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今年の株式投資戦略、6つのポイント

4/5付のReutersの記事を読みました。UBSウェルスマネジメントのチーフエコノミストの方が、今年の株式投資戦略について解説しています。以下要約です。

 

◆要約

新型コロナウイルスの脅威は世界で残るものの、ワクチン接種の拡大、各国の財政政策で世界経済は回復基調にある。

アメリカでは3月に1.9兆ドル規模の政策が成立。この度発表されたインフラ計画は(8年間で)2.3兆ドルの政策。さらに、今月中に教育・保育・介護に関する1兆ドル規模の政策が発表される見込み。

増税が検討されているものの、2022年に選挙があるため、大幅増は考えにくい。 

・2021年、どのように投資すべきなのか、6つのチェックポイントを挙げる。

1)リフレーション(物価上昇)への備え

・物価上昇への期待が長期金利の上昇に繋がり、金利上昇により、金融、資本財、素材銘柄が市場をアウトパフォームすると予測。

アメリカ家計貯蓄の増加が物価上昇の源。通常、アメリカの家計貯蓄額は年間約1.2兆ドル。2020年は約3兆ドル。さらに、21年3月中旬以降に始まったAmerican Rescue Plan Act of 2021による現金給付により、さらに貯蓄は増える。この貯蓄増加は特に、サービス消費の増加に繋がる。

2)利回りの確保

アメリカでの利上げは早くて2023年以降、EU、日本はさらに遅い。このような状況下では、利回り確保を意識した資産配分が必要。

・2020年、高い配当性向のアメリカ株のパフォーマンスは市場平均以下。今後は遅れた分を取り戻すのでは。

3)高いボラティリティの考慮

・金融政策、金利動向、米中関係、コロナウイルスとリスクは残っており、2021年、VIX指数(恐怖指数)は25~30の高めの水準で推移すると見込まれる。

ボラティリティが高い環境では、その高さを活かした戦略が活きる。変動に耐性のあるファンドへ投資するのも手。

4)アジアへの投資

・現在、アジア各国の経済は他国に先行し、正常化へ。中国は内製化から成る国内需要拡大、一路一帯戦略による経済拡大、環境政策実施により、国際的な存在を高めようとしている。 

・欧米各国と中国の関係は、大きく変動することはないが、厳しい状況が続くのでは。世界の2極化の行方は、中長期の視点で考えていく必要あり。

・アジア経済拡大の恩恵を受けるため、アメリカがTPP(環太平洋連携協定)、RCP(東アジア地域包括的経済連携)に参加することも考えにくい。

・今後のアジア経済の拡大を投資戦略に含めるべき。地政学リスクもあるが、投資を行っていく上で、中長期的にはアジアは重要。

5)構造的変化から伴う成長分野

・今、世の中の構造が変わろうとしており、恩恵を受ける成長分野へ投資すべき。対象は、5G、フィンテック、ヘルステック、グリーンテック、デジタルサブスクリプション、フィットネス、フードデリバリー、オンライン講座など。

6)持続可能性

・ 持続可能性を考慮した投資への関心は高い。環境対策は世界の中長期的な課題。需要拡大、技術革新が期待できる。今後、「持続可能性」には資金が集まってくるだろう。

 

今年、来年以降の投資に向け、記事で挙げられていることを参考にしたいと思います。長期投資する身としては、特に気にしたいのは上記の4)と5)でしょうか。

 

アジア企業(特に中国経済圏)を対象にしたETFなどあれば、買ってもいいかなと思っています。(日本以外の)アジア企業のことはよくわからないので、手を出すならETFだけにします。

 

世の中の構造的変化から成長が期待できる分野は、普段から意識していきたいと思います。これを理解しないと、そもそも、世の中から置いて行かれそうです。

 

持続可能性は意識しません(^^; 企業なら、このテーマにそれなりに取り組んでくれると信じます。

 

あと気になるのは、配当性向の高いアメリカ株のパフォーマンスが高くなるのではという予測です。

 

直近で、大手ハイテクなど、グロース株が上昇しています。グロース株からバリュー株への資金移動が終わった後、次はバリュー株からグロース株への資金移動が起きると解説する記事をいくつか読んできたので、これからバリュー株から資金が逃げていくのかなと思ってしまいます。

 

配当性向の高い銘柄の株価も下げてくれると、買いたくなるかもしれませんので、動向に注目したいと思います。本当はグロース株を買いたいのですが、値を下げている方を優先します。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"コラム:今年後半への投資戦略 市場を読み解く6つの視点=青木大樹氏"

https://jp.reuters.com/article/column-daiju-aoki-idJPKBN2BS0A0