7/16付のCNBCの記事を読みました。今後の市場の見通しについて、(アメリカの金融サービス会社である) アリーインベストのチーフストラテジストの方が意見を述べています。以下要約です。
◆要約
・過去数週間、特にこの1週間は、アメリカでの新型コロナウイルスの新規感染者数が大きく増加した。経済再開が遅れたり、後戻りも聞こえ始めている。
・根本的な市場の兆候を懸念。10年長期国債の利回りが1%を超え、金は1オンス$1,800越え、ボラティリティは高まっている。
・経済の逆転は、景気回復を覆し、ニュースの見出しに踊らされる市場を生み出す可能性あり。
・6月の経済データは改善した。次にどうなるかがわからない。安定するのか、減速するのか?
・大統領選挙がヘッドラインを占拠し始めるタイミングでもあり、市場は重要な分かれ道に来ている。
・一方、株式や国民に対する政府の支援策など、前向きな情報もあることも確か。長期投資家には、(短期、長期に分け投資する)バーベル戦略を取ることを推奨する。
・11月に何が起きてもいいように準備するべき。不確実性が高まれば、ボラティリティも高まる。
記事内に書かれているように、アメリカでは新型コロナウイルスの新規感染者数の増加が止まらず、経済活動に影響を及ぼし始めています。
専門家が「どうなるかわからない」とはっきり言ってくれるとこちらも助かります。今の状況下では、予測するのは無理だと言ってくれると私も悩まずに済みます。
私は株価の下落を待ちます。追加の景気刺激策も準備されているので、大統領選挙が終わった後、もしかしたら株価が上昇しているかもしれません。そうなったら、仕方がないですね(^^;
株価上昇の材料がありますので、ある程度下がった時のチャンスを逃さないようにしたいと思います。
以上
◆参考文献
CNBC、"The market is at a crossroads with surging coronavirus cases and the election looming, Ally Invest strategist says"