大、及びその経済面への影響で数週間以内に、3月末時の最安値付近まで株価が下がるという見方も。
・一方、出口は見え始めていると指摘する専門家も。以下、各専門家の見解。
・過去のデータを参考にすると、4月に3月末時の安値を試す可能性も。これは感染と経済の悪いニュースが4月にピークに達するため。
・2番底はこの数日中にも。経済活動再開が5月末と当初の想定よりも遅れているため。
・希望がなく、感情的になる時に底値は来る。4月に来ると想定し、備える。
>エンパイアファイナンシャルリサーチ(アメリカの金融調査会社)
・ニューヨーク市における感染拡大は3/19にピークを迎えたと考える。
>ジェフリーズ(アメリカの証券会社)
・S&P500指数、10年長期国債は少なくともあと1回は、再度安値を試す。
・EUでの悪いニュースはそろそろピークを迎える。ただし、アメリカとイギリスはこれから。投資家は不安になるが、ピークがわかれば、株価はそれなりに上昇する。
>モルガンスタンレーインベストメントマネジメント
・再度安値を試すが、その安値はあまり安くはならない。
・弱気相場時、パニックによる安値→安心感から購入→再度安値を試すという3段階で進む。今はまだ第2段階。金融サービス、一般消費財株がお勧め。
>コモンウェルスファイナンシャルネットワーク(アメリカの金融ブローカー)
・4月は今までで一番悪いニュースが出る。市場はこれに反応し、変動は大きい。3月末の安値を試す可能性も。
>トールバッケンキャピタルアドバイザーズ(アメリカの資産調査会社)
・アメリカでは感染者拡大、終わりの見えないロックダウン、他国より劣る医療制度というリスクがある。今の恐怖指数の動きはこれを反映している。
2番底は来る、来ない、不透明、値は下がるが3月末ほどではない、と意見は様々です。
私は「不透明」という意見です。よくわからないというのが正直なところです(^^;
おそらく下がるだろうと思っていたところ、4/6、NYダウが$1,600超も上昇しました。上昇に驚きはありませんが、まさかこのタイミングでここまで上昇するとは予想外でした。
この上昇で今後の展開がよくわからなくなりました。私はまだ下げを待っています。もし、このままどんどん上昇していくなら、直近での追加投資は諦めます。資金に余裕があるわけではありませんし。
もし、下がるならホームデポへの追加投資です。同銘柄の4/7の終値は過去の取得単価よりも$7ほど高いです。値段が同じくらいになったら、追加購入します。さらなる値下がりを期待するのは諦めました。
以上
◆参考文献
Reuters、"アングル:米株は二番底か、トンネルの先に光も"
https://jp.reuters.com/article/usa-stock-coronavirus-idJPKBN21O05U