9/24付のSeeking Alphaの記事を読みました。9/21~9/25に開催されたConcordia Annual Summit(企業や政治家、NPOが集まるフォーラム)で、Philip MorrisのCEOが述べた言葉が記事になっています。以下要約です。
◆要約
・正しく規制された奨励と支援の下、我々は10~15年以内に、多くの国で紙巻きタバコの販売を終了させることができると考える。
・紙巻きタバコはニコチンを消費する最も有害な手段。我々は燃焼しない商品にフォーカスするだろう。
・11.2百万人超のPhilip Morrisのユーザーは、紙巻きタバコをやめ、煙の出ない商品に移行した。
・我々は煙のない未来を提供するために変身する。有害な対立がどのように真の成長を遂げるか(今回の場合はどのように紙巻きタバコ根絶を進めるか)、私は直に経験している。
・議題を狭めるため、科学は武器になり得る。科学が政治問題化、対立することを我々は許すべきではない。
紙巻きタバコから、煙の出ないタバコに移行していくトレンドがあります。調べてみると、Philip Morrisは将来、紙巻きタバコから撤退することを3年半前に発表しているんですね。知りませんでした(^^;
Philip Morrisには、10~15年以内に多くの国で紙巻きタバコ販売を止める意思があるようです。具体的な数字が出ると現実的になり、緊張感が高まります。
これが現実になるかわかりませんが、トップのタバコメーカーが言っているので、可能性が高いと考えておきます。
同じくタバコ銘柄のアルトリア株を私は保有しています。アメリカはどうなるかわかりませんが、無煙タバコのトレンドは強く受けると感じます。
世の中のタバコ需要は今後減っていくかもしれませんが、無煙タバコのトレンドに乗り、両社ともなんとかうまく乗り切ってほしいです。
以上
◆参考文献
1)Seeking Alpha、"End to cigarettes in 10-15 years in many countries: Philip Morris CEO"
2)テレビ朝日ニュース、「フィリップ モリス」紙巻きたばこから撤退表明
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000095509.html