3/9付のCNBCの記事を読みました。「株式投資の未来」の著者であり、現在ペンシルバニア大ビジネススクールの教授であるジェレミー・シーゲル氏のTVでのコメントが記事になっています。以下要約です。
◆要約
・ここ9か月間、私はかなり強気であった。そして、株式市場はまだ上昇の余地あり(シーゲル氏)。
・しかし、ナスダックは別。悪くなるとは思わない。2000年のドットコムバブル崩壊のようにはならないだろう。ただ、次の半年~1年間、市場をアウトパフォームするのは基本的に非テクノロジー銘柄(シーゲル氏)。
・市場は利回りを求めて、いわゆるバリュー株を選択するだろう。なぜなら、長期国債利回りはかなり上昇すると考えているため。長期金利の上昇が終わったとは思わない(シーゲル氏)。
・シーゲル氏は、2021年内にNYダウ平均は35,000ドルに達すると予測する。
・これは我々が見てきた中で、最も加熱された経済になるだろう(シーゲル氏)。
この記事を読む限り、シーゲル氏は強気だなと感じます。特に記事の最後にある「これは我々が見てきた中で、最も加熱された経済になるだろう」というシーゲル氏の言葉が気になります。
過去最高のバブルになるという意味でしょうか。それとも、過去最高に株式市場が実体経済とかけ離れた状況になるということでしょうか。
何れにしろ、株価は大きく上昇するとシーゲル氏は予想しているようです。ずっと様子見を続けている私ですが、少し追加投資したい気持ちも出てきました(^^;
ただ、あまり気持ちが大きくなりすぎないように気を付けたいと思います。まだ、現金比率も高くありませんし。基本様子見み、投資したとしても控えめにという姿勢は変えないようにしたいと思います。
以上
◆参考文献
CNBC、"Market bull Jeremy Siegel warns the Nasdaq rebound will unravel, favors value stocks"