20年4月末時点の銘柄毎のリターンです。「持ち株の評価額と受け取り済み配当金(税引前)を足したもの」を「取得金額」で割っています。
◆銘柄毎のリターン
2か月続いた下落が終わり、上昇に転じました。新型コロナウイルス感染拡大のピークが近いとみられている事、FRBの企業向け救済策、金融緩和継続、新型コロナウイルス治療法の早期発見への期待が背景にあります。
上位はアップル、P&G、マスターカード、ビザ、ホームデポという順です。銘柄に変わりはありません。今月は株式市場に資金が戻り、アップル、マスターカード、ビザ、ホームデポは、リターンが20%前後改善しました。
その他、ブロードコム、マクドナルド、VOO(S&P500 index)、JNJのリターンも15%以上改善しました。
多くがV字回復する中、リターンを下げた銘柄が1つありました。サービスコーポレーションインターナショナルです。 3月の下げ幅も1番でしたので、2か月連続です。今月は同社に関する新たなニュースは見当たりませんでした。先月報道された、州によってはお葬式を禁止しているという状況が業績に影響を及ぼしているのでしょうか。
また、リターンは上昇しましたが、アルトリアはたった+2.82%です。他が大きく上昇しているので、目立ちます。特に影響を受けそうなニュースは見当たりません。外出自粛下では、タバコの使用量は少ないと見込まれているのかもしれません。
◆全銘柄合計のリターン(起点は18年11月1日)
全銘柄を合計したリターンは11.39%でした(S&P500 indexは7.40%)。3月と比較し、14%強改善しました。S&P500 indexのリターンはMorningstarのサイトを使い調べています(下記URL)。
https://quotes.morningstar.com/indexquote/quote.html?t=0P00001G7J
S&P500のリターンとは差が開きましたが、たまたまでしょう。直に同じくらいの数値になると思います。
4月に入り、リターンは下げ止まりました。1年通してみると、変動幅が大きいです。(今は特別かもしれませんが)たった1年だけでもこれだけ動くんですね。長期投資なら、株価の上昇、下落にいちいち反応していると精神的に大変です。気楽にいくのがやっぱりよさそうです。
それよりも、次何買うか、保有している銘柄を長期保有して大丈夫か、ということに関心を持ちたいと思います。
この度、バークシャーハサウェイは、保有している航空会社4社の株式を全て売却しました。一部ではなく全てです。私には衝撃的なニュースでした。
あの長期保有を掲げるバークシャーハサウェイが売却したので、よっぽどのことが起きているのでしょう。私も自分が保有する銘柄を信用しすぎないように気を付けたいと思います。
以上