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アメリカ大手銀行「景気後退はこれから。長さ、厳しさに対する見通しは悪化中」

7/14付のReutersの記事を読みました。同日、JPモルガンチェースシティグループウェルズファーゴの大手銀行が四半期決算を発表しました。その発表内容が記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

・7/14、アメリカ大手銀行の内3行は、総額280億ドルの貸倒引当金を積んだことを発表。これは、新型コロナウイルス感染拡大が及ぼす経済的な痛みがこれから来ることを思い出させる。

・政府と銀行の支援により、借り手は支えられているが、支援プログラムの一部は終わりを迎えようしている。銀行は貸し倒れの急増を恐れる。

・消費者の収入、貯蓄は増え、住宅価格は上昇。景気後退は遅れてやってくる(JPモルガンチェース)。

・7/14、2020Q2の決算結果発表で、JPモルガンチェース(JPM)、シティグループ(C)は大幅な利益の減少を、ウェルズファーゴ(WFC)は2008年以来の赤字を発表。

・各銀行は融資の減少を主にトレーディングによる大幅な収入増加で相殺。

・政府の前例のない支援策で金融と経済が乖離。経済状態は良く見えるが、支援策が有効期限切れとなれば、ボラティリティが高くなる可能性がある。

・今回の決算発表で、各銀行は憶測がたくさんあることを警告。新会計ルールの基、銀行は前もって貸倒金を積む必要あり。致死性ウイルスが経済に打撃を与えれば、景気低迷がどれほど続くか予測するのはかなり難しい。

アメリカの失業率は2021年6月まで2桁に留まるだろう(JPM)。景気回復まで、GDPは35%以上落ち込むだろう(C)。

・銀行にとって一番の懸念はクレジットカードビジネス。銀行に担保はない。今のところ大きな動きはない。ロックダウンにより支出は減少しているが、借り手は返済のため、政府からの支援金を活用している。

・債券取引事業はうまくいった。JPMは99%、Cは68%、同事業の売上を伸ばした。

・WFCは大きな投資銀行部門を保有しない。2016年に明るみになった不祥事の後処理にまだ対応し続けている。24億ドルの損失は市場予想より悪く、WFCは今後悪化することを見込んでいる。

・景気後退の長さ、厳しさに対する我々の見方はかなり悪化している(WFC)。

 

銀行は様々な業界と取引しているので、見通しに対するコメントは説得力があります。今後の景気動向を予想するのに役立ちますので、読んでよかったです。

 

一番気になったのは、景気後退は遅れてやってくるという言葉。確かに、今は政府の景気刺激策により、消費者の手元にはお金があります。この刺激策が終われば、景気後退に陥るというのは納得です。これは警戒してしまいます。

 

ただ、政府は軟着陸させようと、景気刺激策を継続するかもしれません。大統領選挙までは続けるかもしれません。大統領選挙後に本格的な景気後退が来るとか?

 

そろそろ追加投資をしようと思っていたのですが、また様子見したくなりました。感染の再拡大、経済活動の再制限は続いていますし。

 

株式投資を始めて以来、今回ほど企業の決算発表が気になる時はないかもしれません。新型コロナウイルスの影響により、各業界が変わろうともしていますので。その他業界の決算発表も気にかけたいと思います。 

以上

 

◆参考文献

Reuters、"Big U.S. banks predict more economic pain from coronavirus"

https://www.reuters.com/article/us-usa-banks-results/big-u-s-banks-predict-more-economic-pain-from-coronavirus-idUSKCN24F1WS