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バンクオブアメリカ「バリュー投資は死にました」

アメリカのビジネス、技術ニュースの専門サイトである)Business Insiderの記事を読みました。英文は9/8付、日本語訳は9/14付のものです。バンクオブアメリカが9/8に発表した報告書の内容が記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

・バリュー株投資は死んだ。この10年間、対グロース株では、バリュー株のリターンは過去最悪。

新型コロナウイルスの感染拡大で、この状況はさらに悪化。景気後退、低金利、低インフレが要因で、グロース株とバリュー株のリターンの差は79%となっている。

・継続するデフレと低金利がグロース株(特にアメリカ大型株)の成長を支える。マクロ経済の状況が変わらない限り、この状況は続く。つまり、グロース株の成長も継続する。

・長期の負債を抱える成長企業にとって、低成長、低インフレ、イールドカーブ平坦化は歓迎されるもの。一方、バリュー株から生み出される短期的な配当金の価値は低下。

・この状況下、バリュー株のリターンを向上させるには、以下の対応が必要。

(1)小型株に限定

1926年以降、グロース株に対し、バリュー株の小型株は年5.5ポイントリターンが高い。大型株は+3.4ポイント。この数十年間、小型株有利な状況が特に続いている。

(2)格付け重視

格付けを参考にし、優良株を選択する。(割安銘柄が放置される状況を表す)バリュートラップ、また衰退産業を避けるため。

(3)マクロ経済の動向を注視

マクロ経済の状況を掴み、トレンドを把握する。ワクチン開発と経済再開は、不人気金融商品を支えたり、企業の成長に期待しすぎる結果となる可能性が高い。

最近、ラッセル1000指数(バリュー株指数)のパフォーマンスが、2008年以降のグロース株のパフォーマンスを上回ったため、買われ過ぎは明らか。

(4)無形資産で企業価値を算出

従来から使われている銘柄評価ツール「PBR(=株価/1株当たり純資産)」は使わない方が良い。計算に必要な簿価は、今日の企業にとって重要な資源が含まれていない。

代わりに知的財産、営業権、ブランド価値等、無形資産が重要。2008年、S&P500企業の資産の84%が無形資産。

 

刺激的なタイトルに引き寄せられ、この記事を読みました。内容を読むと、バリュー株投資を諦めたわけではなく、過去よりも儲からなくなっているので、リターン改善への提言がまとめられています。

 

内容はなかなか私には新鮮でした。小型株、(割安銘柄が放置される状況を表す)バリュートラップなど、普段、私は意識していません。バリュートラップは耳が痛いですね。私も陥っているかもしれません(^^;

 

ニューヨーク証券取引所NASDAQ上場企業の内、時価総額が1001位~3000位の企業から構成されている)ラッセル2000という指数が小型株の指標とのこと。小型株のことはまた調べてみたいと思います。

 

格付けは一応、私も参考にしています。SBI証券のウェブサイトには、企業によって(格付け付きの)評価レポートが掲載されています。レポートの出所はモーニングスターです。

 

この記事で挙げられた点は確かに大切なポイントだと感じます。読んでよかったです。今後頭に入れて、銘柄選定を行っていきたいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)Business Insider、"「バリュー投資は死んだ」…それでも利益を上げるための4つのステップ"

https://www.businessinsider.jp/post-219893

https://markets.businessinsider.com/news/stocks/stock-market-outlook-value-investing-dead-improve-returns-bofa-bargain-2020-9-1029570553#

2)SMBC日興証券、初めてでもわかりやすい用語集

https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/ha/J0665.html

3)マネリテ、"米国小型株指数の代表格「ラッセル2000指数」とは?"

https://manelite.jp/russell2000/