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20年下期を弱気、基本、強気、3つのシナリオに分けて解説(バロンズより)

SBI証券のウェブサイトに掲載されているバロンズダイジェストの記事を読みました。7/5付のものです。この下期から起こりうることを、弱気、基本、強気、3つのシナリオに分けて記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

アメリカの株式市場は新型コロナウイルス起因による暴落から大幅に回復。S&P500指数は暴落前と近い水準に。

アメリカでは想定より早く、経済活動が再開。そのため、2020年下期は景気が回復すると期待されている。一方、経済活動再開から新型コロナウイルスの感染再拡大に。経済活動が再び制限される恐れが出てきている。

・以下、専門家による2020年下期のアメリカ経済、及び株式市場の見通し。どのシナリオになっても、年内はS&P500指数は狭い範囲で推移する。年末以降、数多い不確定要素の結果が出てくる。

>>>弱気シナリオ

・感染第2波の規模、ワクチンの実力、提供可能時期、学校、託児所の再開時期、失業施策、大統領選挙など、不確実性が多い。

・これらの不確実性が要因で、今年いっぱいは経済活動制限により、株価の上昇は限定的。最高値はすでに過ぎた。そこまで悲観的ではないが、楽観的にはなれない。新型コロナウイルスの影響を大きく受けたのは非上場中小企業のため、株価には反映されず。つまり、経済と株式市場には乖離がある(ウィリアム・ブレア、アメリカの投資銀行)。

・ワクチンの普及期は2022年。20年秋より感染者数が増加、再びロックダウンに。経済がさらに縮小することになり、株価の調整も。

・コーナーストーンマクロ(アメリカの調査会社)はS&P500指数が現在から20%程度下落(つまり2500程度になると)すると予測。UBSプライベートウェルスマネジメントは最悪の場合、同指数は2800になると見込む。 

>>>基本シナリオ

・ コーナーストーンマクロは基本シナリオの発生率を50%、弱気、強気シナリオを合わせて50%と見込む。

新型コロナウイルスとは長く付き合う、FRBは経済、金融市場をできる限り支える、政府は企業、国民に1兆ドル以上の追加支援策を実施する、これらが基本シナリオの基。

・今後、ロックダウンが徐々に解除、秋までに新型コロナウイルスの治療方法が確立、2021年半ばまでにワクチン、もしくは治療薬の大量生産開始。これらが実現すれば、20年中にS&P500指数は3300に近づき、21年上期中に経済は正常な状態になる(UBSプライベートウェルスマネジメント)。

・経済は一進一退、株価は横ばい、失業率は年内2桁、経済指標もいまいちな状況が続く。株高も根拠のなし。現在は銘柄選別が重要(コーナーストーンマクロ)。

・年内のS&P500指数は2900~3200で推移。現在のS&P500指数は割高。これから企業業績が株価に追いつく必要あり。今は景気敏感株がお薦め(モルガンスタンレーウェルスマネジメント)。

・金融、素材、エネルギー銘柄を選好。これらは割安。景気回復の影響を受けやすいため(モルガンスタンレーウェルスマネジメント)。

・20年下期は資本財、一般消費財、サービスセクターを選好。グロース株が引き続き優位(コーナーストーンマクロ)。

・UBSプライベートウェルスマネジメントのシニアポートフォリオマネージャーは、通信、ヘルスケア、食品セクターを支持。何れも中型株。

>>>強気シナリオ 

・最悪期は過ぎた。新型コロナウイルスのワクチン、治療薬は20年内に普及する。第2波は小さい。

・(全てがうまく必要があるので)シナリオの実現可能性は低いが、実現した場合、S&P500指数は3500が目標(UBSプライベートウェルスマネジメント)。

・強気シナリオは感染再拡大、再ロックダウンのリスクあり。

・早期にワクチン、治療薬が完成した場合、債券市場は下落、金利上昇に繋がるというリスクもある。金利上昇で企業、家庭、政府の債務が膨らむ。早期ワクチン開発のシナリオは、早期の景気回復、インフレ、結果的に弱気シナリオになる可能性あり(ブリークリーアドバイザリーグループ、アメリカの資産運用会社)。

 

記事内で専門家の方々が解説するように、一番起こりそうなのは基本シナリオのようにみえます。ただ、解説を読んでいると、弱気、強気シナリオの発生可能性もそこまで低いとは感じません。

 

記事が指摘するように色んな不確定要素があるので、先を予測するのは難しいです。どのシナリオになっても動じないように心の準備だけはしておきます。

 

基本シナリオの場合、専門家の方々が推奨する銘柄は、金融、素材、エネルギー、資本財、一般消費財、サービス、通信、ヘルスケア、食品と色々出てきました。この中では金融銘柄である銀行株を買いたいと今は考えています。

 

素材銘柄のことを私はほとんど知りません。企業名が出てきません。スリーエム(MMM)も素材なんでしょうか。私が知らない割安株があるかもしれませんので、素材セクターのことも今後調べてみたいと思います。 

以上

 

◆参考文献

SBI証券、バロンズダイジェスト20年7月5号、"新型コロナ経済、2020年下半期の3シナリオ"

https://global.sbisec.co.jp/Fpts/tsj/invInfTop/toUsAnaReport