10/15付のBloombergの記事を読みました。ゴールドマンサックスが、今後の市場動向について予想しています。以下要約です。
◆要約
・債券利回りの上昇。
・年内に新型コロナウイルスワクチンが少なくとも1つ承認。
・今回の大統領選挙でバイデン氏勝利、上院、下院、共に民主党が勝利することで、セクター内で資金が大きく移動する可能性あり。
・テクノロジー株を中立に引き下げ。短期的には同株のバリューが下落すると予想。
・銀行、自動車をオーバーウエイトへ、食料、飲料、タバコをアンダーウエイトへ変更。
・以上は、次の数か月間で、政策、経済動向が変化することが背景にある。資金移動の大きさはかなりのものになるだろう。
・長期的にはグロース株、ディフェンシブグロース株が有利。
・銀行銘柄は景気敏感株。過去数年、リターンは低いが、投資する価値は高い。
資金移動の度合いが大規模になるという点が気になります。ゴールドマンサックスが投資判断を引き下げたテクノロジー、食料などの銘柄には、今は手は出さないようにしようと思います。
一方、引き上げたセクターには注目したいと思います。今、銀行銘柄は配当率が高いので惹かれます。
あと、もう1つ。セクター間で資金の移動は起きますが、長期的にはグロース株が有利ということなので、大手ハイテク株は下げても一時的なものになりそうです。
大統領選挙、その後の議会選挙が終わるまで株価動向を追いつつ、銀行銘柄に投資するか、考えたいと思います。
以上
◆参考文献
Bloomberg、"テクノロジー株は騰勢失い、銀行や自動車が上昇へ-ゴールドマン予想"
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-15/QI8FQCT1UM1901