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グロース株が支持される背景、財務以外の情報が注目されているそうです

7/14付の日経新聞の記事を読みました。グロース株が上昇している理由を、マネックス証券のチーフストラテジストの方が解説しています。以下、記事の要約です。

 

◆要約

・2~3月の株価大幅下落後、株価は回復してきているが、新型コロナウイルスの被害が大きい国ほど、株価の戻りが少ない傾向にある。

・昨年末~6月末までの期間で騰落率をみると、ダウ平均株価は-10%近い、ヨーロッパ各国も2桁マイナス。

・対する被害の少ない国々は、日経平均株価が約-5%、上海総合指数、韓国総合株価指数は何れも-5%未満。

・これらは大型株中心の話。新興株式市場は別。新型コロナウイルスの被害に関係なく、上昇を継続。19年末の株価と比較し、現在は10%前後のプラス(下記グラフ参照)。

<グラフ>主な新興企業株式指数推移、19年末が起点

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(出典:日経新聞

新型コロナウイルスの感染拡大により、生活様式が変わり、ハイテク技術が支持されている。また、ワクチン、治療薬開発への期待からバイオ、製薬企業銘柄へも資金が流入

・新興企業の支持理由はコロナだけではない。現在株価を大きく上げているナスダック指数採用銘柄の多くは、これまでも株価が上昇していたもの(下記表参照)。

<表>ナスダック100採用銘柄の上昇率、7/2時点

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(出典:日経新聞

・グロース株支持は言い換えれば、バリュー株投資の機能不全。

新型コロナウイルス後、大きくの企業が業績見通しの発表を見送り。経済動向も不透明。そのため、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)をもって銘柄を判断できない状況にある。

・グロース銘柄は企業業績よりも、長期的に成長できるストーリーを持っているかが重要。世の中に立つ事業なのか、競争力はどうか、企業理念など。

・最近の株式投資は財務以外の情報への依存度が高まっている。ブランド価値、人的資本、ESGなど。

・コロナをきっかけに不確実性が高まり、投資家は短期的ではなく、長期的、かつ企業の基本的な評価に移行した可能性あり。そのため、グロース株への支持が高まったと考える。

 

グロース株支持はいつまで続くんでしょうか。この考察を読む限り、少なくとも企業が業績見通しをまともに出せるまでは続きそうです。

 

今秋から主要企業の決算発表が本格化しますが、各企業が業績見通しを開示するか、それに対する株価動向に注目したいと思います。

 

企業の業績見通し開示有無に限らず、グロース株が支持され続ける可能性もありますかね?継続するなら、大手ハイテク株などの株価は高止まりしたままで、手が出せない状況が続きそうです。

 

人気がない割安株が放置されていないか、引き続き調べたいと思います。

以上

 

◆参考文献

日経新聞、"グロース株の活況はなぜ? 鍵は「非財務シフト」"

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61440810T10C20A7000000/