5/20付のCNBCの記事を読みました。3月の株価大幅下落以降、アメリカの平均株価は上昇を続けています。記事では、この状況下、投資家に警告を与える専門家たちの意見がまとめられています。以下要約です。
◆要約
・現在の環境下で株を購入すべきか、投資家は注意深く考えるべき。
・3月の大幅下落から回復する兆候を市場は見せているが、ファンドマネージャーはアメリカ株の可能性に興奮していない。アメリカ市場は割高の状態が続く(エンバークグループ、イギリスの金融サービス会社)。
・現在のアメリカ株の上昇は、同国の景気刺激策、各種指標によるところが大きい。各種指標は悪くなる。企業収益は間違いなく達成が難しいものになる(エンバークグループ)。
・企業収益が元に戻るには、市場が想定しているよりも多くの時間を要する可能性があると、現在多くのアナリストが警告している。
・今からアメリカへ投資する場合、投資することが何故正しいのか自分自身に問いかけるべき。PERも過去最高水準にある。もし、新型コロナウイルスの第2波が来るのであれば、現在の株価、及び企業収益は悪影響を受ける(エンバークグループ)。
・ここまでの株式市場は現実ではなく、楽観論を基に取引されている。6月中旬にはこの2つが衝突するかもしれない(TDアメリトレード、アメリカのオンラインブローカー)。
・アメリカの株式市場は変動幅が大きい状態が続く(クロスマークグローバルインベストメント、アメリカの投資サービス会社)。
・金融市場は先走ってきた。投資家へはアメリカ株式市場に警戒することを促す(ジョナサンペイン、ペインレポート発行者)。
3月後半に株価が底をついてから、私は2番底を期待していますが、なかなか来ません(^^; それどころか、買いたいハイテク銘柄(アマゾン、マイクロソフト、アルファベット、フェイスブック、エヌビディア)の株価はどんどん上昇しています。
記事内の専門家の意見はもっともです。しかし、乗り遅れるのでは?という気持ちも私の中に少しあります。専門家の意見とは反対に、株価が上昇を続けてきたことは歴史の中でたくさんありますので。
今のところは、買いたい気持ちを抑えています。上記で挙げた銘柄の中で、アルファベット以外は2月の高値を超えてしまいましたので、かなり割高感を感じるためです。
次の大きく下げる機会を待っています。ただ、上記のハイテク株はかなり値を上げているので、一度の調整くらいでは、割安感を感じられないと思います。
ですので、もう諦めようかなと思います(^^; 次の大暴落が来るまで。それまでは他の銘柄に目を向けたいと思います。この記事に出てくる専門家の方達のように、私も悲観的なので、様子見を続けます。
以上
◆参考文献
CNBC、"Investors should question buying U.S. stocks right now, strategist says"