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NISAの利用、見直します。もう使わないかもしれません。

12/2付の日経新聞の記事を読みました。NISAは2016年からスタートし、その初めての移管期限が今月末に迫っています。選択肢がある中、どう判断すべきかを記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・年間非課税枠が120万円の一般NISAは2016年からスタート。同年に投資した非課税枠は今年(今月末)で終了。売却せず、保有し続ける場合の選択肢は2つ。

・1つは通常の課税口座。もう1つは21年のNISA口座へ移管(ロールオーバー)。現在値がいくらでも(120万円を超えていても)全額移管可能。 

<図1>NISA5年経過時のシミュレーション

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(出典:日経新聞

・NISA口座へ移管するかどうかは、今後の見通しで判断する方がよい。移管時の時価(上の図で言うと240万円)が次のNISA口座での取得価格となる。次の5年間で上昇すると判断するなら、NISA口座への移管が有利。

・次の5年間で下がると判断するなら通常の課税口座が優位。(別の資産を課税口座で運用し、利益を得ていた場合)損益通算できるため。NISA口座で生じた損失は損益通算できない。

・初めの5年間で値下がりし、1)次の5年間で値上がりし、売却すると判断する場合、(税金がかからない)NISA口座が有利。2)次の5年間で値下がりし、売却すると判断する場合、(損益通算できる)通常口座が有利。

・NISA口座へ移管した場合、新規に購入できる額は減る。100万円移管するなら、次の年の購入可能金額は20万円。

・下記図2は、NISA口座、課税口座に移管した場合のシミュレーション。上段はNISA口座に移管し、新規に120万円を課税口座に投資した場合。下段は課税口座に移管し、新規に120万円をNISA口座に投資した場合。

・値上がり幅が何れのケースも同じ場合、上段の方が手取りは多い。NISAの非課税枠が200万円に拡大したためとも言える。

<図2>NISA、課税口座に移管した場合のシミュレーション

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(出典:日経新聞
・非課税枠拡大は活用したい。言い換えると、評価益がある時はロールオーバーが有利(日興アセットマネジメント)。

・より価格上昇を見込める株式、投資信託の選択肢が他にあると判断するなら、そちらを次のNISA枠に割り当てるべき。移管検討時期は、ポートフォリオの見直し時期にもなる。

 

この記事を読んでびっくりしたことがあります。「移管時の株式の時価が、次のNISA口座での取得価格となる」という言葉です。この記事を読むまで、私はこの事実を知りませんでした(^^;

 

私もNISA口座を利用していますが、移管時期は2年~3年先だったので、今気づけてよかったです。

 

株式の時価が取得価格となってしまうと、過去5年間で上昇してきた分の利益確定ができません。対象銘柄の株価が大きく上昇しているなら、私は売って利益を確定させようと思います。そして、その銘柄が今後も上昇すると判断するなら、買いなおします。

 

ただ、NISA口座での購入はもういいかなと今は考えています。同口座だと、5年経過する度に売却するかどうかを判断しなければいけません。株価が購入価格から下げている場合だと、損益通算にも利用できません。また、売ってしまうと、5年の間に高くなった配当率を持つ株式も失います。長期投資には向いていないような気がします。

 

今回読んだ記事は、NISAの利用前提で解説されているので、売却することにはほとんど触れていません。ネットでNISAの記事をいくつか読んでみましたが、売却する選択肢に言及しているものは少ないです。NISAや株式投資を宣伝したい方が多いので、こんなものかもしれません。

 

まれに、「売った方がいい」「NISAはやらなくてもいい、後回しでもいい」と解説する記事もありました。

 

余談ですが、次の年のNISA口座に移管し、その時の時価が取得価格となった際、そこまで上昇していた分はどうなるんでしょう。取得価格が変わるとはいえ、移管時に株を売却するわけではありません。将来、NISA口座の株式を売却した時に、この上昇分は証券会社か、行政機関の取り分になるんでしょうか?

 

とにかく、新しい年が始まる前のこのタイミングに気付けてよかったです。とりあえず今は、NISAを利用しなくてもいいと判断しているので、来年はNISA口座で新規投資はやらないと思います。

以上

 

◆参考文献

日経新聞、"迫るNISAの「移管」期限 非課税枠の実質拡大も"

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66793130Q0A131C2K15300