10/29付の日経新聞の記事を読みました。アメリカの大統領選挙が間近に迫っています。選挙の勝者はすぐに決まらない可能性があり、その場合の投資家の心構えについて記事は解説しています。以下要約です。
◆要約
・バイデン氏、トランプ氏、どちらが勝利しても、規模の大きい財政政策が実行されるだろう。新型コロナウイルス感染再拡大を不安視する国民を支えるのが最優先のため。
・同政策、及び継続される金融緩和政策の下、株価上昇が期待される。
・すぐに勝者が決まらないことがリスク。郵便投票の割合増加も影響する。今回は、11/3の投票後、結果はすぐに出ないということがコンセンサス。
・そのため、追加景気対策の実施遅延が懸念される。結果、アメリカ株上昇への期待が薄れ、またドル安(円高)の可能性も。候補者のどちらか勝つかよりも、いつ決まるかが注目されている。
<グラフ> いつ大統領が決まるか
(出典:Quick、日経ヴェリタス)
・バイデン氏、トランプ氏、どちらが勝つかを予想して投資戦略を変える必要なし。どちらが勝っても追加の景気対策で株価上昇が期待できる。
・プロの運用会社が使用する(余分な資産を削減し、ポートフォリオの質を高める)トリミングという手法が効果的。大統領、追加景気対策が決定し、株価が上昇するタイミングで、投資を再開する。
記事の内容は目新しいものではありませんが、11/3の大統領選挙日が近いので、現状を改めて確認できるものでした。
記事内で解説されているように、株価が上昇するタイミングで投資できればいいですが、それはプロにお任せします。私は素人なので株価が下落している今、買うのがいいかなと思っています。
11/3の前に買おうかなと思っていましたが、ここまで買えていません。結構株価は下がりましたが、(買いたい銘柄は)元が高かったので、まだ割安感が感じられません。
ならば比較的安価な銀行銘柄をと思っていましたが、ここ最近の下落では銀行株はあまり下げておらず、踏ん切りがつきませんでした。
(新型コロナウイルスの感染拡大による景気低迷のリスクはありますが)大統領選の勝者が決まれば株価は上昇基調になると思いますので、それまでにはなんとか追加投資したいです。
以上
◆参考文献
日経新聞、"米大統領選「延長戦」 投資家が知っておくべき対処法"
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65519180X21C20A0000000/