5/12付のBloombergの記事を読みました。ゴールドマンサックスが現在の株式市場についてコメントしています。注意を促す内容です。以下要約です。
◆要約
・次の3か月間、悲観論が大きくなり、S&P500指数は20%程度下がる。
・政府、各種機関の政策で金融危機は回避。しかし、経済が正常に戻るには時間がかかる。投資家は乗り遅れまいと前のめりすぎ。
・具体的には金融、政治、経済にリスクあり。(ニューヨーク州を除く)各地域で、新型コロナウイルスの感染者数が未だ増加中。これでは経済の復活に時間がかかる。
・企業は2020年の自社株買い計画をすでに半分実行済み。法人税増税、米中摩擦再発の可能性も。
・リスクは多いが、投資家は軽視している。次の3か月間でS&P500指数は今の2800台から2400へ下落、年末までに3000まで戻す。
3月は2200台までS&P500指数は下がりました。そこまではいかないが、株価はまた大きく下がるとゴールドマンサックスは予想しています。
ここまでの推移をみると、株価は3月の大幅下落からV字回復、とまではいきませんが、大幅下落した分の半分程度は取り戻しています。ここ最近、株価は落ち着いています。
この記事で挙げられているリスクは、もちろん機関投資家も理解しています。それでもここまで株価は上昇を続けています。ゴールドマンサックスが指摘するように、投資家は楽観的すぎるのでしょうか。
私も次の暴落があると期待しています。次の3か月間ということは8月までですね。賞与の支給時期も挟むのでちょうどよいです。大きく下げたところを狙いたいです。
ただ、買いたい銘柄の株価が大きく下がるかはわかりません。下げないと悩ましいところです。どう行動するか、今から考えておきます。
以上
◆参考文献
Bloomberg、"ゴールドマン、S&P500種20%近く下げると予想-リスクは多数"
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-11/QA688NT1UM0Z01