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個人投資家が新たなリスクになりつつあると警戒されています

1/30付のReutersの記事を読みました。今回のゲームストップ株に伴う株価上昇を、過去のバブルになぞらえて警告する内容です。以下要約です。

 

◆要約

・たとえ話の始まりのように聞こえる。パンデミックで制限が課せられている投資家は、資産価格が非現実的になるまで、その価格を吊り上げ始める。

・ある日、市場から買い手がいなくなるまで、その価格は上昇する。その後、価格は急落し、数時間の間に、年収の10倍超の財産を失う者も出てくる。

・1636年2月3日がその日だった。悪名高いチューリップバブルが弾け、資産価格は急落、痛みだけが残った。

・今年に入り、ゲームストップの株価は1,625%上昇。株価上昇を駆り立てるのは、コロナ以降、自宅に閉じ込められている個人投資家。彼らはRedditSNSの1種)上にあるWallStreetBetsのようなネット掲示板を調べ、ゲームストップの株を購入。中には、空売りを仕掛けるヘッジファンドに対抗する者もいる。

・ゲームストップ株を通して行われた争いは、2000年のドットコムバブルや、2008年の金融危機時のアメリカ不動産バブルとは明らかに異なる。後の2つは、経済成長を期待し、資金が流入、バブルとなった。

・しかし、ゲームストップ株を誤ったタイミングで購入した人々にとって、結果は同じになるだろう。今回、ウォール街は傷つかない。損害を受けるのは、生活費を失う小口の個人投資家GMOアメリカの資産運用会社)。

・ドットコムバブルは2000年3月がピーク。以降、下落が続き、ナスダックは2002年10月が底で、ピークから約77%下落した。一般家庭が持つ6.2兆ドルの資産が失われた(シカゴ大のAmir Sufi教授)。

・2008年の金融危機は16.4兆ドルの一般家庭資産が失われた。株価、住宅価格の両方が下落したため(FRB)。

・ゲームストップバブルが同規模の経済崩壊を起こすとは誰も思っていない。市場全体に対する同社の株式時価総額の比率は低く、また、多くの機関投資家個人投資家が同銘柄を保有しているわけではないため。

ロビンフッドのような無料証券取引アプリの繁栄が、個人投資家が市場へ参入するハードルを下げ、資産バブルを増長(ボストン大のRonnie Sadka教授)。

個人投資家はシステミックリスクになりつつある。SECの同リスクへの対策は不十分(ボストン大のRonnie Sadka教授)。 

チューリップバブルの二の舞になる。投資している彼らは、Reddit上で推奨されている(ゲームストップ等の)企業が何を売っているのかすら理解していない(ウェッドブッシュセキュリティーズ)。

チューリップバブルと同じ結果になるなら、ゲームストップの熱狂は短期的な信用リスクに繋がる可能性あり(南カリフォルニア大のAnne Goldgar教授)。

 

株価上昇が継続する今、警告してくれるちょうど良い記事でした。

 

今回のゲームストップ株が影響した株価調整は驚きました。首謀者は誰かわかりませんが、記事内で言及されているように、小口投資家の存在がリスクの1つになっていきそうです。

 

ロビンフッドのような無料証券取引アプリが発端で問題も起きていますし、今後、なんらかの規制が入るのかなと感じます。

 

今回の記事を読んで、今の株式市場に、より警戒するようになってしまいました(^^; ドットコムバブルの時は、ピークから底に達するまで2年半ほど要しているとのこと。かなり長いです。同じような状況に出会ってしまった場合、冷静にいられるようにしないといけません。

 

今回のバブル(上昇基調)が終わる時は、結構な割合で株価が下がるかもしれません。記事でも触れられているように、新規の個人投資家が株式市場に参入しているようですので。まだまだ先の話になると思いますが、下落時に投資できるよう、資金を確保しておきたいです。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"Analysis: A tulip by another name? 'Gamestonk' and the case for investor caution"

https://www.reuters.com/article/idUSKBN29Z0HG