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中国が目標とする世界の半導体関連企業

3/3付のBloombergの記事を読みました。半導体業界でも中国が覇権を目指していることを記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・3/5、中国で(日本の国会に当たる)全国人民代表大会が開催予定。この場で、世界で半導体産業を主導していくためのロードマップが示される。

インテルTSMCなど大手半導体メーカーに並ぶ企業育成が目的。中国にとって、半導体は核・原子力と同じく重要分野。

・(炭化ケイ素、窒化ガリウムなど新材料から構成される)第3世代半導体に中国は注目。この分野の主導権を握っている国は現時点でない。

・製造装置、ソフトウェア、新素材でも中国は優位に立ちたい意向。アメリカのソフトウェア企業であるケイデンス(CDNS)、シノプシスSNPS)、またオランダのASMLホールディングス(ASML、製造装置企業)が目標。

・しかし、半導体製造装置、設計分野で中国が海外勢と競うのには時間がかかる。現時点で追いつく手段はないため。2020年代末までに、中国企業国内需要の35%を満たすに留まると推測(IDCアメリカの市場調査会社)。

・中国はアメリカ政府が講じる規制とも戦っていく必要あり。

・中国との対立激化は、同国での半導体内製化を促進し、結果的に中国の成長を助けることに。また、世界が2極化する可能性も(IMEC、ベルギーのデジタル技術研究機関)。

<図>地域別分野別半導体企業の売上金額

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(出典:Bloomberg

・中国の半導体メーカーは今、シノプシスケイデンスがライセンス供与したソフトウェアを使用。(エンピリアンなど)中国企業は相当品を生み出そうと、研究、開発中。

コモディティ品であるメモリ分野でも、サムスン電子マイクロンテクノロジー(MU)を目指し、中国企業は投資を継続中。

半導体製造ファウンドリ業で首位のTSMCも、3年後は中国市場で、SMICなど中国企業にシェアを奪われる可能性あり(ブルームバーグ・インテリジェンス)。

・中国は2025年末までに1兆4,000億ドルをテクノロジーに投資、大部分が半導体

・第3世代半導体は高周波、高電力、高温下でも動作する。AI、量子コンピュータだけでなく、第5世代の無線周波数、軍用レーダー、電気自動車などでの利用が期待される。

アメリカのクリー(CREE、半導体メーカー)や住友電気工業は、第3世代半導体開発に着手して間もない。中国では三安光電、中国電子科技集団、SMIC、ウィルセミコンダクター、ナショナルシリコンインダストリーグループなどが第3世代半導体分野に参入。これらの企業は国家の支援を受けており、先行者利益を得る可能性あり(シティグループ)。

 

半導体の設計、製造、製造装置、ソフトウェア、全ての分野で、中国は自国企業の存在を高めようとしているようです。

 

この記事で挙げられている中国以外の企業に興味があります。買いたい銘柄もたくさんあります。

 

が、どれも株価がかなり上がっています。株式市場に資金が流入しているのに加え、半導体業界は期待されているのか、その他銘柄と比較して上げ幅が大きいです。

 

大きく下げた時に買いたいですが、今後も関連銘柄は上昇基調のようで、下げを待っているとなかなか買えなさそうで、悩ましいです(^^;

 

尚、配当率が低い銘柄も多いので、ポートフォリオに加える時は、(配当も求める私としては)その他銘柄とのバランスも気を付けたいと思います。 

以上

 

◆参考文献

1)Bloomberg、"中国、半導体でも覇権確立に照準-「第3世代」先行で主導権確保図る"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-03/QPD219T0AFB601

2)マネーポストWeb、"中国ハイテク産業成長の切り札となる「第3世代半導体」とは"

https://www.moneypost.jp/707904