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米中関係悪化が進み、テクノロジーセクターへの悪影響が心配されています

5/30付のCNBCの記事を読みました。アメリカ、中国間の関係が日々悪化してきています。テクノロジーセクターがますます影響を受けることになると記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・米中関係は悪化中。中国からの報復にテクノロジー株は特に傷つきやすい。

半導体セクターは米中の技術的な結びつきの心臓部。5/29、VanEck Vectors Semiconductor ETFの株価は2%近く上昇。

アメリカが香港に対する優遇措置を止めることを、トランプ大統領は明言。週明けの株式市場が開くのを前に、投資家は中国の返答に注目。

・売り上げの依存度、サプライチェーン面から、テクノロジー企業は傷つきやすい(BTIG、アメリカの金融サービス会社)。

・これまでのアメリカのアクションは、自国の経済を傷つけないようとても注意深くデザインされた制裁措置。我々は中国の次の行動を待っている(ウェルズファーゴインベストメントインスティテュート)。

・エレクトロニクスなど、中国は同国企業がシェアを取れていない業界に対し、独占禁止法を使う可能性がある。アメリカが制裁措置を続ける限り、中国も対抗するだろう。テクノロジー以外の製造業にもリスクあり(ウェルズファーゴインベストメントインスティテュート)。

・誰が正しいか、間違っているかに関わらず、人々は米中両国が衝突するのを見たくない。アメリカの半導体セクターは昨年成長。この成長はかなり信用できるもの(Bleakley Advisory Group、アメリカの金融助言会社)。

・ここまでのアメリカの対中国制裁は厳しいものではない。厳しくすると、例えばiPhone不買運動がおこる(Bleakley Advisory Group)。

・アップルは市場、製造の両面で中国に大きく依存。一方、中国での同社事業は何十万人もの中国人を雇用。この事実が対アメリカの報復を避けることになるかもしれない(Bleakley Advisory Group)。

JPモルガンは株式への強気姿勢を弱めている。中国の緊張、懸念が、経済活動の再開を十分に広めないと考えているため。

・米中間でのサプライチェーン、国際貿易の完全な機能停止は、株式取引を著しく低下させることになる。我々が強気を呼び掛けて以来、株価は40%近く上昇。株式市場に関しては楽観的な見通しを控えている。そして、政治リスクが正常化の兆候を見せるのを待っている(JPモルガン)。

 

アメリカ、中国、互いの依存関係が垣間見れる記事でした。両国とも経済的に強く結びついます。

 

特にアメリカは依存度が高そうです。中国は大切な顧客でもあり、また製造業のサプライチェーンを同国に大きく依存しています。

 

将来、アメリカと中国の関係性はどんどん薄くなると私は思っていたのですが、最近はわからなくなってきました。アメリカ企業にとって中国は重要な市場で、それをアメリカ政府も理解しているので、長期的にはなんとかうまくやっていくのかなと、最近思うようになりました。

 

短、中期的にはいろいろありそうです。今も両国間を結ぶ航空会社の運航で揉めたり、アメリカ下院でウイグル人権法案が可決されたりと、日々新たなネタが出てきます。今回の落としどころがどこになるのか、いつになるのかわかりませんが、しばらくは動向に注意したいと思います。

 

記事が指摘するように、短期的にはテクノロジー(特にハードウェア)銘柄が影響を受けそうです。エヌビディア、マイクロソフト、アルファベット辺りが大きく下げてくれると嬉しいのですが、すでに値が上がりすぎなので、大きく下げても魅力は少なさそうです。

 

今のところ、今回の米中関係悪化はアメリカの平均株価にほとんど影響を与えていなさそうです。ハイテク株の上昇は一息ついた様子ですが、平均株価はどんどん上がっています。今秋のアメリカ大統領選挙までに、一度くらいは株価の調整があるだろうと思っているのですが、自信がなくなってきました(^^;

以上

 

◆参考文献

CNBC、"U.S.-China tensions are expected to rise and increasingly weigh on the technology sector"

https://www.cnbc.com/2020/05/30/us-china-tensions-are-expected-to-rise-and-increasingly-weigh-on-the-technology-sector.html?&qsearchterm=technology%20china