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金融緩和政策の転換時期が早まると市場は予想しています

2/24付のReutersの記事を読みました。中央銀行は大規模金融緩和の継続を表明していますが、市場はちょっと違う考えを持っていると記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

アメリカだけでなく、ヨーロッパ、日本、その他地域の長期国債利回りが上昇中。

アメリカの追加景気対策やワクチンが、各国のGDP、及び物価を上昇させ、各国の中央銀行は計画よりも早めに金融緩和方針を見直す必要が出てくると市場は考えている。

・実質利回り(=名目利回り-物価上昇率)の急上昇を市場は懸念している。実質利回り上昇は金融緩和縮小に繋がる。

・実質利回りの急上昇を受け、FRB含め、各国の当局者は金融緩和方針維持をアピール中。

・しかし、この当局者のメッセージに対する市場の関心は薄いように見受けられる。FRBのパウエル議長はインフレ率の目標を達成するまで3年はかかると発言したが、発言後の利回りの下げ幅は数bpのみ(100bpが1%)。

・これは、大規模金融緩和政策の方針転換時期を市場は織り込み始めているから。市場はアメリカ経済の回復に自信を持っており、年末までには金融緩和政策は縮小に転じるとみている(INGバンク、オランダの金融機関)。

FRBが利上げに踏み切る時期は来年と、短期金融市場は示す。

・コロナの影響を受け、世界には数兆ドルの貯蓄がある。20年12月のアメリカの貯蓄金額は過去最高値。コロナが終息方向に向かえば、この貯蓄が消費に回る。これが経済の大きな変化をもたらし、各中央銀行フォワドガイダンス(将来の金融政策を発表すること)が機能しなくなる恐れも(インサイト・インベストメント、イギリスの資産管理会社)。

・市場は中央銀行を信じている。しかし、状況が変わった後、中央銀行が方針を変更することを市場は懸念(インサイト・インベストメント)。

・成長率の上昇が続く中、現行の金融緩和政策を続ければ、インフレの期待はさらに高まる。市場を見て、中央銀行が方針を変更せざるを得ない状況が来るか?

・成長率、インフレ率の上昇に繋がるなら、FRBは市場には自由やらせる。ただ、FRBは市場を完全には信じていないと予想する(モルガンスタンレー)。

 

中央銀行が計画よりも早めに金融緩和政策を見直すのでは?と市場は予測しているとのこと。早ければ政策見直しは年内、利上げは来年と市場は予測しています。

 

私はFRBの発表内容を結構鵜呑みにしていたので、考え方を改めないといけません。計画が早まることを市場が織り込み始めているのなら、株価の上昇基調も変わってきそうです。

 

アメリカの追加経済対策が実行に移され、それが経済指標に反映され始めた時、市場がどう反応するのか気になります。今後の株価動向が楽しみになってきました。 

以上

 

◆参考文献

Reuters、"アングル:「早期緩和縮小」を確信する市場、中銀にも耳貸さず"

https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2AP07L