1/4付のCNBCの記事を読みました。投資家のカール・アイカーン氏のインタビュー記事です。同氏は業界では有名なようで、CNBCのネットニュースを見ていると、時々名前が出てきます。アイカーン・エンタープライズ(ヘッジファンド)の創業者です。以下、記事の要約です。
◆要約
・各銘柄が実力以上の価格を付けられ、株価が上昇する場面を私は何度も見てきた。
・共通することがある。上昇はいつかは止まり、大きな調整が起こる。この調整がいつ起こるか誰にもわからない。起きた時、さらなる下落に気を付けること。
・もう1つの共通点は市場は「今回は違う」と言う。それが現実になることはない。
・1/4、アメリカの株式市場は急落したので、今回アイカーン氏は警告した。
・株式市場は下落の準備ができている(モルガンスタンレー)。
大規模金融緩和政策が背景にあるので、株価は上昇基調です。それでも、調整はいつかは起きるということを、1/4の下落と、今回の記事は思い出させてくれました。
記事の中身に目新しいことはありません。ただ、これだけ株価上昇が続くと、この記事に書かれているようなことを忘れてしまいそうです(^^; 今は株価上昇継続の理由がわりと明確なので、なおさらです。この記事は良いタイミングでした。
長期投資を始めた当初は、資金が貯まればすぐ投資していましたが、最近は投資したい気持ちを抑え、我慢できるようになってきました。
でも、株価が下落(調整)した時に、すぐに買いの判断ができるかはわかりません。大暴落した時には買えますが、今、株価が5~10%程度調整しても買いに動けるかは疑問です。「まだ高い」と思ってしまいそうです。これから学んでいきたいと思います。
以上
◆参考文献
CNBC、"Carl Icahn warns that the market rally could end in a painful correction and is hedging accordingly"